平成3136日目

平成9年8月9日(土)

1997/08/09

【長崎市・伊藤一長市長】日本は戦争加害国として謝罪を

長崎市の伊藤一長市長は9日、平和祈念式典出席のため同市を訪れた小泉厚相に、日本の戦争加害を国として謝罪するよう求めた。

伊藤市長は「同じ第二次世界大戦の敗戦国であるドイツは、戦争中の侵略行為を認め、相手国に謝罪した。わが国も、きちんと謝るべきだ」と訴えた。小泉厚相は「趣旨は分かるが、外交上の問題は軽々に結論を出せない」とし、即答を避けた。

伊藤市長は、今年の平和宣言に「謝罪」という文言を盛り込まず、「市の姿勢を後退させた」と論議を呼んだが、「謝罪は政府がすべきだ」との考えを示していた。《読売新聞》



【Jリーグ第2ステージ】第4節

Jリーグ第2ステージ第4節(9日・カシマスタジアムほか=8試合)首位のジュビロ磐田は4−1でセレッソ大阪を下して4戦全勝、勝ち点を12に伸ばした。鹿島アントラーズは1試合チーム最多タイの7点を一奪って名古屋グランパスに圧勝、3勝無敗(勝ち点9)で2位に上がった。横浜マリノスもサリナスの4ゴールなど、7−2でヴェルディ川崎に大勝した。ベルマーレ平塚は2−1で京都サンガを破り、アビスパ福岡はPK戦で柏レイソルを破り、初勝利を挙げた。《共同通信》

【世界陸上女子マラソン】鈴木博美選手が優勝

第6回世界陸上競技選手権第8日は9日、マラトンーアテネ間を走るマラソン発祥の歴史的コースで女子マラソンを行い、鈴木博美(28)=積水化学=が2時間29分48秒で優勝した。日本選手の世界選手権女子マラソンの優勝は、1993年第4回のシュツットガルト大会の浅利純子以来2人目。《共同通信》

【山一証券】首脳退陣へ

山一証券は9日までに、代表権のある行平次雄会長、三木淳夫社長、5人の副社長全員が退陣し、野沢正平専務が社長に、五月女正治専務が会長に昇格する人事を内定した。総会屋への利益供与事件で東京地検などの強制捜査を受けたことに対する責任を取るためで、専務3人のほか常務の一部も退任する見通し。11日に開く臨時取締役会で決定、発表する予定だ。

行平、三木両氏と5人の副社長は捜査の行方を見極めるまで当面、顧問などの形でとどまる方向。利益供与事件では既に、業界最大手の野村証券と、上位都市銀行の第一勧業銀行が役員の大幅刷新に踏み切っている。日本の金融界の有名企業が相次いで出直しのための首脳交代を余儀なくされる深刻な事態に発展した。

行平会長、三木社長は7月30日の東京地検などの強制捜査の直後に辞意を固め、社内や取引先から広く意見を聞き、後任の人選を進めてきた。強制捜査をきっかけに事業会社の間で社債の引き受け業務から山一を排除するなど「山一外し」が加速。放置すれば経営に深刻な影響が広がりかねないため、早急に大幅な役員交代を進めることで顧客離れを抑え、経営立て直しを図ることにした。《共同通信》



8月9日のできごと