平成2853日目

平成8年10月30日(水)

1996/10/30

【御嵩町長襲撃事件】

30日午後6時15分ごろ、岐阜県可児郡御嵩町のマンション4階のエレベーター前で、同マンションに住む同町の柳川喜郎町長(63)が2人組の男にバットのようなもので頭や腕を殴られ、病院に運ばれたが重体。2人組は逃走した。

同県警捜査一課は殺人未遂事件として可児署に捜査本部を設置、捜査を始めた。御嵩町には大規模な産業廃棄物処分場の建設が検討されているが、柳川町長は計画に慎重な姿勢を取っており、捜査本部は関連を調べている。《共同通信》



【globe】シングル「Can’t Stop Fallin’ in Love」発売

【中国】王丹氏に懲役11年

海外メディアへ寄稿した論文で中国政府を批判したなどとして政府転覆陰謀罪に問われた中国の著名な民主活動家、王丹氏(27)に対する初公判が30日、北京市中級人民法院(地裁)で開かれ、政府転覆陰謀罪で懲役11年、政治権利はく奪2年の実刑判決が言い渡された。王丹氏は同日、控訴の意向を示したが、最終審の二審で判決が覆る可能性は小さい。

王丹氏は1989年6月の天安門事件当時の学生運動指導者としても海外でもよく知られており、国際社会から中国政府への反発が起きるのは確実だ。

しかし、かつて中国の人権問題に厳しい目を向けてきた米国は、11月後半にクリストファー国務長官が訪中を予定するなど、中国政府との協調姿勢に転じており、中国に圧力を行使するとは考えにくい。中国国内の民主活動家たちが直面する状況はますます厳しさを増している。《共同通信》

【Jリーグ】第27節

Jリーグ第27節(30日・カシマスタジアムほか=8試合)トップの鹿島アントラーズと横浜フリューゲルスは勝って勝ち点を6に伸ばしたが、前節まで勝ち点で並び2位につけていた名古屋グランパスはヴェルデ川崎に敗れ、優勝争いから一歩後退した。

鹿島は、2−2で迎えたPK戦の末にジュビロ磐田を振り切り、辛うじて首位を守った。横浜Fは、エバイールのハットトリックでアビスパ福岡に3−1で快勝し、5連勝で2位に浮上した。名古屋は三浦知に決勝点を奪われて0−1で敗れ、3位に後退。4位の磐田は首位とは勝ち点4差。前節4位の浦和レッズはジェフ市原に屈して5位に下がった。《共同通信》

【ボクシング・竹原慎二選手】引退会見

日本のボクシング史上で最重量級の世界チャンピオンになった前世界ボクシング協会(WBA)ミドル級王者、竹原慎二(沖)は30日、東京都板橋区の沖ジムで会見し、左目の白内障を理由に現役を引退すると発表した。

竹原は「本当は(目のことを)黙ってボクシングをやろうと考えた。でも体の方が大事だから3週間ほど前に辞めると決めた。未練はあるが、自分でも今までよくやったと思う。とりあえず早く目を直したい」と話した。《共同通信》

【秋の園遊会】1700人が出席

天皇、皇后両陛下主催の秋の園遊会が30日午後、東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれ、橋本龍太郎首相ら政界関係者や、宇宙飛行士の若田光一さん、アトランタ五輪柔道金メダリストの野村忠宏選手ら各界功労者など約1700人が出席した。

快晴の空の下、両陛下は皇太子ご夫妻ら皇族方と広い会場内をゆっくりと歩き、出席者と笑顔で歓談された。20日に当選したばかりの議員約100人も出席。歌手の五木ひろしさんやマラソンの有森裕子さんも姿をみせた。《共同通信》

【船田元氏】新会派「21世紀」結成

総選挙で無所属で当選した船田元氏(栃木1区)ら5氏が30日、新会派「21世紀」を結成、衆院に新会派届を提出した。代表に船田氏、幹事代表に新井将敬氏(東京4区)が就任、石破茂(鳥取1区)土屋品子(埼玉13区)望月義夫(静岡4区)の各氏がメンバー。

11月1日に自民党と政策協議を行い首相指名選挙への対応を決めるが、現時点では橋本龍太郎自民党総裁に投票する方向だ。

船田氏は30日夜、記者会見し、自民党との統一会派結成について「政策の話し合いが相当進展すれば検討したい」との考えを示したが、人閣の可能性は否定、自民党への復党は「白紙だ」と述べた。《共同通信》

【政界談話室】

○・・・橋本龍太郎首相は30日、先の総選挙で落選した自民党の前衆院議員らと官邸で面談。党遊説局長として全国を走り回った片岡武司前議員(愛知3区)に「こき使って申し訳ない」と謝罪した上で「集会会場に人があふれていても、当落判明が午前4時になるような大接戦になったことがある」と自らの体験談を紹介して油断を戒めた。さらに「昼間は室内会場での集会はやるな。街頭演説をやれ」と助言し、早くも「次に向けてがんばれ」とはっぱをかけた。自民党勝利の余韻が強いせいか「橋本ラッパ」はなお鳴りやまない様子だった。

○・・・民主党の鳩山由紀夫代表はこの日、静岡県熱海市のホテルで開かれた同党議員研修会のあいさつで「(研修会を)箱根や軽井沢でやったらどうかという話があった」とわざわざ切り出した。その理由は、熱海が旧社会党時代から社民党がよく利用し「社民党色が強い」とためらったためのようだ。もっとも同地開催の真相は新人議員の夫人の実家が熱海でホテルを経営しているというだけだが、あえて裏話を持ち出すあたり、社民党出身議員が多い民主党で「社民党色を少しでも抑えたい」(鳩山氏周辺)という本音が表れた?《共同通信》



10月30日のできごと