平成2840日目

1996/10/17

この日のできごと(何の日)

【北方町猟銃殺人逃走事件】

17日午前6時15分ごろ、宮崎県東臼杵郡北方町、会社員Aさん宅で同町の運転手Y容疑者(45)がAさんを散弾銃で射殺した後、ガソリンスタンドにたてこもり警官らに発砲した。

この後、Aさん所有の四輪駆動車に自分の子供2人を乗せ、銃を乱射しながら逃走したが、午後0時45分、事件発生から約7時間ぶりに約60キロ南の同県川南町で、宮崎県警が道路を封鎖した警察車両に激突したY容疑者を銃刀法違反と公務執行妨害の現行犯で逮捕、子供2人を無事に保護した。

銃弾を受けるなどで警官計6人が軽傷を負い、Aさんの妻B子さんも銃で殴られ軽いけが。Y容疑者も警官の銃弾を右足に受け2週間のけがをした。県警は19日午前にも身柄を高鍋署から延岡署に移送し、殺人容疑で再逮捕する方針。

付近の人の話では、Y容疑者は夫婦仲が悪かった。妻同士が友人で同じ職場に勤めている関係から、10日ほど前から、Aさん宅でY容疑者の妻をかくまっていたという。

調べによると、Y容疑者は酒に酔って17日午前4時ごろ、Aさん宅を訪れ約2時間、妻らと話をしていったん外に出た後、銃を持って戻り銃を妻に突きつけるなどしてAさんを射殺。この後、近くのガソリンスタンドに立てこもった。

同容疑者は包囲した警官らに10発近く発砲。K巡査部長(34)ら3人にけがを負わせ、午前9時すぎ、「妻の母親に子供を預けたら警察に出頭する」と言って、四輪駆動車に小学六年の長男(11)と同五年の長女(10)を乗せ、警察車両約20台に監視されながら、妻の実家がある宮崎市方面へ逃走。

県警は計900人を動員。途中、同県都農町で警察車両が車を包囲して停止させ、Y容疑者の義父らが説得したが、応じず数発発砲して抵抗。その後、散弾銃を警察官に奪い取られたが、車で道路のガードレールを突き破り、包囲網を突破。

この際、警官が2発発砲。うち1発がY容疑者の右ももに命中、もう1発は車の右後輪に当たった。同容疑者はこの後、川南町で県道を封鎖した警察車両に突っ込み、逮捕された。《共同通信》

宮崎県北方町で男が近くの会社員を射殺し逃走した事件で、宮崎県警捜査本部は17日午後、同県川南町で銃刀法違反と公務執行妨害の現行犯で運転手Y容疑者(45)=北方町=を逮捕。車に乗っていたY容疑者の子供2人も無事保護した。

捜査本部はY容疑者の身柄を19日午前にも高鍋署から延岡署に移し、殺人などの容疑で再逮捕する方針。

Y容疑者の発砲は計約30発に上り、死傷した会社員Aさん(59)、C子さん(59)夫妻のほか6時間半に及ぶ逃走・発砲で警察官計6人が負傷した。途中の都農町では民家の屋内にも撃ち込まれるなどした。 Y容疑者は事件について「悪かった」などと供述。捜査本部は、酒に酔ったY容疑者が夫婦間のトラブルをめぐる口論から逆上し犯行に及んだとみて、18日以降詳しい動機を追及する。

同容疑者も都農町で捜査員にライフル銃で撃たれ右太ももに2週間のけが。県警は「捜査員を狙って撃ってきたので発砲した」としている。その後逃走を始めた車に向け、さらに短銃を発砲し右後輪に命中した。捜査員の発砲はこの2発という。

調べによると、Y容疑者と妻(34)は2週間ほど前に夫婦げんか。妻は「行く所がない」と漏らし、勤め先の同僚だったB子さんの勧めでAさん宅に身を寄せていた。同僚によると、16日昼にY容疑者が妻の職場に来て口論。それまで同容疑者は妻の居場所を知らなかったらしい。

事件の発端は17日午前4時ごろで、Y容疑者は一人でAさん宅を訪れ、約2時間、妻らと話をしていったん外に出た後、銃を持って戻りAさんを射殺した。

宮崎県警は計900人を動員。同県都農町で包囲した際、捜査員は子供が離れたすきにY容疑者に向けて発砲、足に傷を負わせ銃を奪った。午後0時45分ごろ、同県川南町で県道を封鎖した警察車両に突っ込み、捜査員が車のガラスを割るなどして取り押さえた。抵抗の様子はなかったという。《共同通信》

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【プロ野球】

近鉄は17日、大阪・難波の球団事務所で小林繁新投手コーチ(43)の入団を正式に発表した。契約金3000万円で、年俸は2000万円。小林新コーチは「投手で、背番号の70(試合)は勝てるチームにし、上積みは監督のさい配に任せる」と力強く抱負を語った。

小林新コーチはサイドスローからの技巧派投手として巨人、阪神で通算139勝を挙げた。1983年の引退以来13年間、解説者として野球を見てきたが、同席した佐々木監督は「ラジオの解説を聴いて、理論がしっかりしているな、と思った」と期待を寄せていた。28日から始まる日向秋季キャンプには参加する予定。(金額は推定)《共同通信》

【ロシア・エリツィン大統領】レベジ書紀を解任

エリツィン・ロシア大統領は17日ロシア公共テレビに出演、政権内の権力闘争を激化させる存在だったレベジ安全保障会議書記(大統領補佐官兼任)を解任する大統領令に署名したと発表した。大統領の心臓手術を控えた政権分裂で、政局がさらに混迷の度を深めそうだ。

大統領は解任理由として、レベジ氏が大統領の指示に反し他の国家機関と協調せず、先に解任したコルジャコフ元大統領警護局長と組み次期大統領選挙の運動を始めたことなどを指摘、「このような状況に耐えることはできない」などと述べた。大統領は、権力闘争の収拾と政権安定を図るとともに、自らの統治能力を誇示したとみられる。

だが、レベジ氏が進めてきたチェチェン紛争の和平工作が再び暗礁に乗り上げる可能性もあり、国民に人気がある書記が今後、政権批判を強めるのは確実だ。レベジ氏はロシアのラジオに対し、解任について抗議するつもりはないとしながらも、チェチェンの状況は「最悪の状況」に向かうと指摘。また、休息を取った後、政治活動を続けると表明した。《共同通信》



10月17日 その日のできごと(何の日)