平成3040日目

1997/05/05

この日のできごと(何の日)

【ザイール】反政府勢力が最後通告

ザイールの反政府勢力「コンゴ・ザイール解放民主勢力連合」(ADFL)のカビラ議長は5日、「モブツ(大統領)が退陣しなければ、われわれは2、3日で首都キンシャサに進撃する用意がある」と、事実上の最後通告を発した。

ADFLのラジオ放送「人民の声」は6日、首都の政府軍兵士に武器を捨てて投降するよう呼びかけ、7カ月に及ぶ内戦は最終局面に入った。一方、モブツ大統領は、ガボンを7日訪問しボンゴ大統領らと会談するが、AP通信は、モブツ氏がそのままフランスへ亡命する可能性もあると伝えた。

AP通信が6日、ザイール大統領府に近い筋の話として伝えたところによると、モブツ大統領は同じ親仏国のガボン訪問後、フランスに向かう計画で、別荘を所有し、これまでモブツ体制を強力に支援してきたフランスに亡命する可能性もあるという。

大統領報道官は6日、「大統領は9日に(ザイールに)帰国する」と語ったが、その前にADFLが首都侵攻する事態もありうる。《読売新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【冒険家・河野兵市さん】「私は元気100倍」

「地球のてっぺんは氷の中」日本人初の北極点単独徒歩到達を達成した愛媛県瀬戸町の冒険家河野兵市さん(39)が5日午前(日本時間)、カナダ・レゾリュートのベースキャンプから、松山市の遠征隊事務局に電話で喜びの報告をした。

「ありがとうございました。お世話になりました。私は元気100倍です」と役2ヶ月にわたる大旅行の疲れを感じさせない元気な声であいさつした。《共同通信》

【バレーボール全日本選手権】NEC、アベックV

バレーボール・全日本選手権(5日・大阪府立体育会館)男女決勝が行われ、ともにNECが勝ち、大会史上初のアベック優勝を果たした。男子は松下電器をストレートで下し、2年連続5度目の優勝。女子は最終セット、ダイエーにリードを許しながら一気に4ポイントを連取。鮮やかな逆転で初優勝、Vリーグとの二冠を達成した。

最高殊勲選手賞は、男子がエドアルド・アルーダ(NEC)、女子は大懸郁久美(NEC)が選ばれた。《読売新聞》

【ダイエー・田之上慶三郎投手】プロ8年目で初勝利

近鉄2−4ダイエー◇5日◇福岡ドーム

ダイエーは二回、二死二塁から柳田の中前適時打で先制。三回は小久保が10号リーグ一番乗りとなる2ランを放った。六回にも加点。先発の田之上は近鉄の拙攻にも助けられ、8年目でプロ初勝利。近鉄は初回に無死満塁の好機を逸したのが響いた。《読売新聞》

【巨人・ガルベス投手】また乱調

巨人4−6横浜◇5日◇横浜

横浜は三回、一死、二、三塁から鈴木尚の二塁ゴロ野選で同点とし、ローズの3点本塁打で勝ち越し。このリードを小刻みな投手リレーで守り切った。巨人はガルベスの不調と打線のつながりに悪さが致命傷。松井の9カード連続本塁打は成らなかった。

巨人・長嶋監督「甘いね。ガルベスはちょっとコントロールが甘いね。さあ、あさって、あさって」《読売新聞》

【ヤクルト・池山隆寛内野手】通算250号本塁打

対中日6回戦の六回、山本昌から放って到達した。プロ37人目。初本塁打は1986年6月12日、大洋(現横浜)の門田から。《読売新聞》

中日10−6ヤクルト◇5日◇神宮

両チーム合わせて28安打の乱打戦。中日は一回、昨年の本塁打王・山崎の1号3ランなどで先制、六回も山崎が中前適時打。七回にはゴメスが満塁本塁打を放ち試合を決めた。ヤクルトは古田、池山の本塁打で、一時は一点差に詰め寄ったが及ばなかった。中日は今季最多の16安打。《読売新聞》



5月5日 その日のできごと