平成3179日目

平成9年9月21日(日)

1997/09/21

【大相撲秋場所千秋楽】貴乃花関、18度目の優勝

大相撲秋場所千秋楽(21日・両国国技館)横綱貴乃花が13勝2敗の決定戦の末、大関武蔵丸を破り、2場所連続18度目の優勝を逆転で果たした。秋場所は平成6年から4連覇。

貴乃花は武蔵丸を星1つの差で追っていたが、本割で武蔵丸が大関貴ノ浪の肩透かしに敗れた。この後、貴乃花が横綱曙を上手投げで破って並び、2場所ぶり55度目の優勝決定戦へ。貴乃花は武蔵丸に万全の寄りで完勝し、14日目(20日)に敗れた雪辱を遂げた。

曙は9勝6敗に終わった。新関脇の栃東は旭豊を押し出し10勝目をマーク。関脇貴闘力は9勝。小結玉春日は6勝9敗。三賞は東前頭筆頭で11勝を挙げた出島が初の殊勲賞と2度目の技能賞に輝いた。敢闘賞はこの日勝って9勝目を挙げた栃乃洋が2度目の受賞。技能賞は出島のほか、栃東が先場所に続いて獲得。十両は小城乃花が12勝3敗で4度目の優勝を果たした。九州場所は11月9日から福岡国際センターで行われる。《共同通信》



【米原子力空母ニミッツ】横須賀寄港

米海軍の原子力空母ニミッツ(91,487トン、リチャードソン艦長ら6072人乗り組み)が21日、神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地に寄港した。原子力空母としては初めて一般公開され、約2万人が訪れた。一方、寄港に反対する市民団体のメンバーらは海上にボートを出して抗議デモをした。

ニミッツが日本に寄港するのは初めてだが、9月に入ってからの米空母の日本寄港は3隻目。日米防衛協力のための指針(ガイドライン)見直しの最終報告を前に、日本に対する米軍のデモンストレーションとみられる。

【民主党・菅直人代表】佐藤長官入閣問題「橋本首相に最大の責任」

民主党の菅直人代表は21日、岐阜市内で記者会見し、佐藤孝行総務庁長官の入閣問題について「最大の責任は任命権者の首相にあると思う」とした上で「佐藤氏が辞任するとしてもそれについて首相自身がどういう形で対応するのかがこれから問われる」と述べ、佐藤問題をめぐる橋本龍太郎首相の対応を注視していく姿勢を強調した。

泉井純一被告による資金提供問題をめぐり、民主党は泉井被告の証人喚問を要求しているが、菅代表は「泉井事件に対する究明の問題も含め、橋本首相あるいは自民党がどこまで反省を態度で示すのかを踏まえ、対応を考えていく」との考えを示した。《共同通信》

【橋本龍太郎首相】交通安全運動に一役

秋の交通安全運動がスタートした21日、警視庁は東京都港区台場の臨海副都心で交通安全キャンペーンを実施。橋本龍太郎首相や上杉光弘国家公安委員長らも参加して、交通安全を呼び掛けた。同キャンペーンへの首相の参加は初めて。

会場の「お台場」は若者らに人気がある都内の新名所で、約1200人が集まった。橋本首相は「日本は他の先進国と比べて車両の整備不良による事故がひとけた少ないが、運転する人がより注意すればさらに事故が減らせるはず。一人でも多くの人を事故から救うよう力を貸してほしい」と訴えた。この後警視庁の白バイや過去の安全運動ポスターなどが展示された会場を視察した。《共同通信》

【フィリピン】改憲反対で十数万人集会

ラモス・フィリピン大統領の再選合憲化問題をめぐり、フィリピン・カトリック教会のシン枢機卿らが呼び掛けた憲法改正に反対する大規模デモ・集会が21日午後、マニラ市内で数十万人を集めて開かれた。

大統領はこの日の記者会見で、改憲問題は来年5月の大統領選挙後に論議すべきであり、自らの再選を求めないとあらためて言明。主催者側にとって、この大統領発言で集会の政治的目的は果たされた。

改憲の是非が今後も論議されることは間違いないが、フィリピンの政治的危機はこれで当面回避されたと言えよう。枢機卿は「国民の声が届いた」とラモス大統領の言明を評価し、国民和解を呼び掛けた。

ラモス大統領は集会終了後声明を発表し、国民和解を呼び掛けたシン枢機卿とアキノ前大統領に謝意を表し、「22日には通常の仕事に戻ろう」と市民に呼び掛けた。

フィリピン国家警察によると、集会には教会関係者、教育関係者、学生、経済界代表、野党代表など、35万人から50万人が参加したが、同日夕平穏に解散した。《共同通信》



9月21日のできごと