平成1430日目

平成4年12月7日(月)

1992/12/07

【竹下登元首相】「ほめ殺し」中止工作に関与せず

東京佐川急便事件の真相解明に向けた竹下登・元首相に対する証人喚問が、7日午前10時過ぎから約2時間、参院予算委員会(遠藤要委員長)で行われた。先月26日の衆院予算委員会での喚問に続くもので、各質問者は、昭和62年(1987年)の竹下政権誕生の際、右翼の街頭宣伝活動中止工作に暴力団が関与した「日本皇民党事件」に、故青木伊平・竹下氏秘書がかかわっていたとの金丸信・前自民党副総裁の証言をもとに、竹下氏の関与の有無などを改めてただした。

また、野党側は同氏の政治責任を追及した。これに対し、竹下氏は「青木秘書が(皇民党の街頭宣伝活動の中止)工作の中に入っていたとは信じられない(工作について青木秘書が)私に相談したことは一回もない」などと述べ、皇民党の「ほめ殺し」中止工作への青木秘書と自らの関与を強く否定。皇民党事件と自民党総裁への選出は「何らかかわりない」と強調し、議員を辞職する考えのないことを示した。

冒頭、遠藤委員長が約15分間、総括的に質問(尋問)したあと、井上裕(自民)、角田義一(社会)、北村哲男(同)、猪熊重二(公明)、長谷川清(民社)、上田耕一郎(共産)、池田治(連合参院)、下村泰(二院ク)、武田邦太郎(日本新)の各氏が質問に立った。

各質問者に対し、竹下氏は稲川会の故石井進・前会長が皇民党の街宣活動中止に介在したことについて、前回証言では、「昭和63年12月以降承知した」としていたが、この日の証言では、「(石井氏と金丸氏の会談があった)12月23日は(税制法案の採決に関連して、参院に)私の問責決議案が出ていた時なので、その後に知ったというのが正しいだろう」と述べ、石井—金丸会談の後であることを明らかにした。《読売新聞》



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【村野工高・安達智次郎投手】阪神入団決定

阪神がドラフト1位指名した兵庫県・村野工高の安達智次郎投手(18)の入団が7日、決まった。加納、佐野両スカウトが同日、神戸市内のホテルで本人、両親と村野工・田中監督を交えて入団交渉を行い、契約金8000万円、年俸600万円で仮契約した。

140キロ台の速球と落差のあるカーブで昨夏、今春と2度、甲子園に出場した左腕も、記者会見では「指名された時から入団は決めていたけど、やはりきょうは緊張した」と表情は硬かった。それでも抱負を聞かれると「球界に名前が残って目標とされるような選手になりたい」と目を輝かせていた。(金額は推定)《共同通信》

【自民党・金丸信前副総裁】転院

緑内障のため神奈川県小田原市立病院に入院していた金丸信・前自民党副総裁は7日、約3週間ぶりに退院、糖尿病などの治療のため、そのまま川崎市の病院に再入院した。

金丸氏は先月17日に右目、24日に左目の手術を受け、順調に回復。27日には衆院予算委の臨床尋問も行われた。

7日朝の回診で、右目の視力が0.1、左目も0.5まで戻り、感染症の危険もなくなったため、主治医の報告を受けた金丸氏の二男で秘書の信吾氏が金丸氏と相談した上、退院を決めた。《読売新聞》



12月7日のできごと