平成3134日目

1997/08/07

この日のできごと(何の日)

【ドジャース・野茂英雄投手】メジャー通算40勝

米大リーグ、ドジャースの野茂英雄投手は7日、モントリオールで行われたエクスポズ戦で大リーグ通算40勝目(25敗)をマークした。

この日は立ち上がりから制球が今ひとつで、常に走者を背負う苦しい投球だった。味方打線の強力な援護で今季11勝目を挙げたが、6回途中降板の8安打3失点は不満を残す内容だった。それでもナ・リーグ西地区で首位ジャイアンツを追うドジャースの終盤に野茂の力は欠かせず、プレーオフ進出をかけて今後の投球がますます注目されていく。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【プロ野球・横浜】10年ぶりの8連勝

阪神2−5横浜◇7日◇横浜

阪神は三回、八木の4号で先制。横浜はその裏、鈴木尚の適時二塁打で同点とし、五回にも鈴木尚の適時打で勝ち越し、六回には4長短打で3点を加え、最後は佐々木で逃げきた。佐々木は通算150セーブを達成し、横浜は10年ぶりの8連勝。阪神は4連敗。

阪神・吉田監督「相手を盛り上げるのがうまいですな。自分が生き残るかどうかなのに、もっとがめつくいかなあきまへん」《読売新聞》

横浜・佐々木主浩投手、通算150セーブ達成

対阪神17回戦(7日・横浜)で達成。史上2人目で現役最多。通算最多は江夏豊の193セーブ。初セーブは1990年4月11日の広島戦。《読売新聞》

【大阪府警】巡査部長を刺した婦警を逮捕

大阪府警は7日、交際していた巡査部長を包丁で刺したとして地域部通信指令室の巡査、A子容疑者(33)を傷害容疑で緊急逮捕、同日付で懲戒免職処分にした。

調べによると、A子容疑者は6日午後10時10分ごろ、生野署地域課の巡査部長(44)が妻と別居して借りていた文化住宅の一室で、同巡査部長と口論になり、腹部を台所にあった文化包丁(刃渡り約18センチ)で刺し、1ヵ月の重傷を負わせた疑い。

A子容疑者は3年前に離婚、同僚だった巡査部長と交際を続けていた。巡査部長と結婚の約束をしていたが、巡査部長の離婚が思うように進まなかったため「私が直接奥さんと話をする」となじったところ、巡査部長と取っ組み合いのけんかになったという。《読売新聞》

【韓国・文化日報】大韓航空機墜落は「操縦士の判断ミス」

韓国の夕刊紙、文化日報は7日、グアムで墜落した大韓航空機の事故原因について、悪天候下、グアム国際空港の着陸角度の誘導装置が作動していない状態で、操縦士が無理に着陸しようとした可能性が高いと報じた。

同紙が伝えたグアムとソウルの航空専門家の話によると、誘導装置などが作動していない状態では、500フィート(約150メートル)以上で着陸の最終判断をしなければならない。

しかし、生存乗客らの証言によると、事故機は滑走路の約6キロ手前で車輪を下ろして最終着陸体勢に入っており、これよりも低い高度で着陸の判断をした可能性が高い。

現地を調査した専門家は「雲で滑走路が見えないにもかかわらず、操縦士が過去の経験を信じて無理に着陸を強行したのではないか」と語ったという。《共同通信》

【梶山静六官房長官】休養宣言?

梶山静六官房長官は7日、山梨県富士吉田市での日経連セミナーで講演し、国、地方の公債発行残高(借金)が500兆円に達し財政が極めて悪化していることを紹介。財政構造改革が急務であることの例えの中で、自らの糖尿病に触れ「企業秘密だから(血糖値の)数値は言わないが、相当な重症だ」と珍しく弱音を吐いた。

「足がしびれ、のどが渇く。食事療法や漢方薬もやった。体質が良かったから、ここまでもったが、最近限界が来たなと言う感じがする」。また昨年の同セミナーで、朝鮮半島有事が日本国内に波及すると発言し物議を醸したことにも触れ、「(自分の)残存期間がそうあるわけでもなく、名誉回復の機会がないと困るので、きょうはおとなしい講演をしたい」など“休養宣言”とも取れる言い方。

過去にもペルーの日本大使公邸人質事件の解決や糖尿病などを理由に、官房長官の辞意を漏らしていたが、9月に自民党総裁選を控えているだけに、党役員や内閣改造人事をにらんだ発言との見方も。《共同通信》

【細川護熙元首相】新会派結成へ

新進党を離党した細川護熙元首相は7日夜、静養先の長野県軽井沢町で、同調離党した旧日本新党系の樽床伸二衆院議員らと会合し、秋の臨時国会前に衆院新会派の結成を目指すことで一致した。

細川氏は日米防衛協力のための指針(ガイドライン)見直し、医療保険改革などをめぐり「数合わせ的にくっついた各党が難しい判断を迫られる」と秋の政局の流動化を想定、手勢をまとめて影響力を確保したいと判断した。今後の離党者の受け皿とする狙いもある。

この日は細川、樽床両氏のほか、伊藤達也、上田清司、鴨下一郎、北村直人、北橋健治名氏の新進離党者が集まった。

新会派参加については今後、各自が後援会などと調整することとなった。細川氏は当初「一人になって今後のことを考えたい」としていた。10日には羽田孜太陽党党首、鳩山由紀夫民主党代表との会談を予定しており、秋をにらみ、活動を本格化する。

新進、民主、太陽各党有志らでつくる勉強会「改革会議」に対し「何を目指すのかよく分からない。反保保、非自民で数合わせを考えているなら少し違う」と、参加を見合わせる方針だ。一方、自民党との連携については「最初から仕切りをつくりたくない」と柔軟な姿勢で、当面は路線を限定せず対応したい考え。《共同通信》



8月7日 その日のできごと(何の日)