平成3682日目
1999/02/06
この日のできごと(何の日)
【東京都知事選】鳩山邦夫氏、舛添要一氏、出馬に意欲
民主党の鳩山邦夫副代表は6日夜、都内で共同通信などの取材に応じ、東京都知事選への出馬について「都政が重要だという気持ちが日に日に増している。考えてみるとえらい仕事で、やりがいがあるなあ、と高まってくる気持ちはある」と述べ、出馬への強い意欲を表明した。
邦夫氏は出馬の可能性について「五分五分だ。10−0でも9−1でもない」としながらも「都知事のチャンスがある状況で、都知事の道もどうか、と言われることは大変光栄だ。いろいろな意味で(気持ちは)整理されてきている」と強調した。この後、邦夫氏は都内の自宅前で記者団に「確実に前を向いて歩くのが男の生きざまだ」と述べた。《共同通信》
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国際政治学者の舛添要一氏が各党の候補者選考が混迷する東京都知事選への出馬に意欲を見せている。
舛添氏は5日、自民党の森喜朗幹事長に電話し「民主党の鳩山邦夫副代表が出馬し、自民党が相乗りすれば4年前の青島幸男氏のように野末陳平氏が当選する可能性もある。それなら私が出馬したい。7日のフジテレビの番組で出馬表明するかもしれない」と述べた。
舛添氏は、自民党都連内部でも都知事選候補として名前が浮上した経緯があるが、森氏への電話では「(自民党に)公認や支援を求めない。ただ、柿澤弘治元外相を除けば自民党に一番近い」と、無党派候補としての出馬を検討していることを強調した。《共同通信》
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【西武・松坂大輔投手】プロ意識も大物
西武の高知・春野キャンプ。6日は気温が15度まで上がり、しかも快晴の土曜日とあって球場には約5000人が詰め掛けた。中でも人気を集めるルーキーの松坂大輔投手は、移動するたびに大勢のファンに後を追われた。
数百人が見つめたブルペンでの52球は、途中から捕手の構えが低くなり、本格的な投球を思わせた。特に終盤に投げ込んだ力強い速球は、受けた大石バッテリーコーチを「思わず押された」とうならせた。
「今の段階では全力で投げたが、下半身をもっとしっかりしないと。まだまだです」と本人に浮かれたところはない。「カーブを投げた後の直球が良くなるから」という理由でカーブを多めにまぜるなど、落ち着いた調整ぶりに首脳陣の信頼も増している。
杉本投手コーチは「自主トレの時からわれわれの考えより一週間分くらい先を進んでいる。それだけグラウンドで毎日考えているということ」と高校生離れしたプロ意識に驚いていた。《共同通信》
【ヨルダン】皇太子に全権委譲
ヨルダン政府は6日、元首であるフセイン国王(63)の危篤に伴う権力の空白を埋めるため、憲法規定に従い、後継者のアブドラ皇太子(37)を「国王代理」に任命、全権を委譲した。
フセイン国王が回復する見込みのないことからとられた措置で、王位継承の手続きが始まったといえる。《共同通信》
【米大統領不倫もみ消し疑惑】ルインスキさん証言ビデオ公開
「秘書に会いに来たことにしろ、と大統領に言われました」。大統領の不倫相手として不倫もみ消し疑惑の渦中にいた元実習生モニカ・ルインスキさん(25)は6日、弾劾裁判で公開された証言ビデオで初めて「素顔」を披露し、クリントンレ米大統領の不利になるような内容も確信に満ちた表情で語った。
黒髪、黒い大きな目、真珠のネックレス姿のルインスキさんは小さい右手を挙げて宣然後、きびきびした声で質問に答えた。疑惑発覚直前に大統領の盟友のジョーダン弁護士との会食で「大統領を愛しているね」と言われた時を思い出して「赤くなったと思う」と、恥ずかしそうに笑った。
ルインスキさんはこれまでの供述内容から逸脱しないよう神経質な様子を見せたが、大統領が関係を伏せるため「いつもの作り話」をするよう促したことや、ジョーダン弁護士から命じられ大統領への愛情をつづったノートを捨てたことなど、大統領側の「隠ぺいエ作」も淡々と語った。
公開されたビデオでは、性的関係について触れていないが、非公開部分では、最初の関係があった1995年11月15日、ルインスキさんは大統領に迫りもしなかったし大統領が拒否もしなかったと語り、「受け身」を主張する大統領側に反論している。《共同通信》