平成2226日目

平成7年2月11日(土)

1995/02/11

【複合・荻原健司選手】W杯通算15勝目

ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合第11戦(個人第8戦)は11日、ノルウェーのホルメンコーレンで後半距離15キロを行い、荻原健司(北野建設)が今季4勝目で通算勝利を15と伸ばしてW杯新記録を達成した。

前半飛躍でトップに立った荻原健は、双子の弟、荻原次晴(北野建設)に1分46秒の大差をつけてスタートし、そのままリードを守ってクラウス・ズルツェンバハー(オーストリア)が挙げた14勝を抜いた。

2位は荻原次で、今季個人第5戦に続く兄弟の上位独占も果たした。《共同通信》



【阪神電鉄】青木〜御影間の運行再開

阪神大震災(兵庫県南部地震)で不通となっていた阪神電鉄の青木ー御影間2.5キロが11日始発から運転を始めた。25日ぶりの復旧で、御影駅は8日に開通したJR東海道線住吉駅より、さらに約600メートル神戸市中心部寄り。アクセスの復興に弾みがつきそう。

同社は代行バスの運転区間を同日から御影ー三宮間に短縮。阪急電鉄やJRより距離が短いこともあり、乗客が長い列をつくった。《共同通信》

【安房トンネル】水蒸気爆発、4人不明に

11日午後2時半ごろ、長野県南安曇郡安曇村中の湯の国道158号の安房トンネル取り付け道路工事現場で、突然水蒸気が土砂とともに数十メートルの高さまで噴き上げ、作業中の4人が吹き飛ばされるなどして4人が行方不明になった。

豊科署は災害対策本部を設置し捜索していたが、二次災害の恐れがあるため、同日夜この日の捜索を打ち切った。《共同通信》

【政府、連立与党】開銀統合案を先送り

政府、連立与党は11日未明、村山首相、河野外相、武村蔵相の3党首を交えた緊急首脳会談を開き、特殊法人の見直しの政府案作成に向けて最終調整をした。

この結果、難航していた日本開発銀行など政府系金融機関の統合問題については(1)引き続き与党内で協議を継続し、今国会中に結論を得る(2)政府は結論を尊重する(3)財政投融資制度などを見直す諮問機関設置は見送る–との方針で一致、懸案を先送りした。《共同通信》

【出雲市・岩國哲人市長】都知事選出馬を宣言

東京都知事選への立候補で動向が注目されている岩国哲人・島根県出雲市長は11日、大阪市内のホテルで、4月の大阪府知事選への出馬を要請した市民団体代表らと会い、「東京では私に対し逆風が吹いていると言われるが、かえって出馬への意欲がわく」など述べ、都知事選への出馬を事実上宣言した。

「大阪府政を考える会」の久米川博文代表から出馬要請書と要請への署名簿を受け取った岩国氏は、「光栄に思うが、都知事選出馬の件は、足かけ2年前から東京の関係者が動いている。都民からの期待を受け責任も感じており、すぐに府知事選に出馬するという環境にはない」と、出馬要請を断った。

その上で岩国氏は「最近ある国会議員が『大阪で生まれ、出雲で育った人間に都政ができるのか』と、生まれや育ちで人を差別する発言をした。これで(都知事選出馬への)私の迷いは吹っ切れた」と発言。さらに「自分はこれまでのように、追い風の中より逆風に向かって仕事がしたい」と語り、一部で反対が根強い都知事選出馬に強い意欲を示した。《共同通信》

【新進党・小沢一郎幹事長】村山首相を批判

新進党の小沢幹事長は11日午後、盛岡市内で記者会見し、阪神大震災をめぐる村山首相の政治責任問題について「行政のトップにある人の責任は大きく重い。政治の最高の責任にあるものとしての自らの判断と目覚の問題だ」と指摘し、首相の自発的な辞任を強く促した。ただ「不信任案を出しても自民、社会(など与党)の数が多く、否決される」と述べ、内閣不信任決議案の提出には慎重な考えを示した。

震災復興の財源問題については、増税反対の党方針を示す一方で「借金ばかりしていては国民にインフレというツケが返ってくる。既存の財源を臨時的に回すなど、いろいろな知恵を出さなければいけない」と述べ、赤字国債にのみ依存した財源ねん出には否定的な見解を強調した。《共同通信》

【村山富市首相】建国記念の式典欠席

村山首相は11日、出席を予定していた「建国記念の日を祝う国民式典」を欠席した。式典には河野副総理兼外相が代理として出席した。欠席について首相秘書官は「山口長官らと特殊法人見直しについて話し合う必要があり、日程の調整がつかなかった」と説明。同日昼前から首相官邸で山口総務庁長官、五十嵐官房長官から特殊法人見直し折衝の報告を受けた。

しかし社会党内には「建国記念の日」について、戦前の「紀元節」の復活につながると反対する動きもあることから、こうした事情にも配慮したためとみられる。

国民式典は「国民の祝日を祝う会」(代表理事斎藤英四郎元経団連会長ら)主催、総理府など後援で開かれ、首相は祝辞を述べる予定になっていた。《共同通信》

【ビートたけしさん】ファンの前に

昨年8月、バイク事故で重傷を負ったタレントのビートたけしさん(48)=本名北野武=が11日、東京・新宿の映画館で舞台あいさつ。事故以来初めてファンの前に姿を見せた。

たけしさんは、右目に眼帯をし、右の顔に少しまひが残っていたが、昨年9月末の退院会見とは別人のように元気いっぱい。続いて開かれた記者会見では「来月になったら、目の調子を気にしなくていいようなテレビのトーク番組には出てみたい」と、滑らかな口調で、テレビ復帰への希望を述べた。

この日は、自らが監督したナンセンス・コメディー映画「みんな〜やってるか!」の東京、横浜地区の封切り日。午前10時すぎから舞台あいさつが行われた新宿のテアトル新宿には、徹夜組を含め約400人の熱狂的なたけしファンがの前に詰め掛け、大声援で復帰を祝った。

たけしさんは、右目の状態について「退院直後のように、ものが二重に見えることはなくなった。だが、まぶたが閉じにくく、かゆい。手で触ると角膜を傷つけてしまうので、眼帯をしている」と説明した。《共同通信》



2月11日のできごと