平成3169日目

平成9年9月11日(木)

1997/09/11

【JR西日本・京都駅】新駅ビルオープン

JR駅ビルとしては国内最大級の規模となる京都駅ビルが11日オープンする。空間を生かした斬新な設計に加え、関西初進出の「ジェイアール京都伊勢丹」、劇場、美術館、ホテルの併設など新しい京都の“顔”として話題を集めている。

京都駅改築工事は、平安遷都1200年を記念し、平成5年に着手された。地上16階、地下3階、敷地面積3万8000平方メートル、延べ床面積は23万8000平方メートル。総事業費は1500億円。地上60メートルの高さが、景観をめぐり物議をかもした。《共同通信》



【名古屋市千種区】改装中のスーパーでガス爆発

11日午後2時10分ごろ、名古屋市千種区東山通、東山ビル一階のスーパーで、「ドーン」という大きな音とともにガスが爆発し炎上、作業員や通行人ら計37人が負傷し、うち愛知県豊田市のAさん(46)が重体、名古屋市西区のBさん(40)ら6人が重傷を負った。名古屋市消防局は救助活動とともにヘリコプター1機や消防車など30台以上を出動させ、約2時間後に鎮火した。

市消防局などによると、けが人のほとんどが体にやけどを負い、爆風で飛ばされるなどした人の中には頭や肩などを打撲した人も多かった。

愛知県警は同日夕、千種署に捜査本部を設置。スーパーは内装工事中で、直前にガスが漏れていた可能性が高いことなどから、工事の方法や安全管理などに問題があったのではないかとみて業務上過失致傷容疑で捜査を始めた。捜査本部は12日午前、市消防局と合同で現場検証し爆発原因などを詳しく調べる。

調べでは、ビルは地下1階、地上13階建てで、地下1階から3階部分が店舗、4、5階が店舗と共同住宅、6階以上が共同住宅。18日から21日までの予定で約70人が1階のスーパーの改装工事をしていた。11日午後1時ごろ、工事関係者がガスのにおいを感じたが工事を続行。何らかの原因でガスに引火したらしい。《共同通信》

【大相撲秋場所】5日目

大相撲秋場所5日目(11日・両国国技館)大関武蔵丸が関脇貴闘力に引き落とされて初黒星。旭鷲山を突き落とした大関若乃花が5戦全勝で単独トップに立った。両横綱は、貴乃花が栃乃洋を寄り切り、前日黒星の曙も関脇土佐ノ海を寄り倒してともに4勝1敗。平幕の琴錦と栃乃和歌も1敗をキープした。大関貴ノ浪は巌雄を上手投げで退け、新関脇の栃東は蒼樹山を寄り切ってともに3勝2敗と白星を先行させた。小結魁皇も立ち合いの変化で出島を下し3勝目を挙げた。十両は大和ら4人が4勝1敗で並んでいる。《共同通信》

【連合】新会長に鷲尾悦也氏

連合は11日午後、連合本部で中央執行委員会を開き、芦田甚之助会長の勇退に伴う次期会長など役員に関する役員推薦委員会の報告を踏まえ①会長候補に鷲尾悦也事務局長を推薦する②会長代行に自治労の榎本庸夫委員長、鷲尾氏の後任事務局長に笹森清・前電力総連会長をそれぞれ推する連合運動活性化のための検討委員会の設置を10月の定期大会で決定する−などとすることを確認した。これにより鷲尾氏の会長就任など次期三役体制が事実上決まった。

役員推薦委は5日の役員選挙示後、候補者の一本化調整を続けていた。鷲尾氏とともに会長選出馬の意向を表明していた得本輝人副会長が、自ら主張していた連合改革の取り組みが具体化することを条件に、立候補断念の考えを示したのを受けて、活性化案などとともに報告した。

今後、役員推薦委は25日に立候補受け付けを締め切り、10月2日からの定期大会最終日の3日に代議員の信任を得て、正式に決まる。

【政界談話室】

○・・・橋本龍太郎首相は11日午後、夕方に内閣改造という大舞台を控えさすがに緊張した様子で、口にチャックの状態。記者団が改造人事について探りを入れても「まだ固まってない」「だからコメントしません」とけんもほろろの答えに終始した。だが午前に防衛庁で開かれた「自衛隊高級幹部会」の前の同庁幹部との歓談では、早くから留任を決めていた久間章生防衛庁長官も同席したためか気楽になって「官邸のラーメン」の話題に花を咲かせた。歓談後も首相は「彼らには官邸のラーメンがうまいという伝説がある。そんなにうまいかね」。うの目たかの目の記者団をけむに巻こうとの魂胆?

○・・・新進党の中野寛成国対委員長はこの日、新進、民主、太陽の3野党国対委員長会談を終え「いいねえ今日は、モーニングを用意して待ってる人がたくさんいて。こっちは関係ないから、せめて会議だけでもモーニング(朝)だよ」と内閣改造に絡めた駄じゃれ。この会談で石油卸商の泉井純一被告に対する国会証人喚問の共同要求が決まり、3党の足並みが久々にそろったことに気を良くした様子で、記者会見でも「自民党には思い上がりが出てきた。野党が組めば与党の足並みを崩せる」とボルテージは上がりっ放し。《共同通信》

【第2次橋本改造内閣】発足

9月11日のできごと(何の日)第2次橋本改造内閣】発足
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第二次橋本改造内閣が11日夜、発足した。橋本龍太郎首相は佐藤孝行・自民党行政改革推進本部長を行革担当の総務長官に起用、武藤嘉文氏を交代で同本部長に充てた。1976年のロッキード事件で有罪が確定し、歴代内閣が見送ってきた佐藤氏の入閣に与野党が反発、自社さの協力関係や国会運営に響くのは必至だ。

財政構造改革、医療保険制度抜本改革、日米防衛協力のための指針(ガイドライン)見直しなど課題処理の継続性を重視し、三塚博蔵相、小泉純一郎厚相、久間章生防衛庁長官が留任した。

外相に小渕恵三、通産相に堀内光雄、文相に町村信孝、科学技術庁長官に谷垣禎一、環境庁長官に大木浩の各氏らを配置、実務型の「改革実行内閣」の布陣とした。旧小渕が参院を含めて7ポストを獲得し、首相の出身派閥偏重の人材登用となった。

村岡兼造官房長官は11日夕の記者会見で閣僚名簿を発表。夜に皇居で新閣僚の認証式を終え、深夜の初閣議に臨んだ。《共同通信》



9月11日のできごと