平成3469日目

1998/07/08

【プロ野球・ロッテ】18連敗

プロ野球の連敗記録を7日に更新したロッテは8日、神戸市須磨区のグリーンスタジアム神戸で行われたオリックス14回戦で4−6で敗れ、6月13日から1引き分けを挟み18連敗となった。

1900年以降の大リーグでは61年にフィリーズが記録した23連敗がある。《共同通信》

ロッテ4-6オリックス◇8日◇神戸

ロッテは攻撃が後手に回り18連敗を喫した。七回に代打フランコの適時打などで2点差に詰め寄ったが、終盤をフレーザーに締められた。オリックスは一回にイチローが左ポール際に本塁打。二回は藤井が右に打ち込む2ラン。三回は3安打を集めて加点した。先発の小林に疲れがのぞくと、水尾、そしてフレーザーと的確なリレーでロッテの反撃を絶った。《共同通信》

いつになったら出口が見えるのだろうか。この日で黒星が続けて18個も並んだのに。だが、トンネルを抜ける兆しは全く見えてこない。逆に追い打ちをかけるように、この日リーグ打率2位の平井が右わき腹を痛め登録を外れた。抑えの河本の復帰のめども立たない。チームの歯車はすべて狂っているようだ。

「先発ピッチャーが5回で6点も取られちゃね」。近藤監督はふがいない出来に終わった薮田の投球を嘆いた。その後は取り囲むカメラの放列に、気持ちが切れる寸前だった。

この日、新外国人のウォーレンがチームに合流した。宿舎で監督から「テーク・イット・イージー」と声をかけられると「今のチーム状態は分かっている。野球は簡単なものだよ」―。負けの連続に頭を抱えているチームにとって、リラックスするのが一番とでも言いたげだった。

9日の先発はエースの小宮山。「小宮山だから(連敗は)ストップしますね」と問われた監督は「そうそう」とこの時ばかりは力強く答えた。6月13日に小宮山から始まった地域。大黒柱は固く閉ざされた扉を、こじ開けることができるだろうか。《共同通信》



【大相撲名古屋場所】4日目

大相撲名古屋場所4日目(8日・愛知県体育館)新横綱の若乃花は敷島を寄り切り4連勝。曙、貴乃花の両横綱も白星を重ねた。貴乃花は五城楼を寄り切り4勝目。曙は栃乃洋を落ち着いて寄り切り1敗を守った。大関は貴ノ浪が小結魁皇を寄り切って1敗を堅持し、武蔵丸は4連勝した。魁皇は元気なく4連敗。新関脇千代大海と平幕栃東も勝ちっ放しで、全勝はこの二人と貴乃花、若乃花、武蔵丸の五人となった。十両は闘牙ら三人が4勝でトップ。《共同通信》

【メリルリンチ日本証券】首都圏で営業開始

米最大の証券会社メリルリンチの日本法人、メリルリンチ日本証券の首都圏第一号店となる大手町支店(東京都千代田区)が8日午前、オープンした。

米国本社からはD・コマンスキー会長ら幹部が記念式典や記者会見のために来日。日本版ビッグバン(金融制度改革)が進み、1200兆円という個人の金融資産をめぐり内外金融機関の獲得競争が激化する中、同社は幹部を勢ぞろいさせることで強い意欲を示した形だ。

同支店の最初の客として米国滞在中にメリルリンチで研修を受けたことがある元銀行員で音楽家の小椋佳さん夫妻が訪れ「従来の日本の組織や人間関係と違った新しいものになればと期待している」と話していた。

支店はメリルリンチが得意とする個人顧客の資産運用が中心で、株価ボードなどは置かれていない。57人の従業員はほとんどが元山一證券の社員。

メリル日本は、1日から長野支店(長野市)を開設しているが、首都圏は初めて。今週中に仙台、横浜、梅田(大阪市)支店、秋口ごろまでに札幌から熊本まで全国で計33店舗を開く。《共同通信》

