平成2472日目

平成7年10月15日(日)

1995/10/15

【野坂浩賢官房長官】総選挙前の政権禅譲を否定

野坂浩賢官房長官は15日午前のフジテレビの番組で、今後の村山政権の運営に関連し「選挙をして(政権の)枠組みがまた3党になれば、第一党(の党首)が首相になるのは当然だが、それまでは禅譲ということは考えていない」と述べ、総選挙前に村山富市首相から橋本龍太郎自民党総裁(通産相)への政権禅譲はないとの認識を明らかにした。

衆院解散、総選挙の時期については「来年度予算成立後が常識的に考えられるだろう」との見方をあらためて示した。《共同通信》



【参院平成会・石井一二幹事長】喚問応じる意向

参院平成会の石井一二幹事長は15日行われたNHKテレビの討論番組で、田沢智治前法相の立正佼成会からの2億円借入金にかかわる同氏の参院代表質問削除問題について「(参院や党で)証人喚問を機関決定すれば、喜んで出て私の知っていることを話す」と述べ、参院で証人喚問を決定した場合、応じる意向を表明した。

これは自民党の村上正邦参院幹事長ら各党代表が同問題で「疑惑解明が必要だ」として独自の立場でそれぞれ調査、検討する意向を示した上で、共産党の上田耕一郎参院議員団長が参院での証人喚問を要求していく考えを示したのに石井氏が答えた。

石井氏は代表質問で草稿にあった2億円問題を削除したことについて「質問中、拍手があり、それが終わるのを待ったり、余分のアドリブを入れたりして予定より5、6分遅れていた。このためコメ問題やAPECなどの質問も短縮、削除して辛うじて時間内に代表質問を納めた。質問の中身からして予算委員会で(2億円問題を)やった方がよい、との判断もあった」と述べ、重ねて裏取引疑惑を否定した。

このほか同番組では参院改革に関して、与野党とも選挙制度を含めた改革に積極的に取り組むことで一致。村上氏は「参院の定数を半分に減らすくらいの気持ちで取り組まなければならない」と問題提起し、共産党を除く各党は参院の定数削減に賛成した。共産党は格差是正による定数増を主張した。《共同通信》

【新党さきがけ・鳩山由紀夫代表幹事】さきがけ軸に結集を

新党さきがけの鳩山由紀夫代表幹事は15日夕、名古屋市内のホテルで講演し、社会党などとの第三極づくりについて「われわれが中心になり、小が大をのむくらいの気概に立って新しい流れをつくりたい」と述べ、さきがけの理念、政策を軸に幅広い結集を図りたいとの考えを示した。

ただ鳩山氏は「われわれが光らないうちに一緒に手を組もうということではない」とも述べた。

【セイコーテニス】マイケル・チャン選手が初優勝

男子テニスのセイコー・スーパー最終日は15日、東京体育館で行われ、シングルス決勝は第1シードのマイケル・チャン(米国)が6−3、6−4でノーシードから勝ち上がった18歳のマーク・フィリポーシス(豪州)を下し、6度目の出場で初優勝。賞金15万3000ドル(約1530万円)を獲得した。

世界5位のチャンは巧みなストロークで相手のサブアンドボレーを封じ込み、ツアー通算22勝目(今季3勝目)を挙げた。ツアー初優勝を狙ったフィリポーシスは前週のセーラム・オープン(マレーシア)に続いて決勝で破れた。《共同通信》

【大相僕パリ公演】千秋楽

大相僕のパリ公演千秋楽は15日、パリのベルシー総合スポーツセンターに約1万500人の観衆を集めて行われ、曙が貴乃花を破って総合優勝を果たした。

幕内力士32人(旭道山ら5人は欠場)による千秋楽のトーナメント戦は曙が初日に次いで優勝。曙は2日目優勝の貴乃花との総合優勝決定戦も、終始攻めて最後は左四つで寄り切った。

取組終了後、表彰式に引き続いて閉会式が行われ、貴乃花がフランス語で「みなさまにお目にかかれて、とてもうれしいです。どうもありがとうございました。さようなら」とあいさつした。

これでウィーンと合わせた今回の欧州公演はすべて終了。同日夜にはカ士の宿舎となったホテルでフェアウェルパーティーが開かれた。一行は16日午後(日本時間同日夜)、帰国の途に就く。《共同通信》



10月15日のできごと