平成3528日目

1998/09/05

この日のできごと(何の日)

【北朝鮮・金正日総書記】国家元首に

朝鮮中央放送によると、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は5日、最高人民会議第十期第一回会議を開き、憲法の修正・増補案を可決し、金正日党総書記を国防委員会委員長に再選出した。

新設の最高人民会議常任委員長に就任した金永南政治局員は会議で演説し国防委員長を「国家の最高地位」とし、金総書記が国防委員長として国家元首に就任したことを明らかにした。《共同通信》

小渕恵三首相は5日夜、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金日成総書記が国家元首に就任したとの発表について「北朝鮮の国家組織の中で、そういう形になっているのか。詳細な分析ができていないのではと思う。どういう権限をもたれるのか注目している」と述べ、新ポストの権限内容などを注視していく考えを示した。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【WBAスーパーフェザー級タイトル戦】畑山隆則選手、判定勝ちで初戴冠

世界ボクシング協会(WBA)スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦は5日、東京・両国国技館で行われ、挑戦者で同級2位の畑山隆則(横浜光)が2-0の判定でチャンピオンの崔竜洙(韓国)を破り、新王者となった。畑山は昨年10月の対戦で崔と引き分けており、再戦でタイトルを奪取した。

日本のジム所属選手で41人目の世界王者。戦績は23戦22勝(17KO)1分けとなった。8度目の防衛に失敗した雀の戦績は28戦24勝(14KO)3敗1分け。

日本の現役世界王者はWBAスーパーフライ級の飯田覚士(緑)、世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級の辰吉丈一郎(大阪帝拳)の3人となった。《共同通信》

【Jリーグ第2ステージ】第3節

Jリーグ第2ステージ第3節(5日・国立競技場ほか=9試合)浦和レッズが、3−0でヴェルディ川崎に快勝、開幕から3連勝で首位を守った。勝ち点9で並ぶ柏レイソルが得失点差で、2位。以下、横浜マリノス、ガンバ大阪が続いた。

浦和はMF小野の再三の好シュートからチャンスをつくり、ベギリスタインらの得点につなげた。柏、横浜Mはいずれも1点差の競り合いを制し、G大阪はVゴール勝ち。

第1ステージ優勝のジュビロ磐田は、2得点を挙げた中山の活躍で、2連勝の名古屋グランパスを下して第2ステージ初勝利を飾った。コンサドーレ札幌はアビスパ福岡に敗れ、連勝は2でストップした。《共同通信》

【小渕恵三首相】故・秋野豊さんを偲ぶ会に出席


https://www.kantei.go.jp/

5日、小渕首相は国連タジキスタン監視団(UNMOT)に政務官として派遣され、7月に殺害された「秋野豊さん(前筑波大学助教授)を偲ぶ会」に出席した。

会には小渕首相をはじめ、国連、筑波大学などの関係者約900人が参列、無念の死を悼んだ。首相はあいさつで「遺志に報いるためにも、新たな決意で国際貢献をいかに果たしていくか、真剣に取り組んでいきたい」と語った。《首相官邸》

【堀田善衛さん】死去

作家で評論家の堀田善衛氏が5日午前10時7分、脳梗塞のため横浜市金沢区の病院で死去した。80歳。高岡市伏木出身。

昭和27年「広場の孤独」などで芥川賞を受賞。政治と人間、時代との関係をテーマにした作品を数多く発表した。アジア・アフリカ作家会議の日本代表としても活躍した。主な作品に小説「海鳴りの底から」、評論「方丈記私記」(毎日出版文化賞)など。

堀田氏は旧制金沢二中に入学して5年間、金沢市内の伯父夫婦や、米国人牧師らの元で過ごした。香林坊、旧鷹匠町(現在の石引2丁目周辺)などに住み、音楽家を目指してピアノに熱中する日々を送った。金沢時代をつづった作品に「若き日の詩人たちの肖像」などがある。《北國新聞》



9月5日 その日のできごと(何の日)