平成3619日目

1998/12/05

この日のできごと(何の日)

【 HANA-BI】韓国で上映開始

日本の大衆文化の段階的開放に踏み切った韓国で5日、北野武監督の「HANA-BI」が日本映画として初めて一般上映された。「HANA-BI」に先立ち、在日韓国人の柳美里さんの芥川賞受賞作を韓国側の資本と監督が映画化した「家族シネマ」や、日韓合作の「愛の黙示録」が上映されているが、資本、監督、出演者とも日本人の完全な日本映画は「HANA-BI」が初めて。開放を象徴する「解禁第1号」となった。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【台北市長選挙】馬英九氏が現職破り初当選

「ポスト李登輝」の台湾政治を占う立法委員(国会議員)と台北、高雄両市長、市議選挙は5日投票が行われた。即日開票の結果、首都決戦となった台北市長選で国民党の馬英九・元法務部長(法相)が現職で野党、民主進歩党の陳水扁候補を破り初当選、市長の座を奪回した。《共同通信》

【民主党代表選】菅代表の再選確実に

来年1月の民主党大会で行われる党代表選挙で、菅直人代表の再選が5日、確実になった。同日午後、津市内で記者会見した鳩山由紀夫幹事長代理が、菅氏の再選支持を表明。既に羽田孜幹事長も不出馬の意向を示すなど有力幹部が再選を支持しており、他に有力候補も見あたらないことから、菅氏の再選が固まった。

鳩山氏は5日の会見で、「菅代表を軸としながら、民主党が歩み続けるのが最も望ましい。個人としては菅氏をしっかり支える役で努力したい」と、自らの代表選不出馬と菅代表の再選を支持する姿勢を明確にした。その上で「薬害エイズ事件で(官僚組織の)固い扉を開くことに成功した志こそ、政党人に求められる」と、政治家主導の政治を目指す菅氏の行動を評価した。羽田幹事長も「サポーターに徹する」との考えを示している。

菅代表は5日午後、広島市内で記者団に対し、鳩山氏の支持表明について「皆さん民主党のことを考えていろいろやっていただいている。私もやれることを一生懸命やって、自然体でいきたい」と、再選に意欲をにじませた。《共同通信》

【自由党】議員候補者コンテスト

自由党は5日、都内で「衆院議員候補者コンテスト」の最終審査を行った。小沢一郎党首自ら出演したテレビCMの効果もあり、全国から688人が応募。この日は、書類審査で合格した医師や大学教授、公務員ら190人余りが参加した。

小沢氏はあいさつの中で「政治家の命は理念、政策にある。(自由党と組んでも)参院で過半数に足りないのに自民党が連立を求めてきたのは、われわれの政治、行政、経済改革の主張を認めたからだ」と強調した。

この後、参加者らは10人1グループに分かれ、小沢党首や野田毅幹事長、扇千景参院議員会長、中西啓介選挙対策委員長による集団面接、幹部議員による個人面接に臨んだ。最終合格しても実際の候補者となることは確約されていないが、合格者には「選挙必勝法」や後援会づくりなどのガイダンスが行われる。《共同通信》



12月5日 その日のできごと(何の日)