平成3470日目
1998/07/09
この日のできごと(何の日)
【プロ野球・ロッテ】18連敗でストップ
ロッテ9−6オリックス◇9日◇神戸
ロッテが乱打戦を制し、連敗を18で止めた。ロッテは一回、一死三塁から佐藤の右前打で先制。続くキャリオンの二塁打で二、三塁とし、大村の2点適時打でこの回3点。二回は吉鶴の本塁打などで2点を加えて主導権を握った。小宮山は6勝目。《共同通信》
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6月12日に黒木が完投勝ちを収めてから実に27日ぶりの勝利。五十嵐を二ゴロ併殺に仕留めて、屈辱的なプロ野球ワースト記録の18連敗に終止符を打ったとき、初めてナインに笑顔が戻った。
「長かったね」。近藤監督の言葉にすべてが凝縮されていた。最後の勝利を収めたとき、2つだった借金が20にまで膨らんでいたのだから。
前半の大量得点にも簡単に勝たせてはくれなかった。わずか1点に抑えていた小宮山が六回に7連打を浴び3点差。それでも交代させる気はなかった。「小宮山と心中だよ。ほかにピッチャーがいないだろう」。自らマウンドに出向いてエースを激励。それを受けたチームの柱は期待にこたえ、見事に反撃を断ち切った。
やることなすことすべてが悪い方に回転した。バラバラだった投打のかみ合わせ。主力のけが。勝てる試合も土壇場で逆転を許し、近藤監督の心労は限界を超えていた。
残り試合はまだ67試合もある。「これから20連勝するよ」。気持ちに区切りをつけた監督は新たなるスタートを心に誓っていた。《共同通信》
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【大相撲名古屋場所】5日目
大相撲名古屋場所5日目(9日・愛知県体育館)前日に続き横綱、大関陣は安泰。横綱貴乃花は栃乃洋を寄り切り、新横綱の若乃花は初顔の五城楼を肩透かしで退け、そろって初日から5連勝。横綱曙は武双山を一方的に押し出して4勝1敗。大関武蔵丸は敷島を寄り切り5戦全勝。大関貴ノ浪は小城錦を寄り切って4勝目を挙げた。前日まで土つかずだった新関脇の千代大海と平幕の栃東が敗れ、全勝は貴乃花、若乃花、武蔵丸の3人。千代大海に勝った小結魁皇はようやく初日を出した。十両は安芸ノ州が5戦全勝で単独トップ。《共同通信》
【大分県佐賀岬町】少年ら、電車の屋根で「感電」
9日午前2時15分ごろ、大分県佐賀関町神埼のJR日豊線幸崎駅で「電車に上った友達が燃えている」と、大分市内の高校二年の女子生徒(16)から110番があった。佐賀関署員が駆け付けたところ、ホームに2人、線路に2人、電車の屋根に1人の男女計5人が倒れていた。
5人は大分市内などの病院に運ばれたが、同市の無職Aさん(16)が全身やけどで意識不明の重体、同市内の高一女子(17)と高二女子(16)、同県臼杵市内の会社員の少年(19)、同県米水津村内の無職少年(19)の4人が1−3ヶ月のやけどを負った。
Aさんらは電車の屋根に上っているうちに、約20000ボルトの高圧電流が流れている架線に触れたとみられる。屋根には通電でできたと思われる直径約3ミリの焦げ穴が4ヶ所あった。
調べによると男女6人は遊び仲間で、8日午後11時ごろ同駅に集まった。その後、近くの海岸で遊び、9日午前1時ごろ、駅に戻り6時16分発の始発を待っていた。
通報者の女子高生と会社員の少年がジュースを買いに行ったところ「パーン」という音がしてホームから明かりが見え、4人が停車中の普通電車(3両編成)の屋根で火だるまになったりホームに倒れたりしていた。仲間を助けようとして屋根に上った会社員の少年も感電した。
JR九州によると、同駅は夜間は無人。架線は半径約1メートル以内に近づくだけでも感電の恐れがあるという。《共同通信》
【小渕恵三外相】橋本首相からの禅譲に期待
小渕恵三外相は9日午前、沖縄市内の参院選自民党候補者の事務所であいさつし「(橋本龍太郎首相が)六大改革をやり遂げて、『あとはバトンタッチ』と言うんだったら、長年の盟友でもあるので、受けてもいいかなあと思っている」と述べ、橋本首相からの政権禅譲に強い期待感を表明した。
この中で、小渕氏は「(私が)次期総理という話もあり、(地元の)群馬県でもこの間、一万人大会でわたしを推挙いただいた」などと述べ、政権獲得に意欲を示した。《共同通信》