平成3554日目

1998/10/01

この日のできごと(何の日)

【故・黒澤明監督】国民栄誉賞受賞

映画監督の故黒澤明氏の国民栄誉賞授賞式が1日、首相官邸で行われ、小渕恵三首相が長男久雄氏ら遺族に記念品や有田焼の花瓶などを手渡した。久雄氏からは首相に黒澤映画の名場面を集めた写真集がプレゼントされ、首相は「昔からファンだった。七人の侍が好きだ」などと思い出を語った。


https://www.kantei.go.jp/

表彰後、久雄氏は「国民の方々に喜んでもらえ、感動してもらえたからと思う。政府からというより国民から頂いたと考えたいと思っている」と記者団に語り、久雄氏の妻寛子さんは「自宅にある遺骨に報告したい」と述べた。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

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【核燃料サイクル開発機構】発足

動力炉・核燃料開発事業団(動燃)の事業を一部縮小し組織を再編、改称した特殊邦人「核燃料サイクル開発機構」(サイクル機構)は1日、発足。敦賀市には本社機能の一部を持った敦賀本部が誕生した。

高速増殖炉「もんじゅ」のナトリウム漏れなど相次ぐ事故、不祥事で動燃への批判が高まり、大幅な改革を迫られての再出発となった。しかし、主要業務の柱である「もんじゅ」の運転再開の見通しは立たず、新法人は厳しい状況の中でスタートした。《福井新聞》

【プロ野球・阪神】ようやく50勝

ヤクルト3−5阪神◇1日◇甲子園◇観衆5000人

阪神は一回に猛攻撃をかけ5得点。救援陣が反撃をかわし、ようやく50勝到達となった。一回一死満塁の好機に、2年目の浜中が2点左前打。さらに二回二死二、三塁から新庄が左中間に3点本塁打を放って加点した。中込は6回3失点。七回からは弓長ー伊藤とつないでしのぎ、最後を締めたリベラは25セーブ目を挙げた。

ヤクルトは高木が制球に苦しみ、カウントを取りにいった球を痛打された。《共同通信》

【政界談話室】

民主党の鳩山由紀夫幹事長代理は1日の衆院予算委員会で、小渕恵三首相への質問を「かつて自民党の派閥でお世話になった。首相に就任した直後に『なっちゃったからよろしく』と電話をいただいた。そんな人柄の首相に厳しいことを言わなければいけない」と物柔らかに切り出した。ところが、続けて「大臣になることが目的で、何をやるかは、なってから考えるというのでは理念なき姿だ」「何のために首相になっているのか」と辛らつ批判を連射。首相は「国家、国民のために努力してきた」と応ずるのが精いっぱいだった。《共同通信》



10月1日 その日のできごと(何の日)