平成3439日目

1998/06/08

【インド・バジパイ首相】パキスタンとの対話望む

インドのバジパイ首相は8日、開会中の国会(上院)で、「インドは今もパキスタンとの直接対話の道を開きたいと考えている」と述べ、パキスタンとの正式な対話をできるだけ早急に再開したいとの意向を表明、核実験で緊張した両国関係の改善に意欲を示した。

具体的な時期には言及しなかったが、来月にスリランカのコロンボで開催が予定されている南アジア地域協力連合(SAARC)首脳会議を念頭に置いた発言とみられる。バジパイ首相はまた「交渉に先立つ一方的な核分裂物質の生産抑制は難しい」としながらも、ジュネーブでの国連軍縮会議を舞台とした兵器用核分裂物質生産禁止(カットオフ)条約の多国間交渉に臨む用意があることを明らかにした。

さらに首相は「安全で繁栄したパキスタンはインドの利益である」とも指摘。この点をパキスタンのシャリフ首相に書簡で伝えたことを明らかにするとともに、シャリフ首相に対して「過去は過去としてわれわれの子どもや孫のことを考えようではないか」と呼び掛けた。

6日の国連安全保障理事会がインド、パキスタン両国に核兵器開発計画を断念するよう求めた点については「受け入れがたい」とした。《共同通信》




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【国会図書館】開館50周年記念式典

国内で発行される本、雑誌など出版物すべてを収集、一つの図書館としては日本最大の規模を誇る国立国会図書館(東京・永田町)が8日、開館50周年記念式典を開いた。

式典に出席した橋本龍太郎首相は「国立国会図書館は、わが国を代表する図書館として内外から高い評価を得ている。これからの高度情報通信社会でも総合的な情報提供機関として国民の期待は大きい」とあいさつした。《共同通信》

【政界談話室】

○・・・橋本龍太郎首相は8日、10日開幕するサッカーのワールドカップで「どこが優勝すると思うか」と記者団に聞かれ、間髪をいれずに「日本」との答え。「ライバルは」との質問は「日本」とはぐらかしたが、注目する選手を聞かれると「やっぱり中田君。一番仲良しだから。良いプレーをしてくれると思うよ」と熱心に説明した。首相は知人を介して中田選手と交際があり、サインボールを贈られたこともあるようだが、人気選手との関係を殊更に強調するあたりは、中田人気にあやかって『日本の司令塔』としての権威を復活させたいとの魂胆か?

○・・・自民党の加藤紘一幹事長はこの日、全国建設業協会との懇談会で「テレビ討論会に出ると(公共事業は無駄だと)攻撃されるが、それは疑問だ」と切り出した。「父は市長の時、町の中心地から離れた所に学校を新設した。周りに人家はなく寒いと言われたが、今は住宅密集地だ」と山形県鶴岡市長だった父親の故精三氏まで引き合いに公共事業擁護論を展開。とはいえ精三氏が市長を務めたのは半世紀近くも昔の話。「変わらないのは、選挙時の建設業界頼み」との声。《共同通信》

【米タイム誌】「米軍がベトナム戦争でサリン使用」

8日発売の米誌タイムは、ベトナム戦争当時の1970年、敵側に寝返った米兵を殺害する目的でラオスに侵入した米軍特殊部隊が、神経ガス・サリンを使用していたことを当時のムーラー米統合参謀本部長らが認めたと報じた。米CNNテレビとの合同調査の結果として伝えた。

ムーラー元議長は、ベトナム戦争中、ほかにも米軍兵士の救出作戦でサリンを使用したと認め、神経ガスの先制不使用政策を公言していた当時のニクソン大統領やキッシンジャー国家安全保障問題担当補佐官らも承認していたとの見方を示した。《共同通信》

【国際サッカー連盟】新会長にゼップ・ブラッター氏

国際サッカー連盟(FIFA)は8日、パリで開いた総会で次期会長選挙を行い、対立候補が投票途中で棄権したため、ゼップ・ブラッターFIFA事務局長(62)=スイス=の当選が決まった。親日派で知られるブラッター氏は、ワールドカップ(W杯)フランス大会終了後の7月13日付で正式就任する。

ブラッター氏と、ジョアン・アベランジェ現会長の組織運営を批判していたFIFA副会長でもあるレナート・ヨハンソン欧州サッカー連盟会長(スウェーデン)の2人が立候補。1回目の投票ではブラッター氏が111票、ヨハンソン氏が80票で、両者とも3分の2以上の支持を得られず、過半数で当選となる決選投票に移ったが、ヨハンソン氏が途中で棄権した。

ブラッター氏は1981年からFIFAの事務局長を務め、74年に会長に就任したアベランジェ氏の補佐役として、特にアフリカとアジアでのサッカーの発長を促した。

アベランジェ会長の地盤を受け継いだプラッター氏は、今後の政策でも現在の路線を基本的に継承するとみられる。

。2002年ワールドカップ(W杯)開催国の決定では、ブラッター氏はヨハンソン氏の主張する日韓共催にぎりぎりまで反対した。日本協会の幹部とは親しい関係だ。《共同通信》



6月8日 その日のできごと(何の日)