平成582日目

平成2年8月12日(日)

1990/08/12

【ゴルフ・岡本綾子選手】海外通算17勝目

欧州女子プロゴルフツアーのルフトハンザ・ドイツ・オープンは12日、ミュンヘン郊外のベルトゼー・ゴルフクラブ(パー72)で最終ラウンドが行われ、首位に5打差の4位でスタートした岡本綾子は6バーディー、1ボギーの67をマーク。通算14アンダーの274で並んだシンディ・ラリック(米国)、ローレット・マリッツ(南アフリカ)とのプレーオフに勝ち、優勝した。

欧州での優勝は米ツアーに組み込まれていた1984年の全英女子オープンに続いて2度目。今季は5月に米ツアーで1勝しており、これが2勝目。海外での優勝は通算17勝となった。《共同通信》




【日航ジャンボ機墜落事故】発生から5年

乗客乗員520人が犠牲になった日航ジャンボ機墜落事故から満5年を迎えた12日、群馬県上野村の御巣鷹の尾根には朝から、慰霊登山の遺族の列が続いた。午後1時からは5周年の追悼慰霊式がふもとの「慰霊の園」で行われ、遺族は関係者の刑事責任追及が不発のまま時効を迎えた悔しさを胸に、悲しみを新たにした。

この日の御巣鷹の尾根は、雲の間から時折、真夏の日差しが照りつける天気。もやの残る午前7時ごろから102家族、334人の遺族が前日までの雨でぬかるんだ山道を次々と登り、遺体が発見された場所に建てられた墓標に手を合わせた。《共同通信》

【広島・佐々岡真司投手】17SPでストップ

広島の佐々岡真司投手(22)は12日、広島球場で行われた阪神20回戦で救援に失敗し、連続試合セーブポイントのプロ野球記録は「17」でストップした。

同投手はこの試合、4-1とリードの八回から先発・北別府をリリーフしたが、コントロールに苦しみ二死二、三塁からパリッシュに右へ2点二塁打され、さらに田尾の中前適時打で同点とされた後、八木に左越え2点本塁打を喫し5点を失い、1回でKOされた。

佐々岡は、5月27日のヤクルト6回戦(新潟)で勝ち投手になって以来記録を伸ばし続け、7月18日の巨人15回戦(東京ドーム)で史上5人目の12試合連続セーブポイントのプロ野球タイ記録をマークし、7月31日の大洋16回戦(平塚)で新記録を樹立した。その後10日の阪神戦でのセーブで17試合連続となっていた。《共同通信》

【海部俊樹首相】「コメ輸入に踏み切る考えはない」

非公式に来日しているヤイター米農務長官は12日午前、首相官邸に海部首相を訪ね約30分会談し、関税貿易一般協定(ガット)の新多角的貿易交渉(ウルグアイ・ラウンド)の大きな焦点となっている日本のコメ市場開放問題を中心に意見交換した。

この中でヤイター長官は、直接的な形では「コメ輸入自由化」を求めなかったものの「日本の中で象徴となっている問題の解決」との表現で、ウルグアイ・ラウンドの年内決着に向け、日本側がコメ問題で譲歩するよう努力を求めた。

これに対し首相は食料安全保障の重要性や食料輸入大国である日本の立場を説明し、コメ輸入に踏み切る考えのないことを改めて強調、米側の理解を求めるにとどまり、話し合いはすれ違った。《共同通信》

【パキスタン・ブット女史】政権復帰に意欲

パキスタン首相を6日に解任されたベナジル・ブット女史は12日、カラチの自宅で共同通信などとの会見に応じた。

このなかで女史は、10月24日に予定されている総選挙では「不当な措置に関して、国民に公正な判断を仰ぎたいが、(政権を獲得した一昨年11月の)前回総選挙以上の結果が得られると期待している」と政権奪回に自信を示した。

女史は「5年の任期を国民によって付与されていた政府を解任した」カーン大統領の措置は不当であると強く非難。解任の理由とされた汚職など腐敗については「これまで一件も立証されておらず、そのような容疑は存在しない」と否定した。

ブット女史はまた「私はパキスタンの21世紀のために自由や基本的人権の保障、科学技術の導入などを進めようとし、その一歩を踏み出したばかりだった」と述べ、過去20カ月間の内政、外交の実績を挙げ、政権復帰に強い意欲をみせた。

しかし、政権担当上、障害となった点として①政府の能力不足②カーン大統領との関係が良好でなかった③野党やパンジャブ州など地方政府と多くの妥協をする必要があったーなどを挙げた。《共同通信》




8月12日のできごと