平成2190日目

平成7年1月6日(金)

1995/01/06

【紀子妃殿下】佳子内親王とともに退院

出産のため皇居内の宮内庁病院に入院していた秋篠宮妃紀子さまは6日午前11時すぎ、二女佳子さまとともに退院された。昨年12月29日の出産から9日目の退院で、ピンクのスーツ姿の紀子さまは、眠っている佳子さまを白いおくるみに包み、胸に抱いて病院の玄関へ。

秋篠宮さまとともに主治医の中林正雄・東京女子医大教授や病院関係者にあいさつすると、車で赤坂御用地内の官邸に向かわれた。

宮内庁によると、母子ともの経過は順調。佳子さまは顔色もよく、身長は50.5センチと変わらないが、体重が2848グラムと82グラム増え、元気に泣いているという。

紀子さまは、宮内庁を通じ「退院の日を迎え、うれしく思います。心遣いいただいた方に感謝します」と感想を述べられた。入院中は秋篠宮さまと眞子さまが毎日訪れ、夕食を共にされた。ご夫妻と眞子さまは「佳子ちゃん」と呼ばれているという。《共同通信》



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【第31回大学ラグビー】大東大、6年ぶり3度目の優勝

ラグビーの第31回全国大学選手権最終日は6日、国立競技場で決勝を行い、大東大が22−17で明大を破り、6年ぶり3度目の優勝を飾った。大東大は15日の日本選手権(同競技場)で、社会人優勝チームと日本一を懸けて対戦する。

前半を5−7で折り返した大東大は後半、トンガ勢を中心とした個人技で優位に立ち、13分にナンバー8ラトウのトライ(ゴール)で逆転。さらに15分にはFWの総攻撃で前進した後、WTBオトが飛び込み19-7とリードを広げた。

2連覇で単独最多となる11度目の優勝を狙った明大も、終盤の反撃で1トライ差まで追い上げたが、一歩及ばなかった。《共同通信》

【民主リベラル新党準備会】発足

非自民、非新進党の第三極形成を掲げた「民主リベラル新党準備会」が6日、社会党の政策集団「新民主連合」の山花貞夫会長、新進党(旧民社党)の川端達夫衆院議員、民主改革連合の粟森喬参院議員、民主新党クラブの海江田万里代表の4人が呼び掛け人となって発足した。山花、川端、粟森3氏が同夕、国会内で記者会見して明らかにした。

社会党内外の同調者を募り、9日に初会合を開く。20日召集の通常国会には新会派で臨み、春の統一地方選前の新党結成を目指す方針。山花氏は通常国会前に離党する意向を初めて表明した。

社会党から衆院で20人以上が離党する事態になれば、事実上、社会党は分裂状態となり、村山政権の基盤を直撃するのは必至だ。新民連自体も、準備会発足に先立ち開かれた役員会と総会で、自治労系議員が準備会の「見切り発車」に反発、事実上、分裂した形となった。

記者会見で川端氏は、他の旧民社系議員が参加する可能性について「個々人の判断」と明言を避けたが、今後は連合加盟労組の旧民社系議員への働き掛けが焦点となる。また山花氏は会見で「新党をつくるために党籍の問題は整理しなければならない時期が来る」と述べ、今月中旬には離党する考えを示した。

新党構想をめぐる村山首相の対応に関しては「手順について意見の一致がない」と指摘、執行部側の妥協は期待できないとの認識を鮮明にした。《共同通信》

【村山富市首相】「改革から創造へ努力」

村山富市
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村山首相は6日の今年最初の閣議で「政権発足以来、政治改革、税制改革などの懸念を片付けてきた。今年は戦後50年にあたるが、この50年を振り返り、次の50年に向かって改革から創造へと努力していこう」とあいさつ、年頭会見で表明した「村山ビジョン」に沿って、活力ある経済社会の創造など諸課題に取り組む考えを強調した。《共同通信》

【伊東秀子衆院議員】社会党に離党届

自民党北海道連の推薦を受け、4月の北海道知事選への出馬の意向を固めた社会党の伊東秀子衆院議員は6日午後、社会党離党届を同党北海道本部に郵送した。

これに対し、社会党北海道本部(池端清一委員長)は同日執行委員会を開き、「重大な党議決定違反があった」として離党届を受理せず、伊東氏を除名処分にすることを決めた。

同日夕、札幌市内で記者会見した伊東氏は「(出馬)決断の方向に大きく踏み出したといえる」と事実上の立候補表明をするとともに、正式表明の時期については「12日ごろをめどに考えているが、各層の意見を十分聴いてから決めたい」と述べた。

