平成3477日目

1998/07/16

【東京地裁】不法残留者に国保資格

不法残留の外国人でも国民健康保険に入れるかどうかが争われた訴訟で、東京地裁は16日、「在留資格がない外国人でも、定住する意思がある場合は被保険者になれる」との判断を示し、原告の中国人女性(30)が住む東京都武蔵野市に対して保険証発行を命じる判決を言い渡した。

原告側によると、不法残留者に国保加入を認める司法判断は初めて。厚生省は不法残留者を国保に加入しないよう自治体を指導しており、判決は政策にも大きな影響を与えそうだ。《共同通信》



【大相撲名古屋場所】12日目

大相撲名古屋場所12日目(16日・愛知県体育館)横綱貴乃花が5場所ぶりの優勝へ大きく前進した。貴乃花は1敗で追う平幕の琴の若を寄り切り12戦全勝。大関武蔵丸と琴の若に2差をつけ、きょう13日目に貴乃花が勝ち、この両力士が敗れると19度目の優勝が決定する。武蔵丸は横綱曙をすくい投げで転がし、10勝2敗。曙は元気なく3連敗で4敗目。新横綱若乃花は新関脇の千代大海に突き出され、出島の押しに土俵を割った大関貴ノ浪とともに3敗となった。千代大海は9勝目を挙げ、出島は勝ち越した。十両は安芸ノ州がただ一人2敗のままリード。《共同通信》

【政界談話室】

○・・・橋本龍太郎首相は16日、副作用で国内初の死者が出るなど、大きな反響を呼んでいる性的不能治療薬「バイアグラ」について記者団から聞かれ、「なんじゃ?」。厚生族のドンだけに薬物関係は詳しいはずだが、「知らない」と一言。官邸の残務処理に追われ、ちまたで話題のニュースまでは追いきれないようで、不能治療薬と分かって、質問した20代の男性記者に「君には必要かい」と切り返すのが精いっぱいだった。

○・・・村上正邦参院自民党幹事長はこの日、参院議員総会であいさつし、「(投開票日は)党本部で速報を見ていたが、悪夢を見る思いだった」と参院選を振り返った。「選挙を総括すると、その器でないものが指揮したと自責の念にかられる。これは人災だと感じる」と自らを責め、「国民の声、天の声が奈辺にあるのか。真摯に受け止め、回答して行くのが生き残ったものの義務だ」と最後まで沈痛な表情。《共同通信》

【梶山静六前官房長官】総裁選出馬固める

橋本龍太郎首相(自民党総裁)の後継を選ぶ自民党総裁選で、出馬見送りの公算だった小渕派の梶山静六前官房長官は16日、擁立を目指す動きが再び強まったことを受けて関係者に立候補の意向を伝えた。

梶山氏は同日午後、立候補の可能性を探っていた河野洋平前総裁と会談。河野氏は梶山氏が出馬した場合には、自らの立候補を見送り全面協力する意向を伝えた。河野氏は、梶山氏の推薦人に加わる方針。梶山氏は近く正式に出馬表明する。《共同通信》

【奥田敬和さん】死去

民主党両院議員総会長の奥田敬和氏は16日午前8時10分、胃がんのため東京・千代田区の病院で死去した。70歳。衆院石川1区選出で当選10回。郵政、自治、運輸各大臣を歴任し、5月6日、勲一等旭日大綬章を受章した。葬儀、告別式の日時は未定だが、金沢市で行われる見通しである。

現職である奥田氏の死去に伴い、衆院選石川1区の補欠選挙は、自治省から知事に死亡通知が届き、県選挙管理委員長に報告された日から40日以内に実施される。死亡通知が届くまでに1週間程度かかることから、8月18日公示、同30日投票を軸に調整が進められるとみられる。《北國新聞》



7月16日のできごと