1997 平成9年12月16日(火)

平成3265日目

平成9年12月16日(火)

1997/12/16

【ポケモンショック】

12月16日のできごと(何の日)

テレビ東京系列などで16日夕、全国に放映された人気アニメ番組「ポケットモンスター(ポケモン)」を見た子供らが次々にけいれんを起こしたり、引きつけ、目がチカチカするなどの症状を訴える騒ぎになった。午前0時現在、550人以上が救急車で病院に運ばれるなどした。郵政省は17日にもテレビ東京関係者から事情聴取する。

番組はネット局を通じ全国37局のほか、ケーブルテレビでも放映された。大阪府内の75人を筆頭に、被害は小学生中心に3歳の幼児から20歳前後まで及んだ。大阪府の5歳女児が呼吸障害で一時重症になり、50人以上が入院したが、ほとんどの症状は軽く間もなく回復した。

番組を見た子供は「(キャラクターの)ピカチュウの目が光って、目の前が真っ白になって気持ちが悪くなった」などと話していることから、精神科医らは「光過敏性てんかんやヒステリー性失神の疑いもある」と指摘している。《共同通信》

【社民党党首選】立候補届け出なし

来年1月の党大会で土井たか子党首の任期が切れることに伴う社民党党首選は16日午後、立候補受け付けを締め切った。土井氏は届け出ず、立候補者なしの異例の事態となった。

党内には土井氏以外を党首に推す声はなく、党首選実施本部は再告示することを決めた。一向に進まない党改革に不満を持ち、出馬を固辞している土井氏の説得に時間が掛かる見通しで、再告示は年明けとなる可能性もある。

土井茂幹事長は記者団に「土井さんが党首でなくなれば党がどうなるかは土井さん自身が一番かみしめている」と出馬に期待を寄せたが、「意思は思ったより固い」(党三役の一人)と調整難航を予想する声も出始めた。《共同通信》

【橋本龍太郎首相】アジア通貨危機「IMFを通じて支援」

マレーシア訪問中の橋本龍太郎首相は16日昼、クアラルンプール市内のホテルで内外記者団と会見し、アジアの通貨・金融危機について「国際通貨基金(IMF)など国際的支援の枠組みを生かし、可能な限り支援する」と述べ、米欧の民間資金を呼び戻すためにもIMFでの枠組みでの支援を重視する考えを強調した。《共同通信》

12月16日のできごと