平成3652日目

1999/11/07

【米上院】大統領弾劾裁判を開始

クリントン米大統領の不倫もみ消し疑惑で、米上院本会議(定数100、共和党55、民主党45)は7日午前(日本時間8日未明)、偽証、司法妨害の罪で訴追された大統領に対する弾劾裁判を開始した。大統領弾劾裁判は米史上2人目、131年ぶり。

弾劾裁判の評決でクリントン大統領が有罪となり、罷免される見通しは小さいものの、歴史的な裁判の開始で大統領は米国史に汚点を刻むだけでなく、2年の任期を残して指導力を失い、米政治が停滞する懸念が深まっている。

裁判では、重要証人を喚問して本格的な審理を望む共和党と、証人を呼ばない略式審理を主張する民主党の対立が深まっており、実質審理の開始が遅れて終結は早くとも2月中旬にずれ込むとの見通しが強い。

7日は、主任検事役のハイド下院司法委員長(共和党)が2つの弾劾訴追条項を上院本会議で読み上げた。裁判官役のレンキスト最高裁長官が、陪審員となる上院議員全員の宣誓を受けた後、審理手続きの非公式協議のために休廷する予定。裁判は原則公開される。《共同通信》




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【昭和天皇十年式年祭の儀】

昭和天皇が亡くなって10年がたち、命日に当たる7日午前、皇居と東京都八王子市の武蔵野陵で「昭和天皇十年式年祭の儀」が行われた。

武蔵野陵での「山陵の儀」には、天皇、皇后両陛下、皇太后さまの名代の常陸宮妃華子さま、秋篠宮御夫妻ら皇族のほか、三権の長、昭和天皇の親族、宮内庁職員ら約80人が参列した。

モーニングにコート姿の天皇陛下が陵前に進んで玉ぐしをささげ「国家、国民をお守りください」との趣旨の昭和天皇をしのぶ御告文を読まれた後、皇后さま、華子さまと礼拝が続いた。

一方、歴代天皇の霊を祭る公共の皇霊殿では「皇霊殿の儀」が行われ、束帯姿の皇太子さまと十二単の雅子さまが、両陛下の名代として拝礼された。《共同通信》

【瀬戸大橋】通行台数5000万台突破

本州と四国を初めて結んだ瀬戸大橋の瀬戸中央自動車道で7日午前、1988年の開通以来、通行車両数が上下線合わせて5000万台を突破、岡山、香川両県側でそれぞれ記念行事が行われた。

瀬戸大橋は、岡山県倉敷市児島と香川県坂出市の約16キロをつないだ6つの橋の総称。《共同通信》

【全国高校ラグビー】啓光学園(大阪)7年ぶり2度目の優勝

第78回全国高校ラグビー大会最終日は7日、東大阪市の花園ラグビー場で決勝を行い、啓光学園(大阪第一)が大工大高(大阪第三)に15−12で勝ち、7年ぶり2度目の優勝を果たした。

前半26分に高倉のトライで追い付いた啓光学園は、後半5分に再び高倉が持ち込んで勝ち越し。8分に1度は逆転を許したが、27分にゴール前5メートルのラックから富岡が持ち込み、大会初の大阪勢同士の決勝を制した。《共同通信》

【全国高校サッカー】

サッカーの第77回全国高校選手権第5日は7日、東京・国立競技場で準決勝を行い、連覇を狙う東福岡(福岡)と、帝京(東京A)が勝ち進み、2年連続で決勝は同じ顔合わせになった。前回は東福岡が2−1で勝っている。

決勝が2大会連続、同じ顔触れなのは史上4度目で、連覇は戦後では第62、3回の帝京など、5校が達成している。

東福岡は前半、千代反田らのゴールで3−0とリード。後半、滝川二(兵庫)のエース林に2点を奪われたが、1点差で逃げ切った。2−0とリードした帝京は後半、前橋育英(群馬)の反撃に同点とされたが、ロスタイムに豊島が決勝シュートを決め、3−2で振り切った。決勝は8日午後2時から、同競技場で行われる。《共同通信》

【中島洋次郎衆院議員】議員辞職を表明

1996年10月の衆院選に際し、買収工作で後援会幹部らに現金2000万円を渡したなどとして、公選法違反の罪に問われた衆院議員中島洋次郎被告(39)=自民党を離党=の初公判が7日、東京地裁で開かれ、中島被告は起訴事実を全面的に認め、議員を辞職すると表明した。

意見陳述で中島被告は「自己の非を深く反省して心からおわび申し上げるべく、職を辞することにしました。罪が消えるわけではありませんが、今後できることを一つ一つ積み重ねて贖罪していきたい」と涙声で謝罪した。

