平成3659日目

1999/01/14

【小渕第一次改造内閣】発足

小渕恵三首相は14日午後、内閣改造を断行、自自連立政権が正式に発足した。首相は同日午前の閣議で「国民の政治に対する信頼を回復し、世界から尊敬される日本を創造するために連立政権を樹立する」と決意を表明した。保守党同士の連立政権としては昭和58年12月発足の自民党と新自由クラブによる第二次中曽根内閣以来、約15年ぶり。自由党からは野田毅幹事長が自治相として入閣、首相が求めてきた小沢一郎党首の入閣は見送った。

1月14日のできごと(何の日)
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閣議後、西田司自治相と井上吉夫国土、北海道、沖縄開発庁長官、竹山裕科学技術庁長官の3閣僚が首相に辞表を提出した。これを受け首相は、小沢党首との合意に基づき2閣僚ポストを削減。その他の17閣僚は留任させ、小渕改造内閣は18閣僚でスタートした。

国土庁は関谷勝嗣建設相、北海道開発庁は川崎二郎運輸相、沖縄開発庁は野中広務官房長官、科技庁は有馬朗人文相がそれぞれ兼務する。

首相は閣議で「自由党との間の政策協議で合意に達したので内閣を改造する。自由党からの入閣、閣僚削減の問題もあり、3人の閣僚の交代をお願いする」と述べ、各閣僚に理解と協力を求めた。

午後1時すぎに野田氏を官邸に呼び、野中官房長官が記者会見で改造内閣の名簿を発表した。その後、首相と新閣僚が認証式に臨む。午後三時すぎに初閣議を開き、続いて首相が記者会見を行う。

首相は連立に当たって森喜朗幹事長ら自民党執行部には手を付けず、辞任閣僚も小渕派の枠内とするなど人事異動を最小限にとどめることで、党内情勢の流動化を回避した。

平成8年11月に第二次橋本内閣発足で社民、新党さきがけが連立を解消して以来、自民党単独政権が続いていた。《共同通信》




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【第120回芥川賞、直木賞】選考会

第120回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考委員会が14日、東京・築地の「新喜楽」で開かれ、芥川賞は平野啓一郎氏(23)の「日蝕」(新潮8月号)に、直木賞は宮部みゆき氏(38)の「理由」(朝日新聞社)にそれぞれ決まった。

平野氏は京大在学中。石原慎太郎氏、大江健三郎氏、村上龍氏に続く四人目の大学生芥川賞作家の誕生となった。23歳での受賞も石原氏、大江氏、丸山健二氏と同じく最年少。受賞作は文芸誌「新潮」に投稿し、巻頭を飾ったデビュー作。

贈呈式は2月19日午後7時から東京・丸の内の東京会館で。正賞(時計)と副賞各100万円が贈られる。《共同通信》

【大相撲初場所】5日目

大相撲初場所5日目(14日・両国国技館)横綱若乃花が湊富士を力強く押し出し、初日からの連勝を伸ばした。不調の横綱貴乃花は蒼樹山を押し出して2勝3敗とした。大関は貴ノ浪が勝ち、武蔵丸は敗れ、ともに3勝2敗。三役陣は関脇千代大海が小結栃東をはたき込んで5連勝し、関脇琴乃若は小結出島を寄り倒して白星先行。関脇武双山は負けて2敗、小結琴錦は4連敗となった。全勝は若乃花、千代大海と平幕の濱ノ嶋、千代天山の四人。十両は雅山、舞の海、追風海が4勝1敗でトップ。《共同通信》

【米・コーエン国防長官】小渕首相、高村外相と会談

コーエン米国防長官は14日、小渕恵三首相と首相官邸で会談し、日米防衛協力のための新指針(ガイドライン)関連法案に関連して、「(日本が周辺事態に喚して)迅速で、責任ある決定的な行動が取れることが重要だ」と述べ、実効性がある形での同法案の早期成立を強く要請した。首相は「自由党との連立ができたので審議が加速されることを期待している」と早期成立への決意を示した。

これに先立って長官は、同日朝に都内のホテルで高村正彦外相とも会談、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)がミサイル実験の動きを見せた場合には、実験阻止のため日米韓の三国が警告措置をとる必要があるとの認識で一致した。対北朝対応では、それぞれの国内事情の違いを超えて三国が緊密に協力していくことを確認した。

米軍機による日本での低空飛行訓練問題は、これまでの安全確保策を米側が順守することを確認。土、日曜日の訓練を、必要不可欠な場合を除き行わないことなどを内容とする新合意を結ぶことを確認した。《共同通信》

【政界談話室】

自民党の森喜朗幹事長は14日、コーエン米国防長官を党本部の総裁応接室に迎えた。森氏は壁にかかった故鳩山一郎氏ら歴代総裁の肖像写真を紹介しながら「日米安保を含めて両国の友好に尽くしてくれた人たちだ」と説明。自由党との政策協議を終えて連立政権発足にこぎつけたことにも触れながら「これからは日米防衛協力のための新指針(ガイドライン)関連法案など重要法案をどんどん国会で通していく」と宣言した。将来の総裁候補であることをさりげなくアピールした格好だ。《共同通信》



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