離党の理由として①各党や市民団体などからの出馬要請の声を前向きに検討する以上、党籍を離れるべきだ②村山政権の基盤を危うくする新民主連合の派閥活動が公然と行われている党の現状に失望したーの2点を挙げた。

また、既に社会党などの擁立で出馬表明している堀達也・前北海道副知事について「状況は変化しているのに横路後継というやり方はおかしい」と批判。「道民の声を道政に取り入れられる市民主体の地方政治を実現したい」と抱負を語った。《共同通信》

【政界談話室】

○…村山首相は6日、ことし初めての閣議に臨んだ。風邪で崩していた体調もようやく回復した様子の首相は記者団相手に「初夢を見る暇もなかったなあ」と正月休暇を振り返りしばし雑談。元日から3日まで滞在した神奈川県・箱根に話が及び、記者団が「富士山の近くにいて、富士の夢などは」と水を向けると、「(本物の)富士山はすっきり見えたなあ。日本の政治もああいうふうにすっきりせんとなあ」。おひざ元の社会党内は新民主連合の新党準備会設置をめぐり不透明さを増すばかりですっきりというわけにはいかない?

○…中曽根元首相はこの日、都内の事務所で記者団と懇談。13日からメキシコのアカプルコで開かれるアジア太平洋議員フォーラム総会出席に関連して記者団が「現地で日本の政治状況を聞かれたらどう答えるか」と質問すると「星雲状態にあるが、いい状態に向かっている」との見方を披露。続けて「村山内閣は長続きするだろう。それぐらいは言っていいかな」とニヤリ。同氏とともに先の首相指名選挙で、海部元首相に投票した渡辺元外相が夏の参院選では、全区で自民候補を擁立をと発言し、党内で反発を招いているのとは対照的な模範回答ぶりで、“風見鶏”健在といったところ。《共同通信》

【チェチェン紛争】ロシア・エリツィン大統領「軍事行動収束目指す」

エリツィン・ロシア大統領は6日午前(日本時間同日タ)、チェチェン共和国情勢について協議するため首相、国防相らで構成する最高政策決定機関の安全保障会議を招集、冒頭で「ロシア軍が軍事行動を終える日付を決めなければならない」と述べ、ロシア軍による軍事行動の終息を目指す方針明らかにした。

一般市民の流血拡大で高まる内外の非難を考慮して、紛争処理の段階が、軍事行動から、ロシアのかいらいである「民族再生政府」を軸とする新共和国体制の整備に移ったことを命象づける狙いがある。

しかし、インタファクス通信によると、大統領はロシア軍はなお残留するとし「非合法武装勢力の武装解除は、内務省部隊が実施する」とも述べた。正規軍が戦闘の前面からは後退するものの、内務省軍が「警察」として引き続き、ドダエフ政権勢力を掃討する方針であることを示しており、戦闘が実際に停止するかどうかは疑問である。

大統領は会議で、5日をもって共和国首都グロズヌイへの空爆を停止するよう命令したが守られていないと不満を表明、グラチョフ国防相に詳しい説明を求めた。ドダエフ政権側の強い抵抗でグロズヌイ制圧が難航しているため、大統領が国防相に責任を負わせて自身への批判をかわし、政権基盤の動揺を回避する可能性も指摘されている。《共同通信》

【米・クリントン大統領】ロシア・エリツィン大統領に書簡

米政府当局者は6日、クリントン大統領が同日、チェチェン情勢に懸念を表明し、欧州安保協力機構(OSCE)を通じた交渉による紛争解決を求める書簡をエリツィン・ロシア大統領に送付したことを明らかにした。米大統領がこの問題でロシア側に米側の考えを直接伝えたのは初めて。

これまで、チェチェン情勢をロシアの「内政問題」として慎重に状況を見守ってきた米政権が、クリストファー国務長官による懸念表明に続き、大統領が書簡を送付したことは、一般市民の流血拡大を受けてエリツィン大統領の事態収拾能力に不安を抱いたことが背景にあり、チェチェン情勢で、ロシア側の自制を強く求めるのが目的とみられる。

同当局者は、クリントン大統領が書簡の中で「紛争終結のためOSCEと密接に協力し、国際基準に従って危機を解決するようエリツィン大統領に呼び掛けた」と語った。

ゴア副大統領は、大統領書簡について米テレビで放映されたロサンゼルス・タイムズとの会見の中で「(事態打開のための)建設的な提案をしたと述べ」たが、具体的には触れなかった。

同当局者によると、米政府は17日にジュネーブで行われる米ロ外相会談などを通じてロシアとの接触を継続するほか、他の欧州諸国ともOSCEの紛争調停活動に協力していく方針だ。《共同通信》



1月6日のできごと