平成1275日目

平成4年7月5日(日)

1992/07/05

【ウィンブルドンテニス男子】アンドレ・アガシ選手が初優勝

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テニスの第106回ウィンブルドン選手権第12日は5日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで男子シングルス決勝を行い、第12シードのアンドレ・アガシ(米国)が第8シードのゴラン・イワニセビッチ(クロアチア)を6−7、6−4、6−4、1−6、6−4で破り初優勝、賞金26万5000ポンド(約6460万円)を獲得した。アガシは四大大会の決勝4度目の進出で初制覇。《共同通信》



【F1・フランスGP】ナイジェル・マンセル選手が今季6勝目

自動車レースのフォーミュラーワン(F1)シリーズ第八戦、フランス・グランプリ(GP)決勝は5日、マニクール・サーキット(69周=1周4.271キロ)で行われ、ウィリアムズ・ルノーのナイジェル・マンセル(英)が、1時間38分8秒459で優勝、第五戦に続いて今季6勝目を挙げた。レースは雨のため、20周目に約8分の中断もあり、再スタート後72周から69周に短縮された。

2位は46秒447差で同じくウィリアムズ・ルノーのリカルド・パトレーゼ(イタリア)が入った。日本勢は片山右京(ベンチュリ・ランボルギーニ)が49周で、鈴木亜久里(フットワーク無限)が20周で、いずれもリタイアした。《読売新聞》

【大相撲名古屋場所初日】貴花田、霧島に快勝

大相撲名古屋場所初日(5日・愛知県体育館)三役に返り咲いた貴花田は、休場明けで大関カド番の霧島をタイミングのいい上手投げで破ったが、若花田は水戸泉に5連敗。小錦は巨体を生かして新小結巴富士の挑戦を退けた。安芸ノ島は大翔山に完勝、琴錦はいいところなく栃乃和歌に敗れ、関脇が明暗を分けた。元学生横綱で新十両の肥後ノ海は白星。《読売新聞》

【宮沢喜一首相】加、独、伊首脳と会談

宮沢首相は5日、マルルーニー加首相、コール独首相、アマート伊首相と相次いで会談した。一連の会談で、宮沢首相は、焦点の北方領土問題について、わが国の立場に理解を求めたのに対し、カナダは全面的な理解を示したものの、ドイツ、イタリアは一定の理解を示すにとどまった。

日加脳会談はロンドンで行われ、北方領土問題について、マルルーニー首相は、最近、エリツィン・ロシア大統領と会った際、「日本もロシアの改革成功に関心がある。改革成功のためにも、北方領土問題の解決が重要だ」と強調したことを明らかにした。また、日本の国連安保理常任理事国入りについては、今後とも支持していく考えを示した。

ミュンヘンでの日独首脳会談で、コール首相は、北方領土問題について、「基本的に日本の立場を理解しつつ、対処していきたい」と述べた。マクロ経済では、宮沢首相が、秋に大型補正予算を編成する考えを説明した。

これに続く日伊首脳会談では、アマート首相は「(北方領土問題は)解決の必要性をロシア側に理解させることが重要だ」と述べながら、「そのためにも、ロシアとの協力関係緊密化が合理的解決を可能にする」とし、対旧ソ連邦諸国(NIS)支援も同時に積極的に行うべきだとの考えを示した。《読売新聞》

【近江俊郎さん】死去

「湯の町エレジー」などのヒット曲で知られる歌手の近江俊郎さんが5日午後7時5分、肝不全のため東京都港区の病院で亡くなった。73歳だった。

近江さんは昭和11年、武蔵野音楽学校(現武蔵野音大)を中退し、17歳で歌手としてデビュー。何度も芸名を変え、陸軍の軍属として全国の軍需工場を行脚するなど下積み生活が続いたが、戦後、「悲しき竹笛」「山小舎の灯」のヒットで流行歌手に。

23年には、故古賀政男氏が作曲した「湯の町エレジー」で一世を風靡し、歌手として不動の地位を築いた。「別れの磯千鳥」などのヒット曲でも親しまれ、300種類を超すレコードを出している。

一方、30年代には映画監督としても活躍。「新日本珍道中」や「坊ちゃんシリーズ」など喜劇を中心に約50本を製作、自らも主演をこなしたほか、“近江学校”としてデビュー間もない高島忠夫さん、大空真弓さんらを世に送りだした。

芸能生活40周年を迎えた51年に歌手を引退した後も映画会社の役員をするかたわら、テレビの歌番組の司会をつとめるなど、茶の間の人気を得ていた。

平成2年7月、前立腺シュヨウ摘出のため入院。その後、回復し、テレビ番組でガンだったことを明らかにした。今年4月には肝臓付近のシュヨウを摘出、いったんは退院したものの、先月27日、体の不調を訴えて再び入院していた。《読売新聞》



7月5日のできごと