1990 平成2年10月13日(土)のできごと(何の日)

平成644日目

平成2年10月13日(土)

1990/10/13

【ロッテ・村田兆治投手】有終の美

西武0−4ロッテ◇13日◇川崎

今季限りでの引退を表明しているロッテの村田兆治投手(40)は13日、川崎球場で行われた西武最終戦に先発、五回降雨コールドゲームながら完封で公式戦最後の登板を飾った。

村田は今季10勝目(8敗2セーブ)を挙げ、杉下茂と並ぶ歴代15位タイの通算215勝(177敗)で23年間の投手生活を終えた。40歳代の投手としては1949年に若林忠志(阪神)が41歳で15勝を挙げて以来、41年ぶりの二けた勝利という快記録も残した。

村田は西武打線を5回、4安打散発、無失点に抑えた。五回終了後、雨が激しくなり、試合はコールドゲーム。4−0でロッテが勝った。

試合終了後、同投手はマウンド上から2万2000人の観客に引退のあいさつをし、別れを告げた。シーズン終了後に正式に退団、今後は野球解説者に転身する予定。《共同通信》


今季限りで引退するプロ野球ロッテ・オリオンズの村田兆治投手(40)が13日、川崎球場で行われた西武戦で公式戦最後のマウンドに立ち「真っ向勝負」を追求し続けた23年間の現役生活を締めくくった。

マサカリ投法の見納めとあって、降雨にもかかわらず、2万2000人のファンが詰め掛け、全力投球に徹した個性派エースとの別れを惜しんだ。

西武の清原選手が、引退する大投手に敬意を表しながら打席に入った。一回表、ヘルメットのひさしに手をやってマウンド上に一礼。同じように礼を返した村田投手は、三球続けて速球を投げ込み、左翼フライに打ち取った。

「スピードボールが投げられなくなったから…」。これが、引退の理由だった。だが、スコアボードの球速表示は、この日も最高時速145キロを記録していた。四十歳代の投手としては41年ぶりというシーズン10勝の快記録も生まれた。

目頭を抑えてファンに別れのあいさつ。「喜びも悲しみも、このマウンドの上にありました。挫折を乗り越えて23年も投げて来られたのは、みなさまのおかげです」と感謝の気持ちを示し、最後に「さようなら」。
「兆治 夢と希望と感動をありがとう」の垂れ幕を掲げたスタンドの観客は、いつまでも立ち去らない。武骨に、ひたむきに生きた村田投手ならではのフィナーレ。金田監督でさえ「不器用なやつが、精いっぱい投げ抜きよった」と目を真っ赤にして泣いていた。《共同通信》




【中日・落合博満内野手】史上初、両リーグでの本塁打王獲得

プロ野球セ・リーグは13日、横浜球場での大洋ー広島最終戦で今季の公式戦全日程を終了した。

優勝はプロ野球史上最も早く決めた巨人で、リーグ制覇は2年連続26度目。2位は史上最多の22ゲームの大差をつけられた広島で、勝率5割8厘は2位チームの勝率としては1967年の西鉄と並ぶワースト記録。3位には須藤新監督の大洋が入り、以下4位中日、5位ヤクルト、最下位は阪神だった。

個人タイトルの打撃部門では、パチョレック(大洋)が打率3割2分6厘で初の首位打者。本塁打、打点の2部門は落合(中日)が34本、102打点で制した。

落合はパ・リーグのロッテで3度本塁打王を獲得しているが、セでは初めてで、史上初の両リーグにわたるホームランキングとなった。《共同通信》

【社民連・江田五月代表】社会民主党の結成を

社民連は13日午後、長野県富士見町で全国代表者会議を開き、あいさつに立った江田代表は「生活者の政権を目指す新しい政党を結成する時が来ている」として野党各党に対し「社会民主党」(仮称)の結成を呼び掛けた。

同時に江田代表は「私たち社民連は、そのために自らの存亡をかけて行動する」と述ベ、社民連の解党も念頭に新党結成に努力する強い決意を表明。「今、変革の時が来た」「めざす社会」「道筋—政治の復権」の三章から成る新党網領草案を発表した。

江田氏は空中分解した「四党連合政権構想」に触れ「野党の結集は“絵空事”と言われても反論できない惨状」との認識を表明。「状況の認識や、目指す理想を同じくする者が過去のいきさつを乗り越えて大きく腕を組み、新しい多数を作らなければならない。時が来ている」と述べ、社会、公明、民社、連合参議院、沖縄社会大衆党、さらに連合や「広く政治を変える決意の無党派市民」に新党への結集を呼び掛けた。

新党綱領草案の中では社会民主党について「政権を目指す政党」と位置付けるとともに「21世紀に至る1990年代の早いうちに政権を担当する」との目標を掲げた。

個別の政策課題では、日米安保条約について「日米関係への新しいつなぎ役として存続を認め、活用を図る必要がある」と容認の考えを打ち出した。自衛隊についても「領空・領海の領土保全のためだけの実力組織を一定限度保持することが可能」と、認知する方針を表明した。

また日本が国際的責任を果たしていく上で、国連の機能回復への貢献が必要と強調した。《共同通信》




10月13日のできごと

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