平成3684日目

1999/02/08

この日のできごと(何の日)

【ヨルダン・フセイン国王】葬儀

45年9カ月にわたってヨルダンを率い、混迷と不穏の中で中東情勢の安定化に情熱を傾け、7日にがんのため63歳で死去したフセイン国王の葬儀が8日午後、首都アンマンでイスラム教の伝統に従い、厳かに行われた。

2月8日のできごと(何の日)【ヨルダン・フセイン国王】葬儀
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米国を中心とする西側との協調路線を貫き、アラブ穏健派として死の直前まで中東和平の実現に奔走したフセイン国王に別れを告げるため、葬儀には米国のクリントン大統領夫妻やロシアのエリツィン大統領など40カ国以上の首脳が参列。日本からは皇太子ご夫妻と小渕恵三首相が参列した。《共同通信》

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【小渕恵三首相】ヨルダン新国王に支援表明

小渕恵三首相は8日午後(日本時間同日夜)、ヨルダンのフセイン国王の葬儀に参列する一方、弔問に訪れている米国やフランスなど各国首脳や、ヨルダンのアブドラ新国王と短時間ながら相次いで個別に会談した。

クリントン米大統領との会談では、中東和平の実現に向け、日米両国が協力を強化することが重要との認識で一致。首相は5月の訪米を「実りあるものにするため、ともに努力したい」と強調した。またアブドラ新国王は「日本は信頼に足る友好国である」と強調。首相は弔意を示すとともに、引き続きヨルダンに対する経済支援を継続していく考えを表明した。

小渕首相はフランスのシラク大統領と英国のブレア首相に対し、平成11年度のプラス成長転換を目指し、経済対策を積極的に進めていることを説明。シラク大統領は小渕首相の姿勢を評価し「必ず良い結果が出ると確信している」と述べ、ブレア首相も「小渕首相の努力を支持し、成果に期待する」と表明した。小渕首相はこのほか、サウジアラビアのアブドラ皇太子、ドイツのシュレーダー首相、イスラエルのネタニヤフ首相、パキスタンのシャリフ首相、シリアのアサド大統領、パレスチナ解放機構(PLO)のアラファト議長らとも言葉を交わした。

首相は当初、弔問外交を積極的に展開し、中東重視の姿勢をアピールする方針だったが、もともと窮屈な日程だった上に、到着時間が大幅に遅れた影響もあり、一応の存在感を示すにとどまった。《共同通信》

【東京都知事選】自民、鳩山氏相乗りを断念

自民党は8日、東京都知事選の候補者選びで、民主党とは協力しない方針を固め、民主党の鳩山邦夫副代表が出馬した場合の相乗りを断念した。

自民党都議団の2つの会派は同日、①民主党と組むことはあり得ない②柿澤弘治元外相以外にも、第三の候補を検討する③今週中に結論を得る、などの方針を決定した。

森氏は役員会で、こうした都連の意向を尊重する考えを表明。公明党など幅広い支持が得られる「第三の候補」擁立に全力を挙げる。既に女性や民間人を対象に選考作業に着手している。《共同通信》

【大阪オリンピック招致委員会】発足

2008(平成20)年夏季五輪の大阪開催を目指す全国組織「大阪オリンピック招致委員会」が8日、発足した。五輪招致をめぐる国際オリンピック委員会(IOC)委員への買収・過剰接待疑惑を契機に招致活動規定そのものが変わってくる可能性もあり、活動の方向を見極められない「手探り状態」での出発となった。

大阪市内のホテルでの設立総会で磯村隆文大阪市長が「五輪憲章の深遠な理念にのっとり、正々堂々かつクリーンな招致活動を進める」とする宣言を朗読、採択された。

小渕恵三首相や閣僚ら政府関係者が「IOCの改革の行方を見定めたい」として招致委入りを見送ったほか、一部の地元選出国会議員も参加せず、予定より105人少ない545人での旗揚げ。開催地を決定する2001(平成13)年9月のモスクワでのIOC総会に向けて、既に立候補を表明している北京、パリなどと競うことになる。《共同通信》



2月8日 その日のできごと(何の日)