平成1593日目

平成5年5月19日(水)

1993/05/19

【自民党・羽田派】閣僚引き揚げも

自民党羽田派所属の中島衛・科技庁長官、船田元経企庁長官は19日、同派幹部の小沢元幹事長と小沢氏の事務所で政治改革をめぐり協議し、宮沢首相の対応次第では最終的に閣僚辞任をも含む「一定の行動」で強い抗議の姿勢を示すことを確認した。

ただ当面は改革実現のため閣内でも宮沢首相に協力する方針で、政治改革実現に向けた積極的な発言を続けるとしている。《共同通信》



【神木隆之介さん】誕生日

【大相模夏場所11日目】曙11連勝

大相模夏場所11日目(19日・両国国技館)横綱曙は好調の平幕、貴闘力を押し倒して11連勝、単独トップを守った。大関貴ノ花は栃乃和歌を下してただ一人1敗を堅持。関脇若ノ花は関脇武蔵丸に逆転勝ちして9勝目をマークした。2敗は若ノ花と貴闘力の二人となった。大関小錦は寺尾を退けて6勝5敗。十両は湊富士が2敗を保ち、依然首位に立っている。《共同通信》

【政界談話室】

○…宮沢首相は19日、官邸で金守漢・韓日親善協会中央会会長らの表敬訪問を受けた。韓国でも政治腐敗防止を審議する国会が開かれており、首相は「韓国の国会は年間ずっとですか」と率直な質問。「今は臨時国会中です」との答えに「通常国会を何カ月かやって臨時国会ですか」などと矢継ぎ早。会談後、記者団から国会会期延長の可能性を聞かれたのに対し、首相は「(会期は)たくさん残っている」と答えたが、韓国国会の事情を気にしているあたり、思いは政治改革法案の処理を中心とした今国会の閉幕の仕方に?

○…自民党の梶山幹事長は熊本市内で開かれた全国特定郵便局長会総会であいさつ、都議選に触れ「首都決戦が1カ月後に迫っている。衆院も来年2月までの任期を残すのみ。都議選は今後の国政選挙にも影響する」とゲキ。集まった約8000人の郵便局長に対し「皆様と自民党は長い間の運命共同体だ。東京にいる知り合いに声をかけていただきたい」と“選挙運動”を行った。梶山氏の都議選への支援要請は最近の決まり文句だが、この日は選挙で“脅威”となる日本新党の細川代表のおひざ元での会合だけに、力が入っていた。《共同通信》

【社会党・山花委員長】併用制こだわらず

社会党は19日午後、当面の懸案について協議するため都内で都道府県本部代表者会議を開いた。山花委員長はあいさつの中で政治改革への対応について「各党の合意による、よりベターな型の選挙制度導入を含む改革の実現を目指すべきだと考える。そのためには併用制の修正、連用制、両立制など検討すべき提案が存在することを踏まえ、合意のための積極的検討と提案をしていく決意だ」と述べ、従来の小選挙区比例代表併用制にこだわらず、妥協案を具体的に検討、提案する考えを正式に表明した。

さらに、選挙制度改革を実現する上で「最終的には社会党委員長として私の責任と決断が大であると強く自覚している」と強調。最終的な「政治判断、決断」をする際の全党的な支持を要請した。代表者会議はこうした方針を満場一致で了承した。

山花氏はあいさつで自民党の一部などから出ている政治腐敗防止の優先処理論について「切り離し論や相打ち論を良しとしない」と明確に否定、あくまで今国会中に一括成立を目指す考えを強調した。同時に与野党合意に向けた宮沢首相の決断を求め、首相が「自らの政治責任を果たさぬ場合、国民の審判を求める重大な選択をする場合もあり得る」と衆院解散・総選挙を迫るケースにも言及した。

この後、党務報告をした赤松書記長は「月末にかけては、大胆な行動と決断によって政治改革の大義を貫き、国民と党の利益を守り抜く局面打開を図る決意だ」と述べた。

これらの方針が了承されたのを受け、山花氏は「地方から支持してもらい、国会議員団を説得する錦の御旗をもらったように思う」と述べ、議員間の完全な合意形成に全力を挙げる考えを示した。《共同通信》



5月19日のできごと