平成3332日目

1998/02/21

この日のできごと(何の日)

【長野五輪】第15日

第18回冬季オリンピック長野大会は大詰めとなった第15日の21日、スピードスケート・ショートトラックの男子500メートルで、西谷岳文(19)=阪南大=が金メダル、植松仁(23)=ヴェローチェ=も銅メダルを獲得した。

今大会、日本は5個目の金メダルで、総数も10個(銀1、銅4)となり、冬季五輪史上初の2けたメダルとなった。ショートトラックのメダルは1992年アルベールビル大会男子5000メートルリレーの銅以来。西谷は、冬季五輪で日本の十代選手として初の金メダル。《共同通信》

第18回冬季オリンピック長野大会は終盤を迎え、第15日の21日、アルペンスキーの最後を飾る男子回転で、日本のエース木村公宣(ロシニョールジャパン)は1分52秒15の13位で入賞を果たせなかった。

今季ワールドカップ(W杯)で自己最高の3位になっている木村は、1回目は霧で視界が悪いコースで慎重な滑りに終始して10位。2回目も本来の切れ味がなく、1956年コルティナダンペッツォ大会同種目で銀メダルの猪谷千春以来、42年ぶりの日本選手アルペンの入賞を逃した。優勝はハンスペテル・ブロース(ノルウェー)。《共同通信》

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【サッカー・ダイナスティ杯】代表選手発表

日本サッカー協会は21日、衰州合宿に参加した日本代表29人の中から選んだ、3月1日に開幕するダイナスティ・カップ(横浜国際総合競技場など)に臨むメンバー20人を発表した。

合宿に遠征した初代表4人と復帰2人の戦力のうち、MF増田忠俊(鹿島)とMF服部年宏(磐田)が残留。FW柳沢敦(鹿島)MF中村俊輔(横浜M)DF鈴木秀人(磐田)GK岡中勇人(G大阪)は選考から外れた。

ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を戦ったMF本田泰人(鹿島)DF斉藤俊秀(清水)らも選ばれなかった。

ダイナスティ・カップは、三連覇を狙う日本と、韓国、中国、香港の4チームの総当たりで争われる。

日本は23日から27日まで、同カップに向けて静岡県内で合宿を行う。

サッカーのワールドカップ(W杯)フランス大会に向けた本格始動となるダイナスティ・カップに臨む20人は、前に向かっていくプレー姿勢を強く求める「岡田色」が鮮明に出た格好となった。

豪州合宿の期間中、岡田監督は「代表チームは、のんびりと育成する場ではない。自分からはい上がってきてくれないと…」と漏らしている。初代表でただ一人残留したMF増田(鹿島)は持ち味のドリブル突破で果敢にゴールへ向かった。MF平野(名古屋)はチャンスと見れば得意の左足で思い切りシュートを放った姿勢が、評価されたのだろう。

FWは5人。注目された20歳の柳沢(鹿島)は「ゴールに向かう姿勢」が及第点に届かなかった。岡田監督は「大きな欠点もなく、才能のある選手」とその実力を認めたが、胸の内では粗削りでも、一人で相手陣内を突破していくような「勢い」を期待していたのかもしれない。

復帰組の服部(磐田)も、激しい生き残りレーズを勝ち抜いた。「非常に危険察知能力が高い」(岡田監督)守備能力に加え、物おじしない前向きな性格も評価されたようだ。

W杯の最終登録メンバーは22人。岡田監督は「豪州合宿に参加した29人とプラス3、4人の中から最終メンバーを決めたい」というが、生き残った20人がW杯へ大きなステップを刻んだことは間違いない。《共同通信》



2月21日 その日のできごと(何の日)