平成3699日目

1999/02/23

この日のできごと(何の日)

【オリックス・イチロー外野手】マリナーズのキャンプに参加

「(日本に)帰りたくなくなってきている、と一日目で思い始めている」−オリックスのイチロー外野手が23日(日本時間24日)、米アリゾナ州ピオリアで行われている米大リーグ、シアトル・マリナーズの春季キャンプに合流。あこがれの米大リーグで第一歩を踏み出した。マリナーズのユニホームに着替えて現れた姿は、新たな環境に身を置いた者の初々しさがにじんでいた。

米アリゾナ州ピオリア。あくまでも武者修行だが、ロッカールームで大リーグのユニホームにそでを通す際、オリックスの同僚の星野、戎らを前に「似合う? 似合う?」と、はしゃいだという。

胸に「MARINERS」のロゴ、背中に「ICHIRO」の文字と背番号「51」をつけたユニホームを着て現れたイチローは、いきなりグリフィーと組んでのキャッチボール。打撃練習ではグリフィー、ロドリゲスらとお互いの打法をまねしてじゃれあうなど、大リーグの雰囲気を初日から満喫した。両選手から一緒にプレーしたいと言われた。

イチローは「気持ち良くやらせてもらえた。どんな男なんだと思われると思っていたけど、選手は受け入れてくれた。(日本に)帰りたくなくなってきていると、早くも一日目で思いはじめている」と話し、精神的にもかなり充実している様子だった。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【民主党】鳩山邦夫氏の離党を承認

民主党は23日の持ち回り常任幹事会で、東京都知事選に出馬する鳩山邦夫副代表が提出していた離党届を承認した。また鳩山氏が議員辞職した後に実施される衆院東京2区補選で都議の中山義活氏の公認を決めた。《共同通信》

【柿澤弘治元外相】自民党の離党勧告を拒否

自民党東京都連の島村宜伸会長は23日午後、党方針に逆らって東京都知事選に出馬表明した柿澤弘治元外相と会談し、離党を勧告した。しかし柿沢氏はこれを拒否。会談後、記者団にも「党籍にはこだわりたい」と、自ら離党する意思のないことを強調した。

島村氏は同日午前の東京都連所属の国会議員会議の方針を受け、柿澤氏に立候補の取りやめをあらためて要請したが、柿澤氏は「初志を貫徹したい」と拒否した。《共同通信》

【政界談話室】

○・・・野中広務官房長官は23日の記者会見で、衆院日米防衛協力指針特別委員長の山崎拓氏が、5月の小渕恵三首相の訪米前に新指針関連法案を衆院通過させる意向を示したことについて、「委員長が一人話しても法案が(通過して)いくわけではない」と山崎氏の「独走ぶり」を批判。続けて「委員会の理事や関係委員の協力をいただいて、早期に法案が成立するよう期待している」と与野党間の十分な根回しが必要との認識を示した。山崎氏の発言が、自由党や自民党内に波紋を広げているだけに、野中氏が戒めた格好。《共同通信》

【第6次ゴラン高原派遣輸送隊】小渕首相に帰国報告

2月23日のできごと(何の日)【ゴラン高原第6次輸送隊】小渕首相に帰国報告

2月23日、昨年8月から国連兵力引き離し監視隊(UNDOF)に派遣されていた第6次ゴラン高原派遣輸送隊が帰国し、総理官邸で保坂隊長より帰国報告が行われた。総理はねぎらいの言葉とともに、「わが国の中東和平のための努力への人的貢献として、極めて重要な意味を持ったと考えています」と述べた。《首相官邸》

【皇太子殿下】39歳の誕生日

皇太子さまは23日、39歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、東京・元赤坂の東宮御所で記者会見し「子どもの教育問題や環境問題に関心を持って理解を深めていきたい」と公務について具体的なテーマに触れて語られた。また「同世代の方々との交流を通じて、皇室に対する考えや期待が少しでも分かれば」と、国民との対話から今後の皇室像を探っていくという考えを示した。

この一年を振り返り、ご自身が名誉総裁を務めた昨年3月の長野冬季パラリンピックを「人間の限りない可能性が、多くの人々に夢と希望を与えた」と高く評価。一方で国内の不況や国内外で相次いだ洪水などの自然災害にも触れた。

ご夫妻で弔問に訪れたヨルダンのフセイン国王の葬儀には「4年前の訪問で心温まるもてなしを受けた厚意に対するお礼と、国王の遺徳に心から弔意を表したいと思い現地に向かった」と、前回の訪問の思い出を交えて話した。

ご夫妻での生活の中では「お互い話し合う時間を大切にしている」とし、そうした時間の確保は「私たちは幸い共働きなので」と冗談ぽく笑われた。皇太子さまのビオラと雅子さまが最近始めたフルートで合奏をしているエピソードも披露した。

国民の間で高まっているお子さま誕生への期待については「期待の大きさ、事の重要性については、よく認識しております」とだけ述べた。《共同通信》



2月23日 その日のできごと(何の日)