平成3691日目

1999/02/15

この日のできごと(何の日)

【山岡久乃さん】死去

「渡る世間は鬼ばかり」など、テレビドラマのお母さん役で長年親しまれた女優の山岡久乃さんが15日午後10時2分、胆管がんによる心不全のため川崎市内の病院で死去した。72歳。東京都出身。

宝塚歌劇団、俳優座を経て、1960年台後半から70年台にかけ「肝っ玉母さん」「ありがとう」といったテレビドラマに母親役で出演し、幅広い人気を集めた。脚本家橋田壽賀子さんのドラマの常連で、90年から続く「渡る世間ー」シリーズは、テレビ界屈指の高視聴率番組。山岡さんはドラマの中心となる勝ち気な母親を演じていたが、98年10月からの新シリーズでは、病状が悪化したため出演を断念していた。《共同通信》

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【男子ゴルフ】ツアーの一本化で合意

男子ゴルフのツアーが分裂していた問題で、対立関係にあった新団体の日本ゴルフツアー機構と日本プロゴルフ協会(PGA)が15日、東京都内で緊急会談、今季36試合を予定するツアーの一本化で合意に達した。両組織が同日午後に発表し、昨秋からの騒動が一気に収束した。

選手会の倉本昌弘会長は、今季の開幕戦となる東建コーポレーション・カップ(3月11−14日)を含むPGA側ツアーに出場を控えるよう基本方針を示していたが、ツアー一本化によりこれを撤回。尾崎将司ら有力選手は従来通りツアーに参加していくことになった。《共同通信》

【自民党】都知事選めぐり混迷

自民党は15日午後の役員会で、東京都知事選に元国連事務次長の明石康氏を擁立する方針を再確認するとともに、森喜朗幹事長が中曽根康弘元首相や、柿澤弘治元外相が所属する山崎派の山崎拓会長らと相次いで会談し、立候補に意欲を示す柿澤氏を説得するよう要請した。しかし、山崎氏が柿澤氏との会談で「このままでは共倒れになる」と翻意を迫ったのに対し、柿澤氏は「(立候補の)気持ちは変わらない」と述べ、これを拒否した。

明石氏は同日夜、記者団に対して「環境が整っていないことは明らかだ。いろいろな人に歓迎され、喜ばれる形なら出るが今の仕事に愛着もある。(分裂すれば)出馬意欲をそがれる」と述べ、自民党が一本化しない場合は出馬を再検討する意向を示唆した。

森氏は15日午後の記者会見で、柿澤氏が党の方針に反して立候補したら「党に不利益な立場をとったとして当然、除名も含め処分の対象になる」と言明した。柿澤氏に自重を求めたものだが、都知事選をめぐる党内の候補者調整はさらに混迷を深めそうだ。《共同通信》

【小渕恵三首相】「外国船寄港は国が判断」

小渕恵三首相は15日の衆院予算委員会の「安全保障・外交」をめぐる集中審議で、高知県が外国艦船の寄港時に核兵器の不搭載を証明する「非核神戸方式」の条例化を検討していることについて「寄港自体は、外交の責任を有する立場の国が判断すべきで、非核証明書提出を求めて寄港を妨げることがあってはならない」と述べ、条例化はこのましくないとの考えを表明した。

首相は「外交の処理に地方自治体の関与、制約があってはならない」と指摘、高知県に、こうした国の考えを回答したことを明らかにした。

また首相は、国連決議に基づく多国籍軍に参加している米軍への後方地域支援活動について「わが国の平和と安全にかかわるということに尽きる」との前提で、日米防衛協力のための新指針(ガイドライン)関連法案での実施が可能との見解を示した。《共同通信》

【この日の民主党】

来日中の韓日議員連盟のメンバーが15日、民主党本部を訪れ菅代表らと約30分にわたって懇談した。

朴泰俊・同議連会長は冒頭、「昨年の金大中大統領来日以降、両国間の雰囲気が変わっている。とくに文化面での影響が大きい」「旧正月の前に、新日韓漁業協定に基づく操業条件の合意ができ、感謝している」「(在日韓国・朝鮮人)参政権問題の解決に向けたご努力にも感謝している」とあいさつ。菅代表も金大統領が日本でおこなった国会演説にふれ「心のこもった内容でとてもよかった。日本国民の気持ちも、一般に大統領を迎えるときの気持ちを大きくこえていた」と述べ、歓迎の意を表した。

北朝鮮への対応についても、朴会長は南北朝鮮直接会談の兆しが出てきていることや、米中を含む四者会談の進展などの成果を挙げたうえで「北朝鮮が誤った判断をすることが一番怖い。そうならないように、ご協力を願いたい」と要望を述べた。伊藤英成副代表、鳩山由紀夫幹事長代理、中野寛成政調会長、山花貞夫選対委員長、生方幸夫衆院議員、内藤正光参院議員も同席した。《民主党ニュース》



2月15日 その日のできごと(何の日)