1994 平成6年12月22日(木)

平成2175日目

平成6年12月22日(木)

1994/12/22

【プロ野球・ダイエー】新人選手入団発表

ダイエーは22日、福岡市内のホテルでドラフト指名4選手の入団発表を行った。

駒大進学から方向転換して入団し、プロ野球選手になる夢を実現したドラフト1位の城島(別府大付高)は、小学校時代の作文に王監督の通算868本塁打を抜きたいと書いている。「今思うと(作文では)とてつもないことを書いてしまった。まずは、広い福岡ドームで1本両親に見てもらいたい」と表情を緩ませた。

城島ら4選手は豪州キャンプに参加させる方針で、王監督は「この世界は勇気を持ってチャレンジすることが一番大事。もうお客さんじゃない。後は本人次第で、キャンプにどういう形で参加してくるか楽しみだ」と期待を寄せていた。

新入団選手は次の通り。

ドラフト1位 城島健司捕手(18)=別府大付高、182センチ、85キロ、右投げ右打ち、背番号2 ▷同2位 斉藤貢投手(24)=プリンスホテル、173センチ、67キロ、右投げ右打ち、12 ▷同3位 本間満内野手(22)=駒大、180センチ、73キロ、右投げ左打ち、10 ▷同4位 藤井政夫投手(26)=日産自動車九州、177センチ、72キロ、右投げ右打ち、15 《共同通信》



【フジ系連続ドラマ・29歳のクリスマス】最終回

【大相撲初場所】番付発表

日本相撲協会は22日朝、大相撲初場所(来年1月8日初日・両国国技館)の番付を発表した。秋、九州場所で連続全勝優勝した貴乃花が東横綱に昇進。西の曙と平成4年初場所以来、8場所ぶりに東西の横綱がそろった。

22歳4カ月の貴乃花は北の湖、大鵬に次いで史上3位の年少横綱で、初土俵から42場所目のスピード昇進。先輩横綱を追い抜いて東に新横綱が就くのは昭和48年名古屋場所の輪島以来となる。曙は昇進以来初めて西に回った。

大関は東に貴ノ浪、若乃花、西に武蔵丸が座った。関脇は東が新の魁皇、西は通算15場所目の関脇となる琴錦と、対照的な顔触れ。東小結はこれで9度目の三役昇進の安芸乃島が7場所ぶりに返り咲いた。先場所、デビュー12場所目で初の負け越しを喫した武双山は関脇から西小結へ後退した。新入幕、新十両はともになし。

再入幕は若翔洋、琴ケ梅。武哲山と隆濤の学生出身2人が十両に戻り、学生出身関取は史上最多の14人となった。またブラジル出身の隆濤の復帰により、外国出身関取も史上最多の6人を数えた。《共同通信》

【新進党】連合に支援要請

新進党の海部党首は22日午後、連合本部を訪れ、芦田甚之助会長ら幹部に党首就任などのあいさつをした。各党へのあいさつ回りとは違って、この日ははじめて小沢幹事長も同行し、あいさつ前に単独で芦田会長と会談。羽田、石田、米沢の3副党首、中野政審会長も同席するなど、連合の支援に対する新進党の期待の大きさを示した。

海部氏は、結党大会で笹森連合副会長が「新進党に国政を任せられるか、一抹の不安がある」と述べたことを念頭に「党大会での祝辞は身に染みているので努力したい」と述べた。芦田氏は「連合もできるだけ注文をつけるので取り入れてほしい」と要望した。《共同通信》

【社会党】臨時党大会を2月11日に開催

社会党は22日、三役懇談会、中央執行委員会を断続的に開き、「民主主義・リベラル新党」構想を協議する臨時党大会を来年2月11日をめどに開催する方針を決めた。しかし、新党結成の手順や「95年宣言」の取り扱いなど大会の位置付けをめぐって対立、正式決定を1月12日の中執委協議に持ち越した。

1月の党大会開催を求めてきた「新民主連合」(山花貞夫委員長)は先送りに反発。1月の通常国会召集前にも独自に新党を旗揚げする構えを強め、党内情勢は分裂含みとなった。《共同通信》

【政界談話室】

○…村山首相は22日朝から、社会党の臨時党大会開催問題で記者団の質問攻めに。しかし首相サイドが示した「1月21日開催」を軸とする妥協案に党内から反発が続出したことに配慮してか、何度聞かれても「中執が決めること。中執に任せてある」の一点張り。質問がよほど苦痛になったのとみえて、昼食時には食後のコーヒーも飲まず、記者団のすきを見て官邸地下の食堂を抜け出し、二階の執務室まで一気に階段を駆け上がるフットワークの良さを見せたが、党内の混乱も同様にかわせる?

