平成1646日目

平成5年7月11日(日)

1993/07/11

【米・クリントン大統領】板門店を視察

訪韓中のクリントン米大統領は11日、南北朝鮮を分断する軍事休戦ラインの非武装地帯にある板門店共同警備区域を視察し「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が核を開発して使用するなら、北朝鮮政権は最期を迎えるだろう」と述べるなど、北朝鮮の核開発阻止に向けた米国の強い意思を改めて表明した。

大統領は同日午後7時すぎ、訪日、訪韓日程をすべて終え、専用機でハワイ経由で帰国の途についた。

大統領はこの日午後、朝鮮戦争(1950−53)休戦の際、南北双方が捕虜を交換した板門店の「帰らざる橋」を視察。北朝鮮が核拡散防止条約(NPT)に復帰シない限りこの地域の緊張は続く、とし「今回の訪韓が朝鮮半島の統一と北朝鮮のNPT復帰などこの地域の懸案解決に助けとなることを望んでいる」と述べた。《共同通信》



【大相撲名古屋場所】8日目

大相撲名古屋場所8日目(11日・愛知県体育館)横綱曙と関脇若ノ花はそろって快勝、ストレートの勝ち越しを決めた。曙は左四つに組み止め一気の寄りで初顔の時津洋を退け、若ノ花は巴富士を一方的に押し出した。大関貴ノ花は旭道山に全くつけ入るすきを与えず完勝し1敗を堅持。平幕の琴錦も1敗を守った。かど番脱出を目指す大関小錦は関脇武蔵丸を下し6勝2敗、武蔵丸も2敗。この日の結果、全勝は曙と若ノ花で1敗が貴ノ花と琴錦の2人。十両は7勝1敗で旭里と魁皇が並んだ。《共同通信》

【全日本女子柔道48キロ級】田村亮子選手が3連覇

世界選手権の代表選考会を兼ねた全日本女子柔道体重別選手権は11日、東京・代々木第二体育館で7階級を行い、48キロ級は田村亮子(福岡工大付高)が3連覇を果たした。《共同通信》

【イラク】ミサイル封印を拒否

バグダッドからの情報によると、国連査察団によるミサイル試射施設の封印問題をめぐり、イラク政府は11日、国連安全保障理事会に書簡を送り、同施設の封印は意味がないとして拒否する方針を通告、対決姿勢を鮮明にした。

国連が強く反発するのは必至で、米軍などによる新たなイラク攻撃の懸念が急速に高まっている。《共同通信》

【宮沢喜一首相】下野論を否定

宮沢首相は11日午後、遊説先の盛岡市内のホテルで記者会見した。日本新党と新党さきがけが総選挙後、自民党との連立政権を組むことはないとした点について「(自民党と)連立を考えないと言うのなら、それはそれで考えるが、連立ではなくとも(今後)いろんな話し合い、対応はあると思う」とした上「いずれにせよ自民党は国民政党でイデオロギー政党ではないので政見(政策)を同じくする人と話し合っていく」として両新党との政策連合を模索していく意向を強調した。

自民党が過半数割れした場合、少数与党での政権維持について「第一党であれば、国民から第一党の責任を与えられた(ことになる)」と述べ、重ねて下野することはないとの考えを明確にした。また政治改革について「政治家とカネという問題で敗防止(策)が急(に必要)であれば、急ぐものを先に処理するのに反対はしない。(4法案)全体が相互に関連しているので多少早いとか遅いとかあっても(全体を実現するのが)大事ということだ」として、改めて政治腐敗防止策の先行処理を容認した。《共同通信》



7月11日のできごと