平成1516日目

平成5年3月3日(水)

1993/03/03

【福岡市地下鉄・空港線】博多〜福岡空港開業

全国で初めて地下鉄で空港と都市中心部を直結する福岡市営地下鉄の福岡空港―博多駅間(3.3キロ)が3日、開業した。九州の陸の玄関口、JR博多駅と5分、中心部の天神とも11分で結ばれることになり同空港利用者には一層便利になる。

同日朝、福岡空港駅ホームでは始発列車出発式が開かれ、テープカットの後、乗務員らに花束が渡された。午前5時46分、吉田博信博多管区駅長の笛の合図とともに花輪で飾り付けられた下り始発列車が出発した。

同区間の開業で同地下鉄は計画全線が完成。JRや地元私鉄を通じて佐賀県唐津市を含む福岡都市圏のレールによる交通網が確立した。航空会社の自動チェックイン機がJR博多駅に新設されるなど整備も進んでおり、九州北部の観光やビジネスに影響を与えそうだ。《共同通信》



【三菱・ディアマンテワゴン】発売

3月3日のできごと(何の日)
https://www.goo-net.com/

【CHAGE&ASKA】シングル「YAH YAH YAH/夢の番人」発売

【国会】「減税」打開めど立たず

国会は3日正午から焦点の大型減税問題をめぐり自民党と社会、公明、民社の3野党が幹事長・書記長会談を開き、こう着状態の打開に向けて折衝を勧めた。

自民党は、5日の予算案衆院通過を前提として「不況対策としての減税を行う」ことを表明した。しかし野党側は「所得税減税の実施が明記されていない」としてなお不満を示して持ち帰り、改めて回答することになった。

これに先立ち同日午前、4党による国対委員長会談や社公民3党の国対委員長会談、梶山自民党幹事長らの党四役会議が開かれた。また国会は午前の衆院予算委審議が行われないなど、衆院での審議空転が籠いた。

梶山幹事長は、不況対策を3月下旬から4月上旬にかけて取りまとめるに当たり、党首会談を検討していることも表明した。

午前の国対委員長会談では、自民党が2日夜に示した野党側要求に対する打開案をめぐって協議したが、国対委員長レベルでの打開は困難として、折衝を幹事長・書記長レベルに移し、減税について梶山幹事長が回答した。《共同通信》

【共産党・不破委員長】「政界再編は守旧派」

共産党の不破委員長は3日、党本部で開いた第9回中央委員会総会(九中総)で情勢報告し、与野党内での改革派集団の結成や新党論などの政界再編の動きについて「憲法9条見直しや日米安保条約の肯定など、既成政治の最も悪い面に同調する守旧派だ」と批判した。

不破氏は社会党の「創憲輪」や赤松書記長のコメ発言に対して「コメ自由化反対や改憲阻止など国民の要求を反映していた部分も清算しようとしている」と非難。その上で「わが党が既成政治の抜本的改革を目指す党であることを積極的に打ち出すことが重要だ」と協調した。

不破氏は政治改革について、企美・団体献金の禁止と現行中選挙区制での抜本的な衆院定数是正を改めて提唱。自民党の単純小選挙区制の法案要綱を「少数得票で多数議席を占めることを固定化するものだ」と批判するとともに、社公両党が小選挙区比例代表併用制を往に統一案づくりを進めていることに対しても「小選挙区制打破にとって弱点となる」と指摘した。《共同通信》

【政界談話室】

○…宮沢首相は3日、減税問題をめぐる野党側の審議ストップ戦術に「どういう理屈か分からない。どうしようもない」とぶつぶつ。自民党が衆院予算委員会を単独開会すると「今日はおひな様だから座っていればいいんだ。行儀よく座ればいいんです」と記者団に言い残し、大臣席で腕を組み、目をつむったまま野党を待ち続けた。しかし、浜田幸一氏が「総理、帰っていいんですよ。質問者がいないんだから、座っていると笑われる」と声を掛けたこともあって、“お内裏様役”を2時間ほどでそそくさと切り上げた。

○…この日昼、減税問題をめぐって国会内で開かれた与野党幹事長・書記長会談の冒頭、風邪気味という自民党の梶山幹事長に向かって社会党の赤松書記長が「梶山さんがしゃきっとしたら(国会は)大変なことになる」と先制パンチ。公明党の市川書記長が「減税をしたくなる薬を調合してもらったらどうですか」とたたみ掛けると、梶山氏は「おれはもう減量はしているんだ。あとは減税だけか」。「リップクリームでも塗って、リップサービスを」との米沢民社党書記長の茶々に「持ってるよ」と切り返すのがやっとだった。《共同通信》



3月3日のできごと