平成3116日目

1997/07/20

この日のできごと(何の日)

【大相撲名古屋場所】千秋楽

大相撲名古屋場所千秋楽(20日・愛知県体育館)貴乃花が曙との横綱相星決戦を制し、13勝2敗で2場所ぶり17度目の優勝を飾った。名古屋場所は3連覇。貴乃花は結びの一番で、2敗で並ぶ曙を左上手投げで破った。17度の優勝は史上4位。曙の2連覇は成らなかった。

大関同士の対戦は貴ノ浪が武蔵丸を寄り切り9勝6敗。武蔵丸は10勝5敗。大関若乃花は関脇土佐ノ海に寄り切られて8勝止まり。土佐ノ海は勝ち越した。関脇玉春日は7勝8敗。新小結は栃東が9勝、小城錦は4勝と振るわなかった。

三賞は、11勝した貴闘力が2度目の殊勲賞。敢闘賞は入幕2場所目で10勝の栃乃洋、技能賞は栃東がそれぞれ初受賞した。十両は千代大海が11勝4敗で2度目の優勝を果たした。秋場所は9月10日から東京・両国国技館で行われる。《共同通信》

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【民主党・鳩山由紀夫代表】改革会議「反保保結集の場に」

民主党の鳩山代表は20日、北海道帯広市内で開かれた同党十勝支部連合会結成記念の集いであいさつし、先に同氏が参加して旗揚げが決まった超党派の勉強会「改革会議」について、「民主党もできれば全員が参加し、自民党を中心とする『保・保』が目指す軸に対し明確な対立軸を作り上げていく場にしたい」と述べ、年内を目標に、「改革会議」を土台として反「保・保」勢力の結集を図りたい」との考えを示した。《読売新聞》

【亀井静香建設相】「連携否定するなら幹事長の資格ない」

亀井建設相は20日、テレビ朝日の報道番組に出演し、秋の自民党執行部人事について「今の執行部がどのように排除の理論というか、自社さ運命共同体、他党との協力を得ないということではやっていけないのは明白で、そういう体制は組まない。国民大連合のような形で大改革を成し遂げようという路線に転換されなければ幹事長に名乗りを上げていく資格はない」と述べ、加藤幹事長が新進党との連携に否定的な姿勢を取る限り、幹事長を退くべくだとの考えを示した。《読売新聞》

【北陸新幹線建設促進石川県民会議】1200人が出席

北陸新幹線建設促進石川県民会議は20日、金沢市の県地場産業振興センターで約1200人が出席して県民総決起大会と平成9年度総会を開き、昨年末の政府・与党合意で新規着工区間に位置づけられた長野−上越間の優先着工実現に総力を結集することを確認した。

情勢報告に立った整備新幹線建設促進議員連盟会長の森喜朗自民党総務会長は、「財政構造改革に整備新幹線凍結の理念は含まれていない」との認識を示し、フル規格による早期全線整備へ結束を求めた。

大会では、県民会議名誉会長の谷本正憲知事、同会長の宮太郎県商工会議所連合会頭が「整備新幹線は交流人口の拡大や均衡ある国土発展に不可欠な国家的プロジェクトである。全線フル規格による早期整備へ互いの意思を統一して運動に取り組みたい」と訴えた。引き続き、桑原豊代議士、沓掛哲男参院議員、小森博日本鉄道建設公団理事の順で整備推進の決意を述べた。

森氏は情勢報告の中で、高崎−長野間の10月開業は北陸新幹線全体にとって大きな意義があるとし、「長野止まりではなく北陸につないではじめて採算が取れるのであり、長野−上越間の工事も進められていく」との認識を示した。

財政構造改革との関連では、森氏は「集中改革期間である3年のうちに長野−上越間の飯山トンネルに着手できるかどうかが重要だ」と述べた。そのうえで、平成15年までの財政構造改革の期間中は飯山トンネルを着実に整備し、その間に金沢−石動間、糸魚川−魚津間の既着工区間の整備を終えるとのスケジュールを示した。未着工の北海道新幹線に関しては、「個人的には函館−札幌間はミニ新幹線でもいいのでないか」との考えを述べた。《北國新聞》

【アイルランド共和軍】再停戦入り

英北アイルランドのカトリック系過激組織アイルランド共和軍(IRA)は、20日正午(日本時間同午後8時)から再停戦入りした。ブレア労働党政権は、IRAが今後6週間、再停戦を順守すれば、9月に再開する予定の全当事者和平交渉への同政治組織シン・フェイン党の参加を確約している。

暗礁に乗り上げていた北アイルランド和平は、これで「展望が開ける可能性」(クリントン米大統領)が出てきたが、対立するプロテスタント系政党は、IRAの武装解除抜きのシン・フェイン党参加に反発し、交渉ボイコットを示唆している。再停戦後の情勢は「潜在的な危険性」(タイムズ紙)を抱え、波乱含みの展開となりそうだ。《共同通信》



7月20日 その日のできごと(何の日)