平成2772日目

平成8年8月10日(土)

1996/08/10

【WBCジュニアフライ級タイトル戦】八尋史朗選手、戴冠ならず

世界ボクシング評議会(WBC)ジュニアフライ級タイトルマッチ12回戦は10日、タイ・ピサヌロークで行われ、挑戦者の同級4位、八尋史朗(帝拳)はチャンピオンのサマン・ソーチャトロン(タイ)に9回1分37秒TKOで敗れた。八尋は2度目の世界挑戦だった。サマンは4度目の防衛に成功した。

八尋はワンツーを主体に闘ったが、スピード不足。サマンの強打の前に防戦一方となり、6回に反撃したが、試合の流れを変えられなかった。八尋が9回途中で左の目じりを切ったところで、レフェリーがドクターに傷を見せ、試合続行不可能と判断した。《共同通信》



【第78回全国高校野球選手権大会】第3日

第78回全国高校野球選手権大会第3日は10日、甲子園球場で1回戦4試合を行い、早実(東東京)と海星(三重)、PL学園(大阪)、県岐阜商(岐阜)が2回戦に勝ち進んだ。

早実は四回、4安打を集めて2点を挙げ、五回には二死から3連打で得点するなど活発な攻撃で近江(滋賀)に6−1で完勝した。海星は一回、暴投で先取点を奪い、その後も着々と加点。寺谷が唐津工(佐賀)を散発4安打に抑え5−0で完封勝ちした。PL学園は、前川が旭川工(北北海道)打線から12三振を奪って完封し、4−0で快勝、夏の甲子園通算40勝目を挙げた。県岐阜商は三回、スクイズなどで3点を勝ち越し、防府商(山口)終盤の反撃をかわして4−3で辛勝、春夏通算80勝目をマークした。《共同通信》

【Jリーグカップ】第11日

Jリーグカップ第11日(10日・等々力陸上競技場ほか=8試合)1カ月ぶりにカップ戦を再開。準決勝進出(各組2チーム)を目指して上位争いが激しくなり、A組は首位の柏レイソルが京都サンガに3−1で逆転勝ちした。4位の横浜マリノスは小村が2得点を挙げ、2位のジュビロ磐田を2−0で破った。B組の首位清水エスパルスと2位ヴェルディ川崎は0−0で引き分け、3位の横浜フリューゲルスも前園の同点シュートでセレッソ大阪と1−1で引き分けた。《共同通信》

【大阪府堺市】市長公室長室に男が乱入

病原性大腸菌O-157による集団食中毒が発生した大阪府堺市で、10にと午後0時20分ごろ、同市南瓦町の市役所2階の市長公室長室に男が押し入り、沢田修三・市長公室長(55)に「このようなところで座っている場合ではない」などと言いながら同室長を殴ったり蹴ったりした。沢田室長は顔や腰に1週間のけが。

男はそのまま徒歩で逃走。堺北署は傷害事件として男の行方を追っている。

男は公室長室に入る前、3階で職員に「対策本部はどこや。O-157事件の責任をどうとってくれるんや」などとくってかかっており、同署は集団食中毒発生の腹いせに公室長を襲った可能性もあるとみて調べている。

幡谷豪男市長は、2階の市長室にいたが無事だった。《共同通信》

【チェチェン共和国】ロシア軍、首都中心部に突入

ロシア南部チェチェン共和国の首都グロズヌイをめぐる攻防戦でロシア軍は10日、空爆、砲撃を加えた後、独立派武装勢力が支配していた政府庁舎や内務省、保安局などの建物がある中心部に突入した。

武装勢力は激しく抵抗しながら次第に中心部から撤退しつつあるようだ。ロシア軍司令部がインタファクス通信に語った。武装勢力スポークスマンも、武装勢力の撤退開始を認めた。同日午後、下院でチェチェン情勢を報告したロジオノフ国防相は「情勢は困難だが、ロシア軍側に有利な展開になりつつある」と語った。

2期目の就任式当日にグロズヌイが武装勢力に制圧されたことで、エリツィン大統領の威信は大きく傷ついた。大統領は9日夜、声明を発表し、チェルノムイルジン首相に対し、11日にチェチェン紛争調整委員会を開き、責任者を処罰するよう命じた。

ロシア軍司令部によると、グロズヌイ中心部でロシア軍は武装勢力の激しい抵抗を押し返しながら、住宅、通りを一つずつ掃討して進んでいる。武装勢力が6日にグロズヌイに入って以来、市中心部のホテルに閉じ込められていた記者団と市民ら約30人はロシア軍部隊に保護されたもよう。

ロシア軍側によると、ロシア軍の死者は118人、負傷者は663人に達し、戦車4台、装甲車31台、ヘリ3機、大型トラック13台が破壊された。《共同通信》



8月10日のできごと