平成687日目
1990/11/25
この日のできごと(何の日)
【大相撲九州場所】千秋楽
大相撲九州場所千秋楽(25日・福岡国際センター)前日(24日)優勝を決めた千代の富士は雑な取り口で大乃国のすくい投げに敗れ13勝2敗。5場所ぶり出場の大乃国は10勝5敗と勝ち星を2けたに乗せた。旭富士は北勝海にすくい投げで勝ち、12勝3敗。北勝海は昭和62年名古屋場所に横綱に昇進してから初めての9勝どまり。
三賞選考委員会は千秋楽の25日、福岡国際センター内記者クラブで開かれ、殊勲賞に琴錦、安芸ノ島、敢闘賞に曙、技能賞に琴錦を選出した。
琴錦は4場所連続の三賞受賞で殊勲賞は3回目、技能賞は初めて。安芸ノ島は通算8回目で殊勲賞は4回目の受賞。幕内2場所連続の曙は琴錦、花田兄弟らを倒しての9勝が評価され初の三賞となった。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【競馬・ジャパンカップ】
競馬の国際レース、第10回ジャパンカップは25日、約16万8000人の観衆が詰め掛けた東京競馬場の2400メートル芝コースに15頭が出走して争われ、単勝二番人気の豪州馬ベタールースンアップ(クラーク騎乗)がゴール前の競り合いを制し、優勝賞金1億1000万円を獲得した。
豪州馬のジャパンカップ制覇は初めて。2着は頭差で九番人気のオード(フランス)が入り日本馬はホワイトストーンの4着が最高。《共同通信》
【プロ野球・ダイエー】村松有人選手にあいさつ
24日のドラフト会議で星稜高の村松有人選手を6位指名した福岡ダイエーホークスの鈴木正スカウトら3人が25日午前、金沢市の星稜高を訪れ、村松選手と父の建樹さん(43)に指名のあいさつをし、山下智茂監督から入団交渉の許可を得た。
鈴木正スカウトらは「湯上谷、村田の両先輩もおり安心して来てほしい。ドーム球場の完成時にはレギュラーで、いてほしい」と期待を込め、村松選手も「プロは一年契約の厳しい世界。力を発揮できるよう頑張ります」と入団への強い意志を示した。
村松選手は「かなり緊張した」といいながらも「やっとプロに行くんだという実感が沸いてきた」と希望に胸を膨らませた。今週中には具体的な契約交渉に入る予定である。《北國新聞》
【米・スコウクロフト大統領補佐官】開戦威嚇で戦争回避
スコウクロフト米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は25日、米ABCテレビのインタビュー番組で、米国が今週中に国連安保理に対イラク軍事力行使に関する決議案を提出しようとしていることについて「フセイン・イラク大統領に対して開戦の見通しを突き付ければ、戦争回避の最大の可能性が生まれるというのが私の判断だ」と述べ、対イラク威嚇の強化によってイラクのクウェート撤兵実現を図る方針を示した。
補佐官は決議案に軍事力の行使という表現が盛り込まれるかどうかについては「表現を含めて現在関連諸国と協議中だが、これまでの10本の安保理決議を強化するために必要な措置を取るとの表現になろう」と指摘した。補佐官によれば、必要な措置とは軍事力の行使を指す。
またブッシュ大統領がサウシアラビア訪問中にイラクが核兵器を保有することへの懸念を表明したことについて、スコウクロフト補佐官は「対イラク経済制裁を1年、2年と長期間続けようという主張に対する反論だ。制裁が長期化すればイラクが核兵器を保有する可能性が生まれ、紛争の性格が根本的に変わってくる」と説明した。《共同通信》