平成1114日目

平成4年1月26日(日)

1992/01/26

【大相撲初場所千秋楽】貴花田(19歳)史上最年少で優勝

大相撲初場所千秋楽(26日・両国国技館)貴花田が苦手の三杉里を寄り切って1敗を守り、史上初の十代優勝を自力で決めた。初土俵から24場所目での優勝は、幕下付け出し力士を除くと、年6場所制では1位のスピード記録。藤島部屋からは昭和57年の部屋創設以来初の優勝力士。藤島勢の幕内、十両同一部屋優勝は昭和50年名古屋場所の二所ノ関部屋(金剛、天竜)以来。関脇貴闘力は負け越した。

曙は13勝、小錦は12勝したが、霧島は8勝止まり。三賞はいずれもダブル受賞で、延べ6人受賞は史上最多。貴花田は三賞すべてを獲得した。

平成元年の九州場所11日目からの「満員御礼」はちょうど200日となった。《読売新聞》

やんちゃ坊主の二男坊、光司が父親を「親方」、母親を「おかみさん」と呼ぶようになったのは、昭和63年2月21日のことだ。小学生のときにわんぱく相撲で活躍し、明大付中野中で相撲部にいた光司は兄の勝とともに、藤島部屋の三階にある子供部屋から、二階の大部屋に移った。

「相撲のことばかり考えて勉強できなかったし、相撲をやりたかった」。同じ屋根の下にいても、これからは親子ではない。師匠と弟子だ。

父が人気大関だった貴ノ花、伯父が二子山理事長(元横綱若乃花)、そして兄弟一緒にお相撲さんに。格好の話題とあって、マスコミの取材攻勢が始まった。

3月の春場所初土俵。シコ名は貴花田。けいこ場で一も、場所入りしても、常にカメラ、人の目がある。中学時代は明るかったそうだが、笑った写真がなかなか撮れない、とカメラマンを嘆かせたことも。

出世は順調。兄の若花田を「2人しかいない仲間と思って」黙々とけいこに励んだ。平成元年秋場所で2度目の幕下全勝優勝を飾り、翌場所は17歳2か月の史上最年少十両に。以後、昇進記録を次々と書き換えていく。当時、理事長は「足腰は父親、腕力はオレ似。これだけ騒がれていい相撲を取る。オレ以上の根性をしている。将来恐ろしいものになる」。

貫花田フィーバーが一段と過熱したのは昨年春場所。初日から7連勝して、優勝争いのトップに立った。この場所は上位の壁に阻まれたが、最年少三賞を獲得。そして夏場所初日、ファンが待ち望んでいた千代の富士戦で初金星。「小さな大横綱」は二日後に引退した。新三役で11勝した名古屋場所では、テレビのワイドショー番組に夜間、宿舎で“突撃取材”されたこともあった。

19歳といえば、世間では親のスネをかじっている年ごろ。遊びたい盛りだが、貴花田には周囲の目があり、自由がない。自己主張できる場所は直径15尺(4.55メートル)の土俵の上だけかも知れない。

今場所は、体調を崩して2場所負け越した後の初優勝。精神的にも一回り大きくなって、タカがはばたいた。《読売新聞》



【大阪国際女子マラソン】小鴨由水選手が優勝

バルセロナ五輪代表選手選考会を兼ねた大阪国際女子マラソンは26日、大阪市の長居陸上競技場を発着点とする42.195キロのコースに外国招待選手11人を含む304人が参加して行われ、マラソン初挑戦の小鴨由水選手(ダイハツ)が2時間26分26秒で優勝し、同じく初挑戦の松野明美選手(ニコニコドー)が2時間27分2秒で2位に入った。《共同通信》

【全豪テニス】ジム・クーリア選手が初優勝

テニスの全豪オープン最終日は26日、メルボルンのナショナル・テニスセンターで行われ、男子シングルス決勝はジム・クーリア(米)が第一シードのステファン・エドベリ(スウェーデン)を6-3、3-6、6-4、6-2で破り初優勝、賞金27万ドル(約3420万円)を獲得した。

クーリアの四大大会性はは昨年の全仏オープン以来2大会目で、全豪は今回3度目の挑戦で、初の栄冠を手にした。敗れたエドベリは5年ぶりのタイトルを逃した。

21歳のクーリアは得意の強力なサーブとストロークを武器に第一セットを先取。第二セットはエドベリに取られたものの、エドベリの再三のダブルフォルトにも助けられてポイントを重ね、2時間53分の試合をものにした。《読売新聞》

【自民党・浜田幸一氏】佐川の資金「自社公民に」

自民党の浜田幸一広報委員長は26日、テレビ朝日の番組に出演し、「東京佐川急便」の巨額債務保証問題に絡んで政界に多額の資金が流れたとされる点に触れ、「(自民党の各)派閥の領袖に想像できないような政治献金が行われていると伝えられている。例えば三塚(博・元政調会長)君に8億円とか」と述べた。

「与野党、自民党から社会党、公明党、民社党、全部が困惑する問題が(「共和」汚職事件が終わった後に)起こる」とも語り、「東京佐川急便」からは自民党へだけでなく、社会、公明、民社党へも政治資金が渡っているとの見方を示した。

さらに、「宮沢首相は辞めるか解散して(衆参)同日選挙で国民に信を問うしかない」と強調した。《読売新聞》



1月26日のできごと