平成1757日目

平成5年10月30日(土)

1993/10/30

【サッカー日本代表】帰国

カタールのドーハで行われていたサッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選で惜しくも本大会への出場権を逃した日本代表チームの選手団が30日早朝、成田空港着の日航特別機で帰国した。

28日に行われたイラクとの最終戦の終了直前に同点ゴールを奪われ、悪夢のような引き分けで初出場の悲願は達成できなかった。しかし選手たちは落ち着きを取り戻したようで、さばさばした表情で関係者の出迎えを受けた。

オフト監督は「今はまだ頭の中が空っぽの状態」の胸の内を明かしながらも、「選手たちに関しては一年半の間、素晴らしい仕事をしてくれた」と高く評価。柱谷主将(川崎)は「残念でしようがないが、恥ずかしい試合はしていないと思う」と話し、W杯への挑戦を締めくくった。《共同通信》



【細川護熙首相】コメで米に譲歩姿勢

細川首相は、来月中旬の米国・シアトルで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を機に開かれる日米首脳会談に臨むコメ市場開放問題の対処方針を固めた。複数の政府関係筋が30日、明らかにした。

それによると、クリントン米大統領が首相に対しコメの輸入自由化を正式に求めた場合は「国際的強調を重視する観点から、複数の選択肢を検討し、新多角的貿易交渉(ウルグアイ・ラウンド)の成功に全力を尽くす」などの表現で、日本の首相として初めて公式に米側に譲歩の姿勢を示す。《共同通信》

【WBAライト級タイトル戦】グッシー・ナザロフ選手、王座奪取

世界ボクシング協会(WBA)ライト級タイトルマッチ12回戦は30日、ヨハネスブルグのナショナル・エキシビションセンターで行われ、同級1位のグッシー・ナザロフ(協栄)が、初防衛を目指したチャンピオンのディンガン・トベラ(南アフリカ)に3−0の判定で勝ち、世界初挑戦で王座奪取に成功した。

デビュー以来18戦全勝(14KO)のナザロフはキルギスタン出身で、旧ソ連出身の世界チャンピオンは同じ協栄ジム所属の世界ボクシング評議会(WBC)フライ級のユーリ・アルバチャコフに続いて史上2人目。日本のジムからは、通算34人目の世界王者誕生となった。

これで協栄ジムは、WBAジュニアバンタム級の鬼塚勝也と合わせ、日本ボクシング史上初めて同時に3人の世界王者を抱えることになった。

ナザロフは持ち前のパワーで終始王者を圧倒。4回、左フックをカウンターで顔面に受けダウンを喫したが、その後は逆に左のボディーブローでペースをつかみ、10回には強烈な右フックをあごに当て、ダウンを奪い返した。

3人のジャッジの採点は、ルイス・リベラ(プエルトリコ)が118-108、パトリシア・ジャーマン(米国)が115-114、ミヒャエル・フィッシャー(ドイツ)が117-111だった。《共同通信》



10月30日のできごと