平成1486日目

平成5年2月1日(月)

1993/02/01

【カンボジア】戦闘激化

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国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)の報道官が1日明らかにしたところによると、プノンペン政権軍は先月29日からシュリムアップ、コンポントム、バタンバタン州など5州の8地域でポル・ポト派に対する大規模な攻撃を開始した。特にバタンバタン州ではポト派の最大拠点パイリンの20キロ以内まで政権軍が軍を進め、さらに攻撃を続けており緊張が高まっている。

一連の攻撃はUNTACが昨年3月にカンボジアに展開して以来最大規模のもので、UNTAC軍事部門のサンダーソン司令官は1日午後、UNTACと4派で構成する混成軍作業部会を開き、プノンペン政権軍に停戦違反の事実がないか事情を聴くとともに、今後の対策を話し合った。

報道官によると、政権軍はポト派に対してロケット弾や迫撃砲などで激しい攻撃を加え、また村民や帰還したばかりの難民を戦闘に駆り出しているという。これに対して、ポト派も応戦しているが、政権軍の動員規模や死傷者など詳しいことは分かっていない。《共同通信》



【プロ野球・巨人】ルーキー松井秀喜選手が快音

プロ野球は1日、待望のキャンプインを迎えた。長嶋監督の復帰で注目の集まる宮崎の巨人では、話題のルーキー松井(星陵高)が早くも快音を響かせた。

長嶋監督に強烈な印象を与えるのには十分な松井の初の打撃練習だった。右に左に4本のフェンス越え。素直に打ち返すうちに徐々にパワフルな打球が増えていった。怪物と言われた高校時代の実力の片りんを緊張のキャンプ初日に見せつけた。《共同通信》

【衆院予算委員会】小沢氏招致の可能性高まる

衆院予算委員会は1日、理事会を開き、野党側が強く求めている東京佐川急便事件をめくる証人喚問の扱いを協議した結果、今月15日からの第三週に三日間の日程で喚問を実施することで合意した。自民党は政治家以外の喚問は極力回避すべきだとの基本的姿勢のため、この合意により野党が要求する6人の喚間のうち、小沢元幹事長をはじめとする政治家の国会招致の可能性が強まった。

しかし、この日の折衝は、社会党が小沢氏、竹下元首相ら6人全員の喚問実現を確約するよう迫ったため物別れに終わり、2日午前の理事会に決着を持ち越した。《共同通信》

【政界談話室】

○…宮沢首相は1日、宮沢派長老の伊東正義元外相が政界引退を表明したことについて記者団に問われ「本当に残念。早く病気が良くなればいいが」と言葉少な。伊東氏は海部内閣の下で自民党政治改革本部長を務め、政治改革の鬼といわれた人。「本当に熱心でした」といまだにのしかかる政治改革の重みをかみしめるかのよう。伊東氏がポスト竹下の後継首相就任要請を断ったことに話題が及ぶと「そうなんだ。大変なものですね」と言いながらも今秋に自民党総裁任期切れを迎え、再選を狙う首相の思いはまた別。

○…社会党の村山国対委員長はこの日、減税問題について公明、民社両党との国対委員長会談に臨んだが、開口一番「党内整備ができていないから、なかなか進まない。思い思いに勝手なことを言いよるし」。赤字公債容認論をぶち上げた赤松書記長に頭が痛い様子で「うちも自民党の連鎖反応を起こしている」とぼやくことしきり。それでも収まらず党改革問題にも矛先を向け「何を改革するのかさっぱり分からない」と不満をぶちまけた。もっとも神崎公明党国対委員長から「あなたは守旧派か改革派か」と問われると「私はどっちにも入っていない」としどろもどろ。《共同通信》



2月1日のできごと