平成1115日目

平成30年1月27日(月)

1992/01/27

【民社党・大内啓伍委員長】政界再編「自民の一部も視野」

民社党の大内委員長は27日、友愛会議総会であいさつし、「共和」汚職事件などで波乱含みの通常国会はじめ今後の政局見通しについて、「これから厳しい政局に入る。日本の政治は明日が分からない。自民党一党支配に代わる新しい政治勢力の結集が必要だ」と述べ、政局流動化をにらんで、社会民主主義勢力だけでなく自民党の一部も含めた新勢力による政権交代の必要性を強調した。

これは、芦田甚之助同会議長が「単なる数合わせでは、政権可能な政治勢力の形成にはならない。明確な理念と政策の一致が理念となる」と主張したのに呼応した形で述べたものだ。

大内委員長は「政治理念と政策で民社党を除外して考えることはできず、民社党が新政治勢力結集の重要な中核にならなければならない。国民と国家の利益を守る健全な勢力として、自民党と本当に政策で勝負できるのは民社党だけだ」などと存在意義をアピールした。《読売新聞》



【渡辺美智雄外相】ロシア・コズイレフ外相と会談

渡辺外相とコズイレフ外相との初の日本・ロシア外相会談が1月27日昼、モスクワのロシア外務省別館で約1時間半行われた。

渡辺外相が「3月下旬に訪日し、エリツィン大統領訪日の日程を含めて話し合いたい」と要請したのに対し、コズイレフ外相は「原則としてその時期はお受けできる。具体的時期については近日中に確認したい」と述べ、ロシア外相の3月来日実現で合意した。《共同通信》

【宮沢喜一首相】韓国の学生が表敬訪問

宮沢首相は27日朝、外国青少年エッセー・コンテストに入賞した金京姫さんら韓国の大学生、大学院生20人の訪問を受けた。中旬の訪韓以来、従軍慰安婦問題など「過去の歴史」に頭を悩ませている首相だが、この日は「(日本の)ありのままを見て、1人でも多くの日本人と仲良くなってほしい」と未来志向のあいさつ。

「若い時の経験が後の人生に大きな影響を与える」というのが持論の首相は記者団にも「彼らが黙って日本を見て、何かを得るでしょう」と、若い世代が築く日韓関係の将来に思いをはせていた。《共同通信》

【宮沢喜一首相】ノルウェー・ブルントラント首相と会談

宮沢首相は27日夕、ノルウェーのブルントラント首相と首相官邸で1時間15分間会談した。

ブルントラント首相が、31日にニューヨークで開催される国連安保理首脳会議に関連し、「国連事務総長、安保理の権威を強化する必要がある。紛争防止に国連がより大きな役割を果たすべきだ」との考えを表明。

宮沢首相は①軍事費の削減、いわゆる平和の配当が、国内的にあるだけではなく、第三世界にもなければならない②国連平和維持活動(PKO)を含め、国連の役割、責任は今後大きくなるが、国連の権威を高めるため、事務総長に情報をより早くインプットすることや財政面などいくつかの改善が必要だ―と指摘、国連の機能強化が必要との認識で一致した。《読売新聞》



1月27日のできごと