平成3606日目

1998/11/22

【自由党・小沢一郎党首】国連軍参加は可能

自由党の小沢一郎党首は22日、小渕恵三首相(自民党総裁)との間で基本的に合意した安全保障政策に関連し「これまでの内閣の解釈を変えるということ。小渕内閣の憲法解釈を確立したということだ」と述べ、国連決議に基づき国連軍に参加できるとの認識で首相と一致したとの見解を示した。集団的自衛権の行使は許されないとする従来の憲法解釈にもつながりかねないため、論議を呼びそうだ。

また小沢氏は「党が了承しないという理由で政策を実行しないなら連立を解消する。組閣は(閣僚)17人で合意しており、できないなら協力できない」と述べ、平成11年度予算編成後の連立政権発足時、閣僚数を20人から17人に削減しない場合は、連立を白紙に戻す考えを表明した。

これはNHKやテレビ朝日の番組で語ったもので、小沢氏自身の入閣については「縛られるのでそのつもりはない」と否定し、自民党復党も「100%ない」と強調した。衆院解散、総選挙について「できるだけ早くやるのが憲政の常道だ」と述べた。《共同通信》




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【野党】自由党を批判

与野党の政策責任者は22日午前、NHKの報道番組に出演し、野党側は自民党と自由党の連立合意についてそれぞれ批判した。民主党の鳩山由紀夫幹事長代理は「(自由党は)権力志向であり、二大政党をつくりたいという志はどこへいったのか」と批判。共産党の筆坂秀世政策委員長も「参院選で自民党政権は駄目だと主張したのに、自民党と組むのでは国民の理解が得られない」と指摘した。

社民党の浜田健一政審会長も「自社さきがけの三党連立時代はアクセルとブレーキがあった。しかし(今回の連立が)憲法や平和問題にブレーキ役がない政権になっては困る」との懸念を表明した。

一方、自民党が連携を期待する公明党の坂口力政審会長は、自由党の対応に「気を付けて行ってらっしゃい、と言うしかない」と複雑な反応。今後は「政策ごとにケース・バイ・ケースだ」としながらも「野党に軸足を置く」と述べた。

これに対し、野田毅自由党幹事長は、先の臨時国会での金融再生関連法案協議に関して民主党との間に「力点の置き方が違った」。と指摘。「政局を絡ませない」と発言した菅直人代表)に対する不信も「ゼロではない」とし、「良い成果が出れば評価してもらえると思う」と反論した。自民党の池田行彦政調会長は「自由党とは共有する部分が多い」と述べた。《共同通信》

【大相撲九州場所千秋楽】琴錦関が有終の美

大相撲九州場所千秋楽(22日・福岡国際センター)前日優勝を決めていた琴錦が旭鷲山を得意のもろ差しで寄り切り、14勝1敗で史上初の2度目の平幕優勝に花を添えた。琴錦は殊勲、技能賞も合わせて獲得、史上1位の三賞受賞回数を18回に伸ばした。

横綱貴乃花は大関武蔵丸を下手ひねりで倒し12勝3敗。武蔵丸は11勝4敗。横綱若乃花は関脇千代大海に突き出され、13日目から3連敗で9勝6敗に終わった。千代大海は10勝目。小結武双山に敗れた大関貴ノ浪は、終盤5連敗で8勝7敗だった。《共同通信》

【木田優夫投手】タイガースへ

オリックスからフリーエージェント(FA)宣言をし、米大リーグ入りを希望していた木田優夫投手(30)が22日、移籍先の球団をタイガースに決めたことを明らかにした。

同投手はこの日、グリーンスタジアム神戸で行われたオリックスのファン感謝デーに参加。注目の移籍先について「タイガースに決めた。最初に会ったときに通訳とトレーナーを付ける条件を提示してくれたのはエンゼルスとタイガースだった。(交渉にタイガースの)GMとGM補佐が来てくれたのが決め手になった」と話した。

