平成2413日目

平成7年8月17日(木)

1995/08/17

【山形マット死事件】法務省「いじめ事実あった」

山形県新庄市で平成5年1月に起きた明倫中事件に関連して、山形地方法務局は17日、当時同中学校内でいじめがあったとの調査結果をまとめ、黒沢修同中学校長に文書で再発防止を求めるとともに、市教育委員会と県教育委員会にも学校に対する指導、監督を強化するよう要望した。

この事件では1年生のA君=当時(13)=が同中学校の体育館用具室に巻いて立ててあったマットの中で死亡しているのが見つかった。監禁致死の疑いで同校の生徒7人が逮捕、補導され、1人が行政処分、3人が保護処分、3人が不処分の決定を受けた。

調査結果は、事件前からA君をはじめ、複数の生徒に対していじめがあったが、学校側は認識が足りず、指導が十分でなかったと指摘した。しかし、いじめと事件の関連には触れず、いじめの内容や時期、調査方法なども一切明らかにしなかった。《共同通信》



【第77回全国高校野球選手権大会】第11日

第77回全国高校野球選手権大会第11日は17日、甲子園球場で3回戦4試合を行い、星稜(石川)のほか、創価(西東京)智弁学園(奈良)帝京(東東京)が準々決勝へ進出した。帝京は星稜とともに4年ぶり、創価、智弁学園は初の8強入り。東京勢2校がそろってベスト8に進出するのは1987年以来8年ぶり。

創価は一、二回に長打を放って5点を挙げ、大木が散発3安打に完封する力投で、下関商(山口)に6−0で圧勝した。智弁学園は中盤の集中攻撃で計5点を挙げ、青森山田(青森)に5−2で快勝。帝京は二回、連続二塁打などで3点を挙げ逆転、粘る東海大山形(山形)を8−6で振り切った。《北國新聞》

【中国】この年2回目の地下核実験実施

中国は17日、今年2回目の核実験を実施した。フランスの核実験再開決定に対する国際的な反核運動が高まっている中での実験強行は、来年にも予想される包括的核実験禁止条約締結を前に、核実験を駆け込み実施し、核兵器の性能向上を図る狙いとみられる。

アジア太平洋諸国を中心に中国非難の声が高まるのは必至だ。日本政府は官房長官談話を発表し、政府開発援助などの対中経済協力についてさらに圧縮する方針を示すとともに、河野外相が徐敦信駐日中国大使を呼び、強く抗議した。《共同通信》

【政界談話室】

○・・・村山富市首相は17日、静養先の栃木県・鬼怒川温泉のホテルで午前8時すぎに起床し、二女の中原由利さん一家と約1時間、談笑しながら朝食。その後も浴衣姿のまま渓谷が一望できるホテル内の自室にこもり、東京から持ち込んだ鴨武彦東大教授の「国際安全保障の構想」と石橋湛山元首相を描いた「良日本主義の政治家」の2冊に目を通した。記者団の質問に「緑の山に囲まれた静かな所で、心が洗われるようだ」とコメントを寄せるなど、すっかりくつろいだ様子の首相だったが、午後からは中国の核実験再開のニュースが飛び込み、休み気分にも水。

○・・・新進党「明日の内閣」の西岡武夫氏はこの日、河野洋平外相外務省に訪ね、中国の核実験再開に関して申し入れ。河野氏と二人きりで会うのは「自民党時代に離党届を出して以来」という西岡氏はあいさつもそこそこ、「野党第一党として政府をバックアップする意味で申し上げる」と、政府開発援助(ODA)即時全面禁止などき然とした対応を求めた。しかし、河野氏は「ご趣旨はよく分かりました。ありがとうございました」とそっけない答え。「私怨は残っていない」(西岡氏)とはいえ、やはり新自由クラブ時代の路線対立のしこりは消えていない?《共同通信》

【野坂浩賢官房長官】北朝鮮書紀の発言に不快感

野坂浩賢官房長官は17日午前の鳥取市での記者会見で、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金容淳書記が日本のコメ支援は過去への謝罪の意味がある旨の発言をしたとされることについて「本当ならば重大であり、政治問題に発展するのではないか」と強い不快感を表明した。

同時に、野坂氏は「(発言の)真偽が定かではないので、外交ルートを通じて確かめたい。雑誌で発表されたことであり、そのまま受け取るわけにはいかない」とも述べ、事実確認を急ぐ考えを示した。《共同通信》

8月17日のできごと