平成2038日目

平成6年8月7日(日)

1994/08/07

【WBCジュニアバンタム級タイトル戦】川島郭志選手、初防衛に成功

世界ボクシング評議会(WBC)ジュニアバンタム級タイトルマッチ12回戦は7日、東京・有明コロシアムで行われ、チャンピオンの川島郭志(ヨネクラ)が同級1位のカルロス・サラサール(アルゼンチン)、を3−0の判定で下し、初防衛に成功した。川島は18戦15勝(2KO)2敗1分け。

WBCの指名試合となった一戦は、序盤29歳のサラサールが積極的に前へ出て健闘、ほぼ互角で進んだ。しかし、川島は6回ごろから右のジャブが当たりはじめ、左フック、ボディーと的確に攻め挑戦者をスピードで上回った。その後も、細かいパンチを浴びせ、ダウンこそ奪えなかったものの、ジャッジ3人の支持を集め快勝した。《共同通信》



【国際エイズ会議】横浜で開幕

人類共通の課題であるエイズ問題の克服に向け「女性とエイズ」を中心テーマに128カ国の研究者、民間活動家、患者・感染者ら1万1000人余りが集まる「第10回国際エイズ会議」が7日夕、皇太子ご夫妻を迎え6日間の日程で横浜市のパシフィコ横浜で始まった。開会式で村山首相が日本の支援を約束。アジアで感染者の爆発的増加が懸念される中、開催国日本が前向きに問題解決に取り組む姿勢を示した。アジアでのエイズ会議開催は初めて。

午後4時すぎから始まった開会式では、皇太子さまが「エイズは人類にとって解決が急務となっている重要な課題」とあいさつし、村山首相も「わが国としてはエイズ克服に向けて国内施策の充実と国際協力の伸展に一層尽力する」とアピール。患者・感染者代表の大石敏寛さんは、場内の感染者に起立を呼び掛けた上で「われわれは一人ではない。多くの仲間とともにエイズと闘いたい」と述べ、大きな拍手を浴びた。

1981年、米国で初めて患者が確認されたエイズは近年、地球規模で拡大。世界保健機関(WHO)の推計では、世界の患者・感染者は1700万人以上に上り、とりわけ世界人口の約6割を占めるアジアでは感染者急増に加え、母子感染など女性をめぐる問題が深刻化している。

会議はこうした現状を踏まえ「女性とエイズ」や「アジアのエイズ対策」を中心テーマに選んだ。海外の売春経験者らも参加し医学、教育、社会など多彩な分野の研究・活動成果3400件余りが分科会などで報告される。《共同通信》

【海部俊樹元首相】野党の結束強調

新間正次氏の議員失職に伴う参院愛知再選挙で、新生、公明、日本新、民社など共産党を除く野党側9党派が擁立を決めている元労働省課長の都築譲氏(43)の総決起集会が7日、名古屋市内のホテルで開かれた。集会には総合選対本部長に就任した海部元首相のほか、公明党の石田、民社党の米沢両委員長や地元議員、労働組合代表など計約300人が出席した。

冒頭で海部元首相は「大変重要な選挙だ。分かりやすくきれいな政治をする姿勢が新しい政治の扉を開く。われわれ改革をする側は力を合わせよう」とあいさつ、野党側の結束の必要性を強調した。

また集会後、同市東区に建てられた都築氏の選挙事務所開きがあり、遊説先の北海道から駆け付けた羽田前首相が「自社連立というおかしな政権に対して、国民がどう考えているのか。日本の進路を決める選挙になる」として、自社さ連立政権との対決姿勢を鮮明にした。

同選挙には、自民、社会、さきがけの連立与党3党が元国連本部職員の水野時朗氏(48)、共産が党県委員大村義則氏(38)を擁立。タレントの末広真季子氏(49)も名乗りを上げており激しい選挙戦が予想されている。《共同通信》



8月7日のできごと