○…新進党の加藤六月税制調査会顧問はこの日昼、首相官邸を訪れ来年度予算案の復活要求。この後、国会内での記者会見に現れた加藤氏は会見室の壁に掛かっていた3年前の永年勤続表彰記念の自分の肖像画を見上げ「あの時は若かった。あれから苦労が始まったんだ」。自民党離党や野党転落など、この間の波乱の歳月を振り返り、悲哀を隠し切れない様子。とはいえ会見では自民党時代に政調、税調両会長を歴任したベテランらしく「今の与党はかわいそうだ。連立を維持するために調整をしているだけで、あれでは予算づくりとは言えない」とバッサリ。《共同通信》

【伊・ベルルスコーニ内閣】総辞職

イタリアのベルルスコーニ首相は22日、大統領官邸にスカルファロ大統領を訪ね、全閣僚の辞表を提出して内閣総辞職した。首相府によると、これに先立って首相は、同日開かれた閣議で辞任の意向を表明し、全閣僚が同意した。総辞職に伴い、大統領がだれを新首相に指名するかが政局の焦点となるが、首相支持派は解散・総選挙を求めており、政局が混迷することも予想される。

首相は辞任について、機会での不信任動議の審議を踏まえたうえで決断した、と述べた。首相が、不信任動議の採決を待たずに辞任したことは、投票で敗北し、連立与党全体のイメージを傷つける事態を避けたかったためとみられる。下院では同日も、内閣の信任、不信任をめぐる審議が続けられている。

首相が贈賄容疑でミラノ検察庁の捜査を受け、さらに連立与党の北部同盟が首相に不信任案を突き付ける側に回ったことで、首相支持派は国会の過半数を割っていた。

新首相指名について首相を支持するフォルツァ・イタリア(FI)、国民同盟(AN)、キリスト教民王センター(CCD)など与党各党は、ベルルスコーニ氏の再指名以外は認めず、あくまで解散・総選挙を求めている。《共同通信》

【チェチェン共和国】空爆で100人以上死亡

チェチェン共和国に進攻中のロシア軍は22日未明から、首都グロズヌイに進攻以来最も激しい空爆を断続的に加え、チェチェン外務省は市中心部の住宅街が破壊され、子供17人を含む市民100人以上が死亡、250人以上が負傷したと発表した。

一方、タス通信などによると、グラチョフ国防相は同日「決断力を欠いた」との理由で国防次官、地上軍副司令官ら幹部を解任し、自ら作戦を指揮すると決定、批判の強い今回の軍事介入をめぐり軍指導部内の亀裂をうかがわせた。国防相は同時に、首都封鎖に向け砲撃と空爆を強化する指示も出しており、地上部隊による首都攻撃が近いとの観測もある。

チェチェン軍参謀本部によると、空爆は22日未明、5波にわたり実施され、中心部の住宅に爆弾が直撃。郊外の映画館も破壊され、館内で宿泊していた市民20人が死亡した。空爆は昼からも断続的に続き、チェチェン外務省が同日午後に発表した声明によると、最高会議ビルも被弾して7人が死亡、破壊された市中心部の住宅のがれきなどから100人の死者と150人以上の負傷者が見つかったとしている。21日、市南部にある製油所が砲撃で炎上したが、現在は鎮火したという。

ロシア政府は22日、安全保障会議と大統領府メンバーを交えた政府会議を招集、ソスコペツ第一副首相は、空爆は武装勢力が対象で、市内への空爆はドダエフ政権側による砲撃だと述べた。《共同通信》

【乙羽信子さん】死去

演技派女優として親しまれた乙羽信子さんが22日午前9時23分、肝不全のため東京都千代田区の三楽病院で死去した。70歳だった。鳥取県出身。

宝塚歌劇団の娘役トップスターだった昭和25年に退団、大映に入った。“100万ドルのえくぼ”で清純派で売り出し、新藤兼人監督の作品「愛妻物語」で好評を博した。以後、新藤監督とは公私両面にわたって結び付き、「縮図」「裸の島」などで演技派女優として数々の役に挑んだ。

53年同監督と正式に結婚。翌年、「絞殺」でベネチア国際映画祭最優秀女優賞を受賞。国内でも数々の賞を受けた。《共同通信》



12月22日のできごと