平成1427日目

平成4年12月4日(金)

1992/12/04

【三菱自動車京都・伊藤智仁投手】ヤクルト入団決定

ヤクルトがドラフト1位で指名した三菱自動車京都の伊藤智仁投手(22)の入団が4日、決まった。片岡取締役と羅本スカウトが京都市右京区の同社で野球部の高橋部長、郡監督を交えて第2回の交渉を行い、契約金が前回提示より2000万円増の1億2000万円、年俸が1000万円の条件で仮契約を結んだ。背番号は20。

片岡取締役は「ことしのナンバーワン投手ということで」と契約金上積みの理由を説明し、契約金、年俸ともヤクルト球団の新人の史上最高額であることを明かした。

即戦力として期待される伊藤は「早くプロで実績をつくって信頼される投手になりたい。村田兆治さん(元ロッテ)のように長く野球をやりたい」と、やや緊張した面持ちで話した。《共同通信》



【ポル・ポト派】停戦監視員6人解放

カンボジア中部コンポントム州でポル・ポト派により国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)の停戦監視員6人が人質となっていた事件で、UNTACスポークスマンは4日、全員が同午前10時40分(日本時間午後0時40分)解放されたと発表した。人質は全員元気で、現在コンポントム州のUNTAC本部に移送されている。健康診断などを受けたのち、同日中にヘリコプターでプノンペンへ移送される。《読売新聞》

【渡辺美智雄外相】コメ関税化「条件闘争もあり得る」

渡辺美智雄外相は4日の衆院外務委員会で、先に新多角的貿易交渉(ウルグアイ・ラウンド)で、「条件闘争もあり得る」と発言したことに関連して、「他人の言うことを聞く代わりに、私の言うことも聞いて下さい、というのが交渉だ。人の言うことを一切聞かないのでは交渉にならない」と述べ、交渉の成り行きによっては日本としても条件闘争に入らなければならなくなるとの見通しを改めて示した。五十嵐広三氏(社会)の質問に答えた。《読売新聞》

【宮沢喜一首相】竹下元首相議員辞職の必要なし

宮沢首相は4日午後の参院予算委員会で、1987年の竹下政権発足時に暴力団が関与したとされる皇民党事件について「竹下氏は全く自分の知らないところである種の出来事が起こった。このことを(首相在任中の)88年になって知ったのだと思う。これで竹下氏に責任があるとか、職を辞さなければならないということではない」と述べ、竹下氏が議員辞職する必要はないと明言した。

また首相は内閣改造・自民党役員人事について「(現在は)補正予算の成立と執行に全力を注いでいる」と強調、直接の言及は避けながらも、補正成立後の改造人事に意欲を示した。《共同通信》

【自民党・森喜朗政調会長】地検に回答書

自民党の都政調会長は4日、日本皇民党事件の解決に森氏が関与したことの有無などの事実関係をただした東京地検の質問書に対し、同事件への関与を全面的に否定する回答書を弁護士を通じて提出した。

この中で、森氏は、東京佐川急便事件の公判で、皇民党事件の解決に同氏が関与したとの内容の検事調書が朗読されたことについて、地検がどう名誉回復を図るかなどをただしている。しかし、回答書が受理されたことで名誉回復はある程度図られたとしており、同調書をめぐる自民党と検察の対立は、事実上決着した。

森氏は、公判で朗読された検事調書の中で、皇民党元総裁らと会談、竹下内閣発足に先だって「ほめ殺し」事件の解決を依頼したなどと実名入りで出ていることに強く反発、名誉回復のため地検の取り調べに応じる用意があるとの要望書を出していた。東京地検の質問「書は、事情聴取に代わるものとして出され、森氏が回答書を提出したもの。《読売新聞》

【米・ブッシュ大統領】ソマリア派兵は人道目的

プッシュ米大統領は4日午後0時半(日本時間5日午前2時半)から全国向けテレビ演説を行い、飢餓に見舞われた東アフリカ・ソマリアでの人道援助物資輸送確保のため、米軍の派遣を命じた、と発表した。

演説の中でブッシュ大統領はチェイニー国防長官にすでに派兵を指示したことを明らかにし、このままでは今後数か月で150万人が戦死する恐れがあり、「ソマリアの人々はアメリカの助けを必要としている」と述べ、国民に、「希望回復作戦」と命名された今回の派兵への理解を求めた。《読売新聞》



12月4日のできごと