【東京都台東区】2人組が現金輸送車襲撃、1億円強奪

8日午後3時10分ごろ、東京都台東区東上野の東京都民銀行御徒町支店裏の敷地内で、現金輸送用のライトバンから現金1億1000万円入りバッグを運んでいた東京東和信用組合(本店台東区)の本部事務部副部長、Aさん(58)が、二人組の男に襲われた。

二人はAさんを殴ってバッグを奪い、バイクで逃走した。Aさんは顔に軽いけが。警視庁捜査一課と上野署は、強盗傷害事件として二人組の行方を追っている。《共同通信》

【埼玉マッサージ師夫婦殺害事件】集金担当の銀行員逮捕

埼玉県宮代町でマッサージ師Aさん(74)と妻Bさん(67)が自宅で殺害された事件で、杉戸署の捜査本部は8日、殺人の疑いで、同県草加市、富士銀行春日部支店行員、C容疑者(31)を逮捕、同支店やC容疑者の住む家庭寮など数カ所を捜索した。

C容疑者は動機について「Aさんの金千数百万円をほかの顧客の融資に回し流用した。穴埋めできなくなり殺してしまった」と供述、容疑を認めているという。捜査本部は流用した動機や使徒についてさらに追求している。《共同通信》

【橋本龍太郎首相】恒久減税は1月実施

橋本龍太郎首相は8日夕、参院選遊説先の名古屋市内で記者会見し、所得税、住民税の恒久減税について「恒久的な税制見直しの結果、国民にも支持される減税を来年から実施したい」と述べ、来年1月から実施する意向を表明した。首相が実施時期を明言したのは初めて。

課税最低限については「景気の現状を考えると引き下げるような環境にない」と据え置くことを示唆した。

また、法人課税では「国際水準並みの引き下げについて本年中に結論を得たい」と述べ、平成11年度税制改正に盛り込みたいとの考えを明らかにした。

所得課税で4兆円、法人課税で1兆円の計5兆円程度の減税を軸に調整が進む見通しで、今月16日に自民党税制調査会を開き、検討に入る。政府、自民党は所得減税については今秋にも関連法案を成立させたい構えだが、減税財源として赤字国債を増発せざるを得ないことから、財政構造改革法の再改正が浮上する可能性があり、「財政再建路線」を進めてきた首相の政治責任が論議の焦点になりそうだ。《共同通信》

野党各党は8日午後、橋本龍太郎首相が所得税減税などの制度減税実施を表明したことに対し「今の時期に言うのは選挙目当て。選挙戦で相当苦戦を強いられ、ばくちを打ったということだ」(神崎武法新党平和代表)などと指摘、二転三転する首相発言を一斉に批判した。

民主党の鳩山由紀夫幹事長代理は「首相はもっと定見を持って発言してほしい」と強調した上で「国民の方を向いているのか、米国を向いているのか、大蔵省を向いているのかさっぱりわからない。結果として選挙目当て。何かそこには不浄なものを感じると非難した。

また公明は、鶴岡洋幹事長談話を発表し「恒久減税の早期実施は、欧米諸国からも指摘されていた。この数日間の首相の減税発言はあいまいで一貫性がなく、明らかに参院選向けのものだ」と指摘。自由党の野田毅幹事長は「これまで反対していて今なぜやるのか。財源はどうするのか。減税をエサにして票を巻き上げるのは選挙詐欺だ」と切り捨てた。

社民党の土井たか子党首は「日曜のテレビでは、首相は『そんなこと言っていない』と言っていた」と指摘した上で、「選挙目当てかどうか、皆さんお分かりでしょう。取って付けて急に言うからすぐわかる」と述べ、首相の減税発言は選挙目当てとの認識を示した。

一方、共産党の志位和夫書紀局長は「首相の言う恒久減税は、ひと握りの高額所得者に向けた“金持ち減税”いなる危険性がある」と批判した。《共同通信》



7月8日のできごと