平成2780日目

平成8年8月18日(日)

1996/08/18

【新進党・羽田孜元首相】「解散は早い」

新進党の羽田孜、細川護熙両元首相と熊谷弘・元官房長官は18日、長野県軽井沢町のゴルフ場で鷲尾悦也連合事務局長、服部光朗友愛会会長ら労組首脳と懇談した。羽田氏は衆院解散・総選挙について「早いだろう」との見通しを示した。

17日夜には同じ顔触れで、郵政3事業民営化などを盛り込んだ細川氏の行政改革提言を中心に約3時間にわたって意見交換した。両日の懇談は、新進党の次期総選挙公約取りまとめにあたり労組の意見を聞くのを目的に熊谷氏の呼び掛けで行われた。《共同通信》



【第78回全国高校野球選手権大会】第11日

第78回全国高校野球選手権大会第11日は18日、甲子園球場で3回戦残り4試合を行い、春夏連覇を狙う鹿児島実(鹿児島)、初出場の高陽東(広島)と海星(三重)松山商(愛媛)が勝ってベスト8が出そろった。

二回に先制した鹿児島実は四、五回に倉敷工(岡山)の守備の乱れに乗じて大量点を追加して9−2で快勝。夏の大会5年ぶりの八強入りを果たした。高陽東は四回、PL学園(大阪)のエース前川の制球難をついて3点を勝ち越し、後半にも加点。エース宗政は15安打されながら粘り強く完投、7−6で逃げ切った。海星は仙台育英(宮城)に4点差を追いつかれた直後の八回、代打藤村の中前適時打で決勝点を奪い、7−6で競り勝った。海星は7年ぶりの準々決勝進出。松山商は初陣、新野(徳島)の投手陣に3長短打を浴びせて8−2で四国対決に勝ち、10年ぶりのベスト8に進んだ。《共同通信》

【O-157】いじめ、解雇深刻化

病原性大腸菌O-157による集団食中毒で入院した子供が退院後、元気な子供からいじめられたり、O-157の発症を理由に解雇されるなどのトラブルや相談が、ことし6月以降、全国で326件に上っていることが18日、共同通信社の調査で分かった。

トラブルや相談の中には、経口感染しかないO-157が空気感染や接触感染するという誤った理解に基づくものも多い。各地の教育委員会は夏休み明けに各校の教師に対しO-157の感染について正しい知識や感染した子供の心のケアなどを指導、いじめの防止を図る。

労働省も「O-157だけを理由とした解雇は解雇権の乱用に当たる」として各都道府県の労働基準局長に通達を出し、事業者に理解を求めている。《共同通信》

【ヨルダン】カラクに外出禁止令

パンの値上げに抗議する住民の暴動が続いているヨルダンで18日、軍が暴動の中心になった中部の町カラクに外出禁止令を出した。フセイン国王も、カラクなど同国中部や南部を視察するなど事態掌握に務めているが、17日深夜から18日未明にかけ、首都アンマンでも住民と警察が衝突するなど、暴動が拡大する様相も出ている。

カラクでは18日朝、軍がスピーカーで、午前10時以降の外出と集会の禁止を住民に通告した。外出禁止令の実施期間は「追って通告するまで」としている。国王は17日夜、カラクなどヨルダン中、南部の町を視察。鎮圧に当たっている治安部隊を激励した。

現地からの報道では、住民の中には国王に対する批判は少なく、パン価格の2倍以上の引き上げの責任者としてカバリティ首相が攻撃の的になっているという。同首相は視察には同行しなかった。《共同通信》

【ブラジル】誘拐から4年、奇跡の生還

18日付のブラジル各紙によると、ブラジルで4年前に誘拐された少年が奇跡的に見つかり、無事両親の元に戻った。この少年はレアンドロ・ボッシ君で、現在11歳。このほどアマゾン川沿いの都市マナウスで発見された。7歳だった1992年に南部のパラナ州グアラトゥバの自宅付近で行方不明となった。

レアンドロ君の話などによると、2人組に誘拐され、約3000キロ離れたマナウスのまったく知らない家族に売られた。さらに2軒の家族に売られ、発見された時はディオゴという名前で少年保護施設に入れられていた。

レアンドロ君は父親の名前などを言って自宅に返してくれるよう訴えたが、買い取った家族は訴えを無視した。ブラジルでは子供の誘拐がひん発、特にレアンドロ君のように金髪で青い目の子供が狙われ売り飛ばされるケースが多い。

レアンドロ君は行方不明となっている代表的な14人の子供の1人として全国に手配されていたが、化粧品セールスの女性が商品の箱に刷り込まれたレアンドロ君の顔を覚えており、マナウスの路上で見つけた。《共同通信》



8月18日のできごと