平成1648日目

平成5年7月13日(火)

1993/07/13

【北海道南西沖地震】被害実態が次々に判明


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北海道沖の日本海で12日発生したマグニチュード(M)7.8の大地震は、13日になって深刻な被害状況が次々に判明、北海道庁が午後7時現在でまとめた道内の被害は奥尻島の奥尻郡奥尻町を中心に死者80人(北海道警確認は63人)、行方不明者167人に上った。

青森県の死者1人を含め死者・行方不明者は248人となり、昭和58年の日本海中部地震を上回る見通しとなった。気象庁は「平成5年北海道南西沖地震」と命名した。

同庁は発生5分後に北海道沿岸に大津波警報を出したが、津波の到達が速く被害が拡大した。

政府は同日午前、災害対策基本法に基づく非常災害対策本部を設置、宮沢首相と政府調査団(団長・井上国土庁長官)が同日午後、それぞれ空路、北海道入りした。14日奥尻島を視察する。《共同通信》

北海道南西沖地震による北海道の被害は同庁の13日夜までのまとめで、最大の被害を受けた奥尻郡奥尻町は死者60人、不明者は155人、重傷者50人に上っている。

津波と火災で全島戸数の2割強にあたる約400戸(焼失は約300戸)に被害が出た同町南端の青苗地区では13日夕、ようやく火災が鎮火した。町は次々と判明する行方不明者の捜索に追われた。

島の北部、西部への道は寸断されて連絡が取れず現状は全く分からない状態で、被害はさらに深刻さを増しそうだ。

奥尻消防署の調べによると、地震によるがけ崩れで押しつぶされた島東部のホテル「洋々荘」には、当時34、5人の客が泊まっていた。午後3時までに18人を現場から収容したが、9人は死亡。陸上自衛隊120人が14日も残る不明者の捜索に当たる。

島の南東部にある松江地区では、海岸線沿いに建っていた家はそのまま津波でさらわれたケースが多く、死者、不明者の合計は町の調べで50人近くにも達した。

北海道電力によると、同町のほぼ全域で停電しており、14日までの復旧は難しい見通し。13日夜は発電機を臨時に運び込んで避難所などに電力供給する。

北海道は13日午後、被害が日本海沿岸を中心に広がっているのに伴い、瀬棚郡瀬棚町、島牧郡島牧村に新たに災害救助法を適用した。同法の適用対象は奥尻町を含め4町村となった。

道庁の被害まとめによると、住宅の全壊550戸、半壊、一部損壊606戸、床上、床下浸水385戸。水道の被害も約900件に上った。また、札幌と函館を結ぶ国道5号など国道、道道の150カ所で土砂崩れ、陥没が発生。33の港湾施設で亀裂などが生じ、漁船など334隻に被害が出た。《共同通信》



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【大相撲名古屋場所10日目】若ノ花に土

大相撲名古屋場所10日目(13日・愛知県体育館)大関昇進を目指す関脇若ノ花が初黒星。横綱曙が10連勝で単独トップに立った。若ノ花は好調琴錦の左突き落としにあっけなく敗れた。琴錦は勝ち越し。曙は関脇武蔵丸を引き落とした。武蔵丸は7勝3敗。史上最年少横綱を狙う貴ノ花は、琴富士を危なげなく押し出して9勝1敗とした。大関小錦は7勝目を挙げ、かど番脱出へあと1勝。全勝の曙を追う1敗は貴ノ花、若ノ花の2人。2敗で平幕の琴錦と栃乃和歌が続く。十両は武双山と立洗が8勝2敗でトップに並んだ。《共同通信》

【巨人・槙原寛己投手】通算100勝

広島0-1巨人◇13日◇札幌円山

巨人が槙原ー石毛のリレーで広島打線を零封。連敗を5で止めた。九回途中でマウンドを降りたが、槙原は粘り強い投球。一回を除く毎回の10安打されたがすべて単打だけ。速球にスライダーやフォークボールを巧みに配して要所を締め、通算100勝をマークした。《共同通信》

【政界談話室】

○…自民党の梶山幹事長は13日の記者会見で、北海道南西沖地震に触れ、復旧に全力を挙げる決意を強調するとともに、「宮沢首相も今夜、青森から急きょ現地入りする」と、胸を張った。ところが、首相が選挙遊説のため青森入りしたのは10日で、13日は愛知県で遊説の真っ最中。幹事長の「青森から」は、全くの勘違いだった。記者団に指摘された幹事長は「ん、今日じゃなかったかな…いま調整中だ」と、しどろもどろ。本来なら引っ張りだこの首相をどこに入れるかは悩みの種だが、不人気だげに首相の遊説日程も眼中になし?

○…社会党の和田静夫副委員長はこの日、国会内で記者会見し、護憲の立場からは新生党との連立はできないと執行部に申し入れたことを明らかにした。しかし、記者団から「あなたも執行部の一員では」とただされると、思わず絶句。「(執行部内でも)副委員長として発言してきたが、各地の候補者からも執行部で意思統一してくれとの声がある。私も候補の一人として執行部に物申すべきだと思った」と苦しい釈明。社会党の劣勢が伝えられる中での、わらをもつかむパフォーマンスも、かえって党内の動揺と混乱を浮き彫りにした格好。《共同通信》

【ポル・ポト派】統一軍参加で合意

カンボジア総選挙を拒否したポル・ポト派のキュー・サムファン議長は13日、プノンペンで国家元首のシアヌーク殿下らと会談後、ポト派も参加した4派による統一軍の設置で殿下と合意したことを明らかにした。他の3派は既に統一軍参加を決めており、ゲリラ活動の停止につながるポト派の統一軍への参加は、カンボジア和平への大きな前進と言える。しかし、同議長はシアヌーク元首の顧問になることも要求しており、ポト派の政治参加の在り方をめぐる調整が、4派による統一軍実現のかぎを握りそうだ。

サムファン議長は13日、プノンペン入りし、シアヌーク殿下のほか共同首相のラナリット殿下(民族統一戦線党首)、国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)軍事部門のサンダーソン司令官らと相次いで会談した。

議長は、同派の政治参加について、暫定国民政府や新政府での入閣を求めているわけではないことを改めて指摘しながらも、ラナリット殿下が将来、入閣の方向で考えていることを示したと述べた。また、ポト派として「シアヌーク元首の顧問になることを求めている」と述べ、その決定権は政府側にあるとした。

ポト派は先月末、同派放送を通じ、サムファン議長が殿下の顧問になると伝えたが、殿下はこれを否定している。《共同通信》



7月13日のできごと