平成1380日目

平成4年10月18日(日)

1992/10/18

【自民党竹下派】金丸前会長の後継者選びが激化

派内抗争の続く自民党竹下派は18日午後7時前から、東京・平河町の派閥事務所で小沢会長代行、小渕、橋本両副会長ら8人の首脳による最高幹部会を開き、21日をめどにした後継会長選出の協議に着手した。この結果、新会長の条件として(1)派内を円満にまとめる(2)21世紀を見据えた政策を推進できる–の2点を確認。また、あくまで話し合いで人選を進めることや、金丸会長(前副総裁)の5億円献金事件の反省に立って、派として政治改革を推進することを整えることなど、6項目で合意した。

しかし、具体的な会長名を挙げての人選にまで至らなかった。小渕氏を推す反小沢系と小沢氏自身が出馬に意欲をみせる小沢系は双方とも、和戦両様の構えで激しい多数派工作を続けており、抗争激化も予想され、21日までに新体制が発足するかどうかは微妙な情勢だ。《共同通信》



【プロ野球日本シリーズ第2戦】西武2−0ヤクルト

1992年プロ野球日本シリーズ第2戦は18日、肌寒い曇り空の神宮球場に約3万6000人の観衆を集めて行われ、西武が2−0でヤクルトを下し、対戦成績を1勝1敗とした。

郭、荒木の両先発投手の好投で前半は両軍とも無得点。しかし、西武は六回一死一塁から主砲清原が左中間へ1号2ラン(日本シリーズ通算7本目)を放った。六回まで1安打の郭は七回、ハウエルの打球を右手に当てて降板したが、その後、潮崎が2安打に抑えた。《共同通信》

【社会党】左派「田辺氏は退陣を」

社会党内最左派グループの「党建設研究全国連絡協議会」は18日、都内で第6回総会を開き、田辺執行部の佐川急便事件に対する追求姿勢を「国民の期待からかけ離れてしまった」と批判する緊急提言を決めた。この中で「速やかに臨時党大会を開き、国民の期待にこたえて闘える執行部の体制を確立すべきだ」と暗に田辺委員長の退陣を要求、さらに土井前委員長の“再登板”に期待を表明している。

提言は、社会党が新潟県知事選で独自候補を擁立しなかったことや、厳しい政治状況の中、山花書記長が自民、公明、民社各党の幹事長・書記長と外遊したことを厳しく批判。その上で「返り血を浴びることがあっても、ひるむことなく巨悪の徹底解明に全力を挙げる」ことを求めた。《共同通信》

【中国共産党第14回大会】閉幕

中国共産党第14回大会は18日夕、新中央委員を選出して閉幕したが、中央委員及び同候補委員には第13回大会に引き続き、経済建設の第一線の現場で実績と経験を積んでいる地方指導者と中央のテクノクラート型の幹部が多数登用され、改革・開放加速体制が一段と強化された。

また、「第二の中央委」とまで言われ、保守派長老の牙城となっていた中央顧問委員会が正式に廃止されたことは、中央委の世代交代と相まって改革派の優位を増強するもので、全体として最高実力者、鄧小平氏の描いた後継体制の構想を色濃く反映した大会結果となった。《読売新聞》

【日本人留学生射殺事件】現地警察、容疑者を釈放

アメリカ・ルイジアナ州で日本人留学生服部剛丈君(16)(愛知県立旭丘高校二年)がハロウィンパーティーの訪問先を間違え、住人に殺された事件で、地元のバトンルージュ警察は19日までに、射殺した男を釈放したと発表した。来月3日に開かれる予定の大陪審までの暫定措置。これに対し、ニューオーリンズ総領事館の浜田泰弘総領事は、エドワード州知事に「日本政府はこの事件に重大な関心を払っている」と申し入れることを決めた。

同警察によると、服部君を撃ったのは31歳の会社員で、事件後、いったん警察に拘束され取り調べを受けたが、事件翌日の18日朝、釈放された。また、服部君のホームステイ先の高校生で、現場に一緒に行ったウェブ・ヘイメーカー君(16)は、「二人とも会社員宅の裏庭には入っていない」と、これまでの加害者側の説明を否定した。

ヘイメーカー君によると、玄関をノックしたが、応答がなかったため、ガレージのドアをノックすると、女性がドアを開け、驚いたようにすぐ閉じた。外にいると短銃を持った男性が出てきて、「動くな」と言った。自分は立ち止まったが、服部君は「パーティーはどこ」と言いながら近づいて行ったところ、撃たれた。服部君は白のタキシード姿、ヘイメーカー君も普通の服装だったという。《読売新聞》



10月18日のできごと