弁護側は検察側提出の証拠すべてに同意、検察側立証はこの日で終わり、弁護側の情状証人の尋問などを経て3月にも判決が言い渡される。

中島被告は公選法違反も含め政党助成法違反や受託収賄など計5つの罪で起訴されたが、公選法の「100日裁判」の規定に基づき、他の4事件とは分離、先行審理される。

検察側の冒頭陳述によると、中島被告の陣営では、選挙運動の際「水を流す」と称して買収資金が後援会の地区幹部らに配られ、さらに傘下の運動員にばらまかれるなどしていた。《共同通信》

【田中真紀子氏】都知事選出馬を全面否定

今春の東京都知事選で自民党都議会会派の一つ「都議会自民党」が候補者として擁立することを決めた新潟5区選出で元科技庁長官の田中真紀子衆院議員が7日、衆院議員会館で会見し「都知事選は念頭にない。今後もない」と出馬の意思のないことを明らかにした。《共同通信》

【堺屋太一経済企画庁長官】「日本、大穴当て失敗」

「日本の失敗は、初めての競馬で大穴を当てた人が陥る失敗に似ている。工業社会としての圧倒的な成功体験が、以後の改革を阻んだのだ」。7日、パリ第一大学(ソルボンヌ)で行われた堺屋太一経済企画庁長官の講演の質疑応答で、長官は当意即妙の話術で日本の危機と政府の対策を説明、廊下まであふれた聴衆からしばしば笑い声が上がった。

「アジアで欧州連合(EU)のような共同体は可能か」「日本の官僚主義の特質は」「日本で宗教的摩擦が少ないのはなぜか」。フランスの日本研究者らの質問に対し、堺屋長官は予定時間を20分近く過ぎるまで丁寧に答えた。

アジアでの共同体建設については「欧州と比較して各国の違いが大き過ぎる」と悲観論を示しつつも「文化は異なってもルールを統一することはできる」と回答。また「フランスの教育はエリート育成主義だが、日本では落ちこぼれをなくす主義。記憶力と協調性と辛抱のいい人が大蔵省に入ってくる」と官僚育成システムの違いに触れると、聴衆から再び笑いが。

堺屋長官は「予算などもっと現実的な質問を予想していたが、フランス人の問いは哲学的だった。閣僚としてより、作家として満足できる講演だった」と述べた。《共同通信》

【小渕恵三首相】「ユーロ圏経済解放を」

小渕恵三首相は7日午後、パリ市内で開かれたフランス経団連との昼食会で講演し、欧州単一通貨ユーロの誕生を歓迎するとともに「ユーロ圏経済が一層開放的なものになることを望む。欧州が引き続き各国と協力して保護主義との闘いに挑んでいくことを確信する」と述べ、ユーロ圏が世界に開かれた市場となるよう強い期待を表明した。

その上で、首相は「欧州、日本、米国が協力すれば、安定し発展的な国際通貨体制をつくることが可能だ」と述べ、ユーロ、米ドル、円を基軸とする「国際通貨三極体制」の確立を提唱。「その実現に向け「円が国際的に活用される環境整備を進めている。わが国も国際通貨体制の安定に貢献しなければならない」と円の国際化に全力を挙げて取り組む決意を披歴した。《共同通信》

【小渕恵三首相】仏・シラク大統領と会談


https://www.kantei.go.jp/

フランス訪問中の小渕恵三首相は7日夜(日本時間8日未明)、パリ市内のエリゼ宮でシラク大統領と会談し、国際通貨体制の安定に向けて金融監督制度の強化や国際通貨基金(IMF)の機能強化に協調して取り組むことで合意。米ドル、ユーロ、円による「国際通貨三極体制」の確立が重要との認識でも一致した。

会談後に両首脳は共同新聞発表を出した。また共同記者会見で大統領は、主要7カ国(G7)など約30カ国が為替制度改革問題などを討議する国際会議を今秋にパリで開く意向を表明。首相も基本的に同意した。

通貨体制の安定について両首脳は①金融監督規制の強化、ヘッジファンドの情報開示や機関投資家への対応②IMF暫定委員会と世界銀行・IMFの合同開発委員会の統合などの機能強化③ユーロと円のレートの安定化−など具体的課題を挙げてそれぞれ共同対処していくことを確認した。

首相は会談で「国際金融システムの改革、通貨の一層の安定に向け、欧州と協調していきたい」と指摘。同時に「円が国際的に活用される環境整備を進める」と円の国際化に全力を挙げる考えを表明した。これに対し、大統領は「ユーロは世界の通貨制度を安定させることが眼目だ」と述べ、誕生したばかりの欧州単一通貨ユーロの意義を強調した。

日本経済について首相が「1999年度にプラス成長を実現したい」と来年度の景気回復に強い決意を表明したのに対し、大統領は「日本の成長回復を信じている」と期待する考えを示した。《共同通信》



1月7日 その日のできごと(何の日)