平成3541日目
1998/09/18
この日のできごと(何の日)
【テニス・沢松奈生子選手】引退会見
日本女子テニス界のトッププロ選手として活躍してきた沢松奈生子(25)=富士銀行=が18日、東京都内で記者会見し、正式に今季限りでの引退を表明した。22日から始まるトヨタ・プリンセス・カップ(東京)が最後の公式ツアーとなる。引退後の活動は未定という。
沢松は、1995年に阪神大震災で自宅が全壊したショックを乗り越えて、全豪オープンで四大大会初のベスト8入り。96年にはウィンブルドン選手権のセンターコートに立つという夢を実現した。
「小さい頃からの目標が達成できたという満足感が大きくて、今後は向上心を持ってプレーできないと思い(全米オープン後に)決意した」と引退の理由を話した。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【大相撲秋場所】6日目
大相撲秋場所6日目(18日・両国国技館)5日ぶりに5人の横綱、大関陣が安泰。横綱若乃花は湊富士をはたき込みで破り、連敗を免れた。貴乃花、曙両橫綱は、持ち味を出した相撲でそれぞれ旭豊、琴乃若を退けた。大関武蔵丸も玉春日を危なげなく押し出し1敗を堅持。この四人に平幕栃乃洋を加えた五人が5勝1敗で並んだ。大関貴ノ浪は栃東を寄り切り4勝目を挙げた。関脇千代大海は小結武双山に押し出され3連勝の後、3連敗。小結出島は関脇貴闘力を押し倒した。関脇、小結勢は全員3勝3敗。十両は6戦全勝の大碇が単独トップ。《共同通信》
【長嶋茂雄監督】故・村山実さん宅を弔問
プロ野球巨人の長嶋茂雄監督は18日、8月22日に死去した元阪神タイガース投手の村山実さんの兵庫県芦屋市の自宅を訪ね“永遠のライバル”のめい福を祈った。
長嶋監督は空路、関西入りし午前11時半すぎ、コチョウランの花を携えて村山家に。
約20分間の弔問を終えた後、記者団に囲まれ「後楽園や甲子園のマウンドでの勇姿を思い浮かべながら、仏前で合掌しました。(ふ報を聞いた後)気になって気になって仕方がなかったけれども、スケジュール的にどうしても合わなかった。49日の前に弔問ができて多少は気持ちがすっきりしました」とほっとした表情を見せた。
また「村山さんは野球人生は燃え尽きて満足したでしょうが、60すぎの人生は悔いを残したでしょう」と早すぎる死を悔やんだ。《共同通信》
【金融再生関連法】修正協議が決着
金融再生関連法案の修正に関する与野党協議は18日午後、小渕恵三首相と野党党首との個別会談で、財政・金融分離、日本長期信用銀行への対処について合意、決着した。金融再生関連法案は修正の上、来月上旬、今国会での成立が確実となった。
同協議の決着が、金融不安解消と日本の金融システムへの国際的信任の回復につながるかどうかが注目される。《共同通信》
【小渕恵三首相】金融修正協議「首相として決断」
小渕恵三首相は18日夜、金融関連再生法案修正に関する野党党首との会談後、「金融システム安定のため(法案を)今国会で処理できるものと確信を得た。今後も与野党で十分に話し合い、一日も早く金融機関の不良債権を処理して景気を回復させたい」と決意を表明した。首相官邸で報道各社のインタビューに答えた。
首相は「最終的には内閣総理大臣としての私の決断だ。私のリーダーシップで対処させていただいたと思っている」と指導力を強調した。《共同通信》
【ボクシング】オスカー・デラホーヤ選手、王座防衛
世界ボクシング評議会(WBC)ウエルター級タイトルマッチは18日、米ネバダ州ラスベガスで行われ、チャンピオンのオスカー・デラホーヤ(米国)が挑戦者のフリオ・セサール・チャベス(メキシコ)に8回TKO勝ちし、5度目のタイトル防衛に成功した。デラホーヤは29戦全勝(24TKO)。
デラホーヤは8回、左フックでチャベスの顔面を捕らえると、ラウンド終了間際にラッシュを仕掛けた。両まぶたを切り、顔面血だらけのチャベスは戦意を喪失。8回終了後に挑戦者のセコンドが、試合を続行する意思がないことをレフェリーに伝えた。
デラホーヤは2年前にも、WBCジュニアウエルター(現スーパーライト)級タイトルマッチで、チャベスに4回TKO勝ちしていた。《共同通信》