平成2737日目

平成8年7月6日(土)

1996/07/06

【北九州市小倉北区】男が「神のお告げ」と15人刺す

6日午前11時55分ごろ、北九州市小倉北区浅野の運送会社の社員から「2階事務所で女性が背中を突然刺された」と110番通報があった。刺した男は、逃げる途中、近くのJR小倉駅のホームなどで停車中の列車の乗客や通行人、警察官らを次々と刺し、計15人にけがを負わせた。

駆け付けた小倉北署員らが、間もなく駅南口付近で福岡県築上郡の無職の男(21)を殺人未遂、銃刀法違反などの現行犯で逮捕した。同署によるとけが人のうち左胸を刺された同市小倉北区、Aさん(19)ら4人が重傷。男の父親(51)も左肩を刺された。

男は調べに対し「神のお告げがあった」などと話しているだけで、名前や犯行については供述していないという。

調べでは、この日男は父親と就職の面接のために午前11時半ごろ同市の会社に行った。面接の途中で言動がおかしくなったため、「頭を冷やす」と近くの海岸に行ったところ突然、登山用ナイフで父親を刺した。

その後追いかける父親を振り切り、運送会社の女性社員や信号待ちをしていた女性3人を刺し、近くの小倉駅に入り込み、5番ホームに止まっていた列車内にいた乗客5人などを次々に刺した。

取り押さえようとした警察官らにも切りつけ、駅南口の改札を出て50メートルほどの道路を渡ったところで警察官に取り押さえられた。《共同通信》



【テニス・ウィンブルドン選手権】シュテフィ・グラフ選手、2年連続7度目の優勝

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テニスの第110回ウィンブルドン選手権は6日、オールイングランド・クラブで女子シングルス決勝を行い、第1シードのシュテフィ・グラフ(ドイツ)が第4シードのアランチャ・サンチェス(スペイン)を6−3、7−5で下し、2年連続7度目の優勝を飾るとともに賞金35万3000ポンド(約6230万円)を獲得した。

7度の優勝回数は、9度のマルチナ・ナブラチロワ(米国)8度のヘレン・ウィルス・ムーディ(米国)に次いで3位タイ。四大大会では通算20タイトル獲得となり、24のマーガレット・コート(豪州)に次ぐ単独2位に躍り出た。また女子ツアーのシングルス優勝は1988年のソウル五輪を含めて100となり、167勝のナブラチロワ、157勝のクリス・エバート(米国)に次いで68年のオープン化後では3人目の100勝の大台に乗せた。

昨年のウィンブルドン、今年の全仏オープンの雪辱を期すサンチェスに対し、グラフはサーブが強力でストロークも安定しており、危なげなくサーブをキープした。第1セットは第4ゲームをブレークし、そのまま押し切り、第2セットはサンチェスの反撃に5−5とされたが、第11ゲームのサンチェスのサーブを破り押し切った。《共同通信》

【アトランタ五輪・選手村】オープン

100周年記念大会となるアトランタ五輪の選手村が6日オープンした。国際オリンピック委員会(IOC)加盟の197か国・地域が完全参加する大会だけに、最高で1万5000人の選手、役員が滞在する五輪史上最大規模の選手村になった。

開村後トップで入村したのは、地元アメリカの水泳選手団。交流に利用されるインターナショナル・ゾーンでセレモニーが行われ、アトランタ五輪組織委のビリー・ペイン会長や、選手村長を努めるラス・チャンドラーさんらが歓迎した。

選手村はアトランタ市の中心にあるジョージア工科大のキャンパスのうち、108ヘクタールを利用。史上初めて全館冷房設備が整えられており、世界中の選手たちの安らぎと交流の場となる。

日本選手団では、7日にメダルの期待がかかる競泳選手団が先陣を切って入村する。《読売新聞》

【新党さきがけ・鳩山由紀夫代表幹事】新党結成に武村氏不可欠

新党さきがけの鳩山代表幹事は6日、宇都宮市内で講演し、自らが唱えている新党結成構想について、「武村代表はさきがけの理念(を生かすため)の中心的存在として不可欠だ。一緒にやれる道を探していきたい」と述べ、新勢力結集の際には武村代表とも行動を共にする考えを強調した。

さらに、鳩山氏はその後の記者会見で、新進党の船田元・元経企庁長官が武村代表や社民党の村山党首の参加する新党には加わらないと明言していることについて、「小異を捨てて大同につくということ(が大事で)、個人の思いで大事を逸することになれば、国家的に申し訳ない」と述べ、武村氏らが加わる場合も新党に参加するよう船田氏に呼び掛けた。《読売新聞》



7月6日のできごと