平成2121日目

平成6年10月29日(土)

1994/10/29

【サッカー日本代表】次期監督に加茂周氏

日本サッカー協会は29日、名古屋市内で理事会を開き、日本代表の新監督に横浜フリューゲルスの加茂周監督(55)が就任し、強化委員会の新委員長に加藤久・副委員長(38)=ヴェルディ川崎選手、協会特任理事=が昇格することを正式に決定した。いずれも12月1日付。

加茂新監督の任期は1年で、年俸は推定5000万円。今後、コーチングスタッフ人事に入るが、ジェフ市原の岡田武史コーチ(38)の就任が有望視されている。《共同通信》



【村山富市首相】統一地方選へスマイル連発

「はい、にっこりどうぞ」ー。村山首相は29日午後、東京・永田町の社会党本部で、来春の統一地方選挙用の写真撮影をした。同党地方議員ら立候補予定者とのツーショットの前に、「党の顔」として単独でポスター、パンフレット用の撮影。「緊張感を」「きりっとした笑顔で」などとカメラマンの矢継ぎ早の注文に、首相は「なかなか難しいわ」と苦笑い。

出馬予定者との撮影では1時間半で70人近くと握手し、選挙用のスマイルを連発していたが、公邸に戻ってからも「勝つためには、一生懸命やらんとな」と意気盛んな様子だった。《共同通信》

【新生党・羽田孜党首】新民連との連携に期待

新生党党首の羽田孜前首相は29日、長野県佐久、上田両市で講演と記者会見をし、民主リベラル新党結成を目指す社会党中間・右派の「新民主連合」の動きについて「山花(前社会党委員長)さんたちのグループには私たちと歩きたいと言っていた方がたくさんいる」と述べ、連携に期待感を表明した。

さらに「(同グループとの)連立の可能性はあり得るが、新制度では選挙協力は非常に難しい。新しい政治を起こすということで接点が求められると思う」と、新・新党に参加する形が望ましいとの考えを表明した。

新・新党の党首選びついては「だれかに決まったら、ほかの人がそを向くということになっては何もならない。今無理して強引にやったら必ず破たんしてしまう」と述べ、調整が難航した場合は党首を当面置かず、集団指導体制で運営すべきだとの考えを明らかにした。

羽田氏は、区割り法成立後、村山内閣に早期の衆院解散・総選挙を求める意向を重ねて示すとともに、新党の要請があれば従来の選挙区を離れ、比例代表で出馬する考えを表明した。《共同通信》

【Jリーグ・ニコスシリーズ】第16節

Jリーグ・ニコスシリーズ第16節(29日・国立競技場ほか=6試合)ヴェルディ川崎が苦しみながらも貫禄を発揮、ジェフ市原を3−1で退け、首位を堅持した。川崎は13勝3敗。川崎は市原に1点を先制されたが、武田のの得点で同点とした後、後半中盤すぎにビスマルク、北沢が立て続けにゴールを奪った。

2位のベルマーレ平塚は名古屋グランパスに4−0で圧勝、川崎を1勝差で追走している。横浜マリノスは清水エスパルスを3−1で破り、ジュビロ磐田は3−1で横浜フリューゲルスに快勝。鹿島アントラーズは4−2でサンフレッチェ広島を下し、ガンバ大阪は4−1で浦和レッズに勝った。大阪は4連勝。《共同通信》

【プロ野球・日本シリーズ】巨人、5年ぶりの日本一

長嶋巨人が念願の日本一の座に就いた。29日のプロ野球日本シリーズ第6戦、巨人は4度目の対戦となった西武に3-1で勝った。球団は創設60周年に優勝で花を添えた。復帰2年目の長嶋監督は、一度目の巨人監督時代に1976、77年と阪急(現オリックス)に敗れており、17年ぶり3度目のシリーズ挑戦で初の日本一監督となった。最高殊勲選手(MVP)には、2完投勝利(1完封)の巨人・槙原が選ばれた。

西武は9度目のシリーズ制覇に失敗。森監督は今季限りでの勇退を決意しており、来年は新たなチーム作りをして日本一奪回へ挑む。

巨人は二回に岡崎が犠打、三回に岸川が適時打して序盤で2点をリード。1点差に詰め寄られた八回にはコトーがソロ本塁打して突き放し、槇原の好投で快勝した。《共同通信》

【米・ホワイトハウス】銃乱射

米ホワイトハウスで29日午後3時(日本時間30日午前4時)ごろ、建物から約100メートル離れた北側のペンシルベニア通りから白人の男が建物に向けて自動小銃を乱射した。男が発射した20−30発の銃弾のうち、3発が大統領が居住している本館の外壁に、5発が本館と西館の間の記者室の外壁に当たり、うち1発は記者室の窓を貫通した。同日朝、中東歴訪から帰国したばかりのクリントン大統領は、本館内のテレビでフットボールを観戦中で、銃声は聞いたが、無事だった。ヒラリー夫人はカリフォルニアにいて不在。記者らにもけがはなかった。

発砲した男は、空の弾倉を交換しようとした際、通行人に取り押さえられ、駆け付けた警官が銃を押収して逮捕。シークレットサービスが男を火器不法所持罪と故意に政府資産を損壊した罪で告発した。

シークレットサービスにると、男はコロラド州から来たホテル従業員フランシスコ・M・デュラン容疑者(26)で、使用した銃は旧ソ連製AK47(カラシニコフ)をモデルにした中国製のSKS自動小銃。記者会見した警護担当高官は「暗殺の企てとは思わない」との見方を示した。

容疑者は先月30日に行不明となり妻が捜索願を出していた。容疑者は1987年から91年まで米陸軍で兵役に就いていた。米CNNなどによると、デュラン容疑者は市民や観光客に交じってペンシルベニア通りをしばらくうろついた後、コートの下から自動小銃を取り出し、銃撃を始めた。

ホワイトハウスでは9月12日にも、小型セスナにが南庭に墜落し男が死亡した。米国では今年9月に、自動小銃を中心に殺傷力の強い19種類の銃砲の製造と新規所有を禁止する包括犯罪防止法が成立したばかり。《共同通信》



10月29日のできごと