木田は10月28日にFAを宣言。日本の球団とは交渉の席に着かず、この日までにタイガースのほかエンゼルス、マリナーズなどから獲得交渉を受けていた。

木田は12月上旬に渡米し、正式契約を結ぶ予定で、FAによる大リーグ移籍は昨年、ヤクルトからメッツに移った吉井に次いで二人目となる。《共同通信》

【Jリーグ】1部参入決定戦

来季からの1、2部制移行に伴うJリーグの1部(J1)参入決定戦第1戦は22日、博多の森球技場ほかで行われ、アビスパ福岡−ジェフ市原は市原が2−0で快勝、ヴィッセル神戸−コンサドーレ札幌は神戸が2−1で逃げ切り、ともに勝ち点3とした。市原は20分に武田が頭で合わせて先制。31分にはスコルテンが2点目を挙げた。神戸は前半34分、永島がPKを決めて先制。41分に海本が加点した。第2戦は26日に市原と室蘭で行われ、2試合の勝ち点合計で上回った方がJ1に参入する。《共同通信》

【米・クリントン大統領】北に核開発全廃を要求

クリントン米大統領は22日、ソウル南郊の烏山米軍基地で兵士らを前に演説し、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に対して「すべての核兵器開発の廃棄」をはじめ、大量破壊兵器である化学・生物兵器や弾道ミサイルの開発と輸出を中止するよう要求した。

また、北朝鮮が朝鮮半島の和平に向けて「建設的な役割」を果たせるようになるまで「われわれは準備を整えておかなければならない」と述べ、北朝鮮の軍事的脅威がすべて除去されない限り、3万7000人の在韓米軍は有事即応態勢を維持すると言明した。

大統領は21日の米韓首脳会談後、北朝鮮・寧辺近郊の地下核施設疑惑は1994年の米朝核合意を危険にさらすと警告しており、この日の演説も北朝鮮に対する批判色が強い内容となった。

大統領は、核兵器や化学兵器など大量破壊兵器の拡散問題は「冷戦後の世界にとって最大の脅威」と位置付けた上で、北朝鮮はイラクと並ぶ「大きな懸念だ」と指摘。地下核施設疑惑と8月のミサイル発射は「危険な兆候が深まっている」事例だとして、米政府が両問題の解決を重視していることを強調した。

大統領は大量破壊兵器の開発放棄に加え、北朝鮮が核拡散防止条約(NPT)加盟国として、同条約を「全面的に順守」するよう要請。金大中・韓国大統領の「太陽政策」(対北柔軟政策)は支持するものの、米国と韓国は軍事面で「警戒態勢を維持しなければならない」と述べた。《共同通信》

【インドネシア】ジャカルタで宗教暴動

インドネシアの首都ジャカルタにある華人街の商業地区コタで22日、刀などを手にしたイスラム教徒が次々とキリスト教会を襲撃、7カ所以上の教会が全焼を含む大きな被害を受けた。スパルマン陸軍首都防衛師団長は、6人が死亡したと発表した。

群衆は日没後も、教会への放火や投石だけでなく、商店や車を壊して暴れ続け、宗教暴動の様相となった。宗教絡みの暴動は地方で時折あるが、首都では異例で、5月政変以降初めて。表面化した宗教対立が全国に波及する可能性があり、社会不安が拡大しそうだ。

襲撃が始まったのは、大統領宮殿から約1キロ北西の都心部で、コタ地区の南端。22日午前、数百人が「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫びながら、結婚式が行われていた教会」を襲って全焼させた。

群衆は刃渡り約1メートルの刀や角材、鉄パイプなどで武装。治安部隊が威嚇発砲しても解散せず、駆け付けた消防車を投石で追い払った。同日午後になると騒ぎはコタ地区北部に拡大。数千人が路上で投石などを繰り返した。

国軍当局者によると、現場で指揮していた首都防衛師団のウィドド中央地区司令官(中佐)と部下の二人が群衆に刃物で刺され、頭などに重傷を負った。

首都の騒乱としては、死者1200人以上を出した5月の大規模暴動、学生デモ弾圧を契機とした今月14日の住民暴動に次ぐもので、経済危機脱出を目指すハビビ政権の前途が一層険しくなった。

襲撃の背景について、首都防衛師団長は「モスク現(イスラム寺院)が焼かれたとの誤ったうわさが広がったため」と語った。《共同通信》



11月22日 その日のできごと